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    【甲子園】平成以降、夏の甲子園でノーヒットノーランを達成した2人

    【高校野球】

    野球が大好きで野球の魅力を伝えたいけんにぃです。

    投手の目標であり続けるノーヒットノーラン。

    ノーヒットノーランとは

    9イニングを完投し、かつ1本のヒットも打たれずに勝利投手になることを言います。

    平成以降、夏の甲子園大会でノーヒットノーランを達成した投手はわずかに2人しかいません。

    しかもそれは同じ年に達成されています。

    では見ていきましょう。

    平成以降夏の甲子園でノーヒットノーランを同じ年に達成した2人

    杉内俊哉【鹿児島実業高校】

    1998年 平成10年
    第80回全国高校野球選手権記念大会8月11日 対八戸工大一 1回戦スコア 4対0奪三振16 四死球1許したランナー 四死球の1人のみ

    この大会での戦績
    続く2回戦で松坂大輔擁する横浜高校に6-0で敗退

    高校時代は最速137kmの直球とドロップのような大きく縦に曲がるカーブを武器に16個もの三振を積み上げ、危なげなくノーヒットノーランを達成しています。

    この試合をリアルタイムで見ていましたが、素晴らしいピッチングで高校生相手には簡単に打てないなと感じましたが、プロ入り後にここまで活躍する投手になるとは思っていませんでした。

    常に冷静なマウンド裁きとは逆に、負けず嫌いで負けん気の強さが杉内投手を沢村賞も受賞する球界を代表する投手に押し上げたのではないでしょうか。

    • プロ入りまでのキャリア

    鹿児島実業高校⇒三菱重工長崎
    ⇒2001年ドラフト3位でダイエー入団

    • プロ入り後の成績

    通算 登板316 142勝77敗 21完封 2156奪三振 防御率2.95

    • 獲得タイトル
    • 最多勝利:1回 (2005年)
    • 最優秀防御率:1回 (2005年)
    • 最多奪三振:3回 (2008年、2009年、2012年)
    • 最高勝率:3回 (2009年、2010年、2012年)
    • 主な表彰
    • 沢村栄治賞:1回 (2005年)
    • 最優秀選手:1回 (2005年)
    • ベストナイン:1回 (2005年)
    • 最優秀バッテリー賞:1回 (2010年 捕手:田上秀則)
    • 最優秀投手:2回 (2009年、2010年)
    • 日本シリーズMVP:1回 (2003年)
    • NPB連盟表彰:1回(2012年ノーヒットノーランに対して)
    • 日本シリーズ優秀選手賞:1回 (2011年)
    • セ・パ交流戦MVP:1回 (2009年)
    • セ・パ交流戦優秀選手:1回(2012年)
    • 月間MVP:9回
    • 代表歴
    • 2000年シドニーオリンピックの野球競技・日本代表
    • 2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
    • 2008年北京オリンピックの野球競技・日本代表
    • 2009 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
    • 2013 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表

    全盛期には球界最高の左腕と言われ沢村賞も受賞しており、下半身の粘りが素晴らしく糸を引くようなボールは美しい軌道で野球ファンを熱狂させてくれました。

    晩年は股関節の怪我に苦しみ惜しまれながら2015年に引退しています。

    松坂大輔【横浜高校】

    1998年 平成10年
    第80回全国高校野球選手権記念大会8月22日 対京都成章 決勝戦スコア 3対0奪三振11 四死球3許したランナー四死球3と振り逃げ

    この大会での戦績
    優勝(史上5校目春夏連覇達成)

    間違いなくこの年の高校野球の主役でした。

    春の選抜、夏の選手権、明治神宮大会、国体の全ての全国大会で優勝し、公式戦44勝無敗という記録は、現在も破られていない大記録になっています。

    過去を振り返っても、この年の横浜高校を上回る強さはないんじゃないかと思うくらい強かったと思います。

    大勝ばかりでなく、延長での粘りや逆転劇、どんな厳しい場面も跳ね返し栄光を獲得しました。

    • プロ入りまでのキャリア

    高卒⇒1998年ドラフト1位西武入団

    • プロ入り後の成績

    通算 登板376 170勝108敗 18完封 2130奪三振 防御率3.48

    • 獲得タイトル
    • 最多勝利:3回 (1999年 – 2001年)
    • 最優秀防御率:2回 (2003年、2004年)
    • 最多奪三振:4回 (2000年、2001年、2003年、2005年)
    • 主な表彰
    • 沢村栄治賞:1回 (2001年)
    • 新人王 (1999年)
    • ベストナイン:3回 (投手部門:1999年 – 2001年) ※3年連続ベストナインは投手最長タイ記録(他は稲尾和久)
    • ゴールデングラブ賞:7回( 投手部門:1999年 – 2001年、2003年 – 2006年) ※投手パ・リーグ記録
    • 代表歴
    • 2000年シドニーオリンピックの野球競技・日本代表
    • 2004年アテネオリンピックの野球競技・日本代表
    • 2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表
    • 2009 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表

    春夏連覇達成した実力はプロでもいかんなく発揮され、高卒新人から3年連続最多勝は史上初の快挙を達成しています。

    150kmを超える豪速球とキレ味抜群のスライダーを武器にメジャーリーグにも挑戦しアメリカのファンの期待にも応えています。

    現役にこだわり来シーズンも西武ライオンズと契約しましたが、今季は登板がなく来季に期待したいところです。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    同じ甲子園大会で複数回ノーヒットノーランが記録されるのは非常に珍しいことで、しかも同じ試合で投げあったライバルがプロの世界でも切磋琢磨し野球界を盛り上げたこの二人には何か運命めいたものがあったのではないでしょうか。

    のちに日本代表でもチームメイトとして世界を相手に戦っています。

    この年の甲子園は近年まれにみるレベルの高さで多くのプロ野球選手を輩出しています。

    これがのちに「松坂世代」と呼ばれるようになりました。

    次の夏の甲子園ノーヒッターは誰になるのでしょうか。

    ではまた。


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