
六大学の東大ってどうしてあれだけ負けてるのにリーグに居続けられるの?
東都大学リーグなら即降格レベルだよね?
このような疑問にお答えします。
東京六大学野球は日本一の人気を誇る大学リーグで、
- 早稲田大学
- 慶応義塾
- 明治大学
- 立教大学
- 法政大学
- 東京大学
上記6大学で構成されたリーグになっています。
そんな中、いつもリーグ戦最下位で負け続けている東京大学が、これだけ勝てないにも関わらず、なぜ人気、実力共に日本トップクラスのリーグに所属し続けているのでしょうか?
✔️この記事でわかること
- 東京大学が六大学リーグに入るきっかけ
- 六大学に東大が所属し続ける理由
- 東京大学の戦績
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【大学野球】勝てない東大野球部が東京六大学リーグに所属し続ける理由
東京大学が六大学リーグに入るきっかけ
創部は1917年、徐々に力をつけてきた東大野球部が、1924年に当時五大学リーグの中心チームとして活躍していた早稲田大学との試合で、7−9という好試合を繰り広げ、勢いそのままに同年秋の明治神宮大会で準優勝します。
これで一気に自信を深めた東大野球部は1925年、五大学リーグ(早稲田、慶応、明治、法政、立教)に加盟を申し入れました。
これに早稲田大学、明治大学が理解を示し加盟が認められることになりました。

早稲田大学との接戦、明治神宮大会の準優勝がなければ今の東京六大学野球リーグは違った形だったかもしれませんね。
東京六大学リーグに東大が所属し続ける理由
※ここから筆者の考察が入りますm(__)m
加入直後はリーグ戦5勝を記録し4位に入るなど健闘も見られましたが、それ以降は負け続けることになります。
六大学リーグの敗戦記録は、全て東大が持っているという悔しい結果にも関わらず東大が六大学にい続ける理由
それは東大野球部が本気の本気だという事が伝わってくるからです。
世間的に見れば東大は超秀才の集まりで学業は日本一のレベルですよね。
すると世間的には

なぜ東大に入ってまで野球をしているの?
という疑問が湧いてきそうですよね。
でもそんな疑問は六大学野球の試合を見ればすぐに解消されます。
東大だろうが、早稲田だろうが慶應だろうが、みんな野球が大好きで目の前の試合に全力で臨み、勝ちをつかもうと必死に戦っています。
どれだけ負けても腐ることなく次の1勝を目指して奮闘しているのが見ていてわかります。
結果だけを見れば負け続けているかもしれませんが、野球に対する姿勢を見れば東大を外すことは考えられないでしょう。

他の5大学もこの事がわかっているので、何も言うことなく東大相手でも全力でぶつかってきます。
手を抜けば負けるとわかっているからでしょう。リスペクトが感じられます。
こういったチーム意識は一朝一夕で作られるものではなく、歴代のOB達が作ってきた素晴らしい功績だと思います。
東大が勝利すれば六大学リーグ戦はさらに盛り上がります。
今年も1勝にこだわって全力でぶつかってほしいなと思います。
東大の戦績まとめ
- リーグ戦2020年秋季リーグ戦終了時点。
- 優勝:なし(最高順位は1946年春季の2位)
- 勝敗:253勝1672敗57分け 勝率.131
- 1920年代:21勝72敗5分け
- 1930年代:32勝147敗11分け
- 1940年代:32勝95敗3分け
- 1950年代:30勝195敗4分け
- 1960年代:27勝190敗7分け
- 1970年代:25勝187敗4分け
- 1980年代:32勝184敗7分け
- 1990年代:29勝190敗1分け
- 2000年代:16勝199敗2分け
- 2010年代:10勝198敗3分け
- 2020年代:0勝14敗1分け
なかなかの負けっぷりです。
しかし他の五大学は甲子園ボーイを含めた野球エリートを集め、セレクションを行い推薦を使い強いチームを作るために尽力しています。
そんな中、東大野球部はまさに文武両道を体現した集団の戦力で、強豪に立ち向かっています。

まだ見たことがない人は1度神宮球場で東大戦を見てみてください!本当に熱い姿勢に心が動かされます!
まとめ
野球に対する本気の姿勢って見ている人に伝わりますよね。
一貫して勝ちにこだわり、負けを全力で悔しがる東大野球部の姿には心を動かされるものがあります。
六大学野球は全国でも屈指のレベルの高いリーグです。
そんな中で目の前の1勝に全力を注ぐ姿に注目してみてください。
応援したくなります(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!