
夏の甲子園は暑いって聞くけどどれくらい?
甲子園観戦する時の対策は何をすればいいの?
持っていくべきアイテムが知りたい!
このような疑問にお答えします。
夏の甲子園の暑さは、ナメていると本当に痛い目に遭うので注意してください。
この記事では、真夏の甲子園観戦で注意すべき事と暑さ・熱中症対策をまとめました。
僕の失敗談も合わせて紹介します。
✔️この記事でわかること
- 真夏の甲子園の暑さ【平均気温と体感温度】
- 毎年甲子園に行く僕の失敗談
- 必ずすべき5つの暑さ・熱中症対策
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
真夏の甲子園観戦での暑さ・熱中症対策《失敗談まとめ》
真夏の甲子園の暑さ
平均気温
- 平均気温 29.3℃
- 平均最高気温 32.8℃
- 平均湿度 70%
湿度と風速を反映した体感温度は平均で33.7℃、最高で43.3℃なのだそうです。

特に甲子園特有の黒土のマウンドは体感で50℃にも達すると言われており、近年の暑さは危険レベルになっています。
これは、日本スポーツ協会のスポーツ活動中の熱中症予防ガイドブックにおける「運動に関する指針」では、厳重警戒(激しい運動は中止)に該当します。
これだけの暑さの中で試合をする選手はもちろん、客席で観戦するお客さんも厳重警戒レベルな暑さと言えるでしょう。
30年間ごとの気温の上昇推移
- 1900年 8月平均気温 26.1℃
- 1930年 8月平均気温 26.8℃
- 1960年 8月平均気温 26.4℃
- 1990年 8月平均気温 28.6℃
- 2020年 8月平均気温 29.1℃
気象庁が発表している東京の120年分のデータです。
120年前の1900年に比べると昨年の平均気温は3.0℃上がっています。
平均気温の3℃上昇はかなり大きな変化ではないでしょうか。
また特に顕著なのは最高気温の変化です。
1900年の8月の最高気温の月平均は30.5℃に対して2020年は34.1℃とかなり上がっています。
35℃を超える猛暑日も頻繁に起きており、熱帯夜が増え1日中気温が下がらない現象が日本中で起きていますね。
「昔に比べると暑くなった」と感じるのはデータでもはっきり出ています。
毎年甲子園に行く僕の過去の失敗談
タンクトップで観戦して肩を火傷
若かりし頃、タンクトップ一丁で観戦し両肩を火傷しました。
2試合分=約4時間ほどで、両肩と背中辺りに水ぶくれができ、その後はシャワーも激痛で服を着るのも痛くて大ダメージを受けました。
今でも火傷の跡は残っています。
直射日光が直接当たる場所は、35度の気温であれば約50度近い温度になるようです。
この事実を知っていれば、タンクトップ一丁で観戦というような軽率な行動はしなかったはずです。

直射日光の怖さを分かっておらず、完全に若気の至りでケガしました…
みなさん十分に注意してください。
お酒ばかり飲んで水を飲まず脱水症状
炎天下の下では水分補給はめちゃくちゃ重要ですよね。
ただ椅子に座って観戦しているだけなのに、汗が想像以上に出ます。
そんな状況の中でお酒ばかり飲んでいると、お酒は体の水分を外に出してしまう作用(利尿作用)があるので、どんどん体の中の水分が失われていきます。

1ℓのビールを飲むと1.1ℓの水分が出ていくと言われているそうです(゚∀゚)恐ろしい事実です、、
炎天下でお酒ばかり飲んでいると、吹き出す汗と共にあっという間に脱水症状になります。
僕は脱水症状になり、頭痛とめまいと吐き気が酷くて、途中で観戦してられなくなり次の日まで寝込みました。。
お酒を飲むなら、同量の水と一緒に飲まないと大変な事になりますので注意してください。
必ずすべき5つの暑さ・熱中症対策
帽子
帽子は100%あった方がいいですね。
これは言わなくても持っていかれると思います。
長時間炎天下にいると頭が熱くなり、思考が停止して簡単に熱中症になってしまう危険性があります。
特に首周りをガードする帽子がオススメです。
サングラス
目から入る眩しさを抑えるだけでなく、UVによる目や肌への影響も軽減してくれるのでサングラスは夏の甲子園では必須アイテムと言えます。
眩しさを我慢するだけで、想像以上に疲労が蓄積します。
次の日に疲労を残さないためにもサングラスは絶対に使うことをオススメします。
ラッシュガード
海やプールで使用するラッシュガードが、真夏の甲子園で大活躍します。
長時間炎天下を想定して作られているので、フード付きのラッシュガードがあればずっと日陰にいるような感覚になるほど直射日光のダメージを軽減出来ます。
これに気づいた時は「なぜもっと早く使わなかったんだー」と絶叫しました(心の中で)。
使ったことない人は、ぜひ1度試してみてください!
座布団
お尻が熱いと体温が上がります。
しばらくすると暑さは引きますが、甲子園のベンチはどれもカチカチでお尻がすぐに痛くなります。
お尻ポジションを変えようとすると、また熱いゾーンに入ったりするので、マイ座布団を持参していけば、暑さも痛さもダブルでカバー出来るのでオススメです。
特に2試合以上にわたって長時間観戦する方は絶対に持っていくべきです。
保冷水筒
炎天下でペットボトルでのドリンクは一瞬でお湯になります。
せっかく買った冷たい飲み物も、急いで飲まないとすぐに温くなってしまうので、気になって試合に集中出来ません。
保冷水筒があれば、買ったドリンクを移し替えていれば自分のペースで冷たいドリンクを飲めるので便利ですね。
まとめ
甲子園観戦はずっと同じ場所でじーっとしているので、思った以上に直射日光をまともに受けることになります。
夏の日差しは年々厳しさを増していて、しっかり対策しないと本当に危険なレベルになっています。
十分に対策すれば、楽しく野球観戦出来るので準備だけ整えて行きましょう!
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!