
ちゃんと練習してるのになんで試合で打てないの?
毎日のようにバッティング練習しているのに打てない時って、ネガティブになったりどうしていいか分からなくなりますよね。
もしかしたら練習内容が間違っているかもしれません。
ダルビッシュ有投手もこう↓言っています。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」
この記事では、毎日練習を頑張ってるのに試合で打てない人がやるべき正しい練習方法を紹介します。
✔️この記事でわかること
- 試合になったら打てない選手の特徴
- 試合で打てるようになる正しい練習3選
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
【中学野球】試合になったら打てない選手の特徴と打てるようになる3つの練習
試合になったら打てない選手の特徴
普段から練習のための練習をしてる
毎日のチーム練習をどのような意識で取り組んでいますか?
監督が考えたメニューをキャプテンを中心にただこなすだけの流れ作業になっていないでしょうか?

「あぁ〜今日も練習かぁ、暑いし早く終わらないかなぁ。」

「早くバッティングしたいのに守備練習ばっかでつまんないなー」
このようなマインドで日々の練習をこなしていると、練習のための練習をしているだけです。
これの何が問題かと言うと、技術レベルがなかなか上がらないだけでなく、試合で打つための心の準備が全く出来ないことにあります。

試合で打つための心の準備?
ここで1つ聞きたいのが、試合で相手ピッチャーが打ちやすいボールを投げてくれますか?ということ。
相手は全力であなたを打ち取りにきます。
全力で抑えに来たボールを打ち返して結果を出すには、あなたにも闘争心や負けん気が求められます。
ここが普段の練習から出来ていないと、本番の試合だけ「今日は試合だし本気出すぜ!」と意気込んだ所で無理なのは分かりますよね。
要するに普段の練習から、
- 「甘いボールは絶対に逃さない!」
- 「常にチャンスの場面をイメージして一球一球スイングする!」
このような打つための心の準備が試合でそのまま結果に直結します。

緊張もプレッシャーもないバッティング練習で打ちやすいバッピのボールを気持ちよく打っているだけでは打てません!
技術が足りていない
打てない選手はシンプルに技術が足りていないという現実もあります。
技術が足りないとは、
- ミート力
- スイングスピード
- タイミングの取り方
- ボール球の見極め
など、試合で結果を出すために最低限必要な技術の向上は必須です。
僕の長年の経験から特に必要になる技術がミート力です。
この技術が足りていないと、バットの芯で捉える確率が極端に低くなり、なかなかヒットになりませんからね。
金属バットであれば、多少芯を外してもそれなりに打球は飛ぶので、最低限のミート力を向上させてみてください。
次項で「打てるようになる」ために必要な練習を紹介します。
試合で打てるようになる正しい練習3選
試合を想定した素振り
「はい!とりあえず100スイング!」みたいな素振りではありません。
試合を想定して一球、一球カウントや見逃し、イニング、ランナーの有無も含めて素振りします。
また相手ピッチャーをイメージしてコースや高さを一球ごとに変えながら配球を考えながら素振りしてみてください。
あくまで試合を想定しているので、50回とか100回というノルマではなく、3〜4打席(1試合分)で十分です。
この素振りはとにかく頭を使います。
頭を使う事で、練習としての質は爆上がりしますし、試合になっても驚くほど冷静でいられるようになります。
「この場面は想定済みだな」と思える場面が増えれば増えるほど、試合でも力むことなく打席に立てるようになります。
この素振り練習はなるべくマスコットバットでやってみてください。
重いバットでスイングスピードアップとスイングに必要な筋力トレーニングを同時に鍛えられるので最適です。
ミートポイントを意識したティー
ミート力がめちゃくちゃ重要だと先程解説しました。
ミート力を向上させるのに最適な練習がティーですね。
適当にただ打つのではなく、投げ手の人と相談しながらコースや高さを変えながら、どのポイントでミートするかを身体に覚えさせる意識でやってみてください。
「このコースはここでミートする!」というのが無意識に出来るようになれば、バットの芯で捉える確率がかなり上がるのでおすすめです。
ネットとボールがあれば出来ますが、中には「そんな場所ないな…」という方もいると思います。
その場合は羽根打ちが効果的です。
これなら危険性もなく羽根は不規則に動くので、よりミートが難しい練習になります。
これらを継続出来れば、確実にミート力がアップして打てるようになります。
フリーバッティングは一球ごとにテーマを持つ
チーム練習の際にフリーバッティングがあると思いますが、ここで気持ちよく打っていてはいけません。
フリーバッティングだからこそ、一球ごとにシチュエーションを決めてバッティングをしてみてください。
イメージは試合を想定した素振りの延長です。
カウントやイニング、ランナーの有無や得点差など試合を想定しながら打つ意識が大事になります。
エンドランやバスターなど場面ごとに小技も練習しておくと、いざ試合本番で急にサインが出ても慌てずに対応出来るようになります。
フリーバッティングと言えど、しっかりと頭をフルに使って練習してみてください。
まとめ
バッティングは野球のスキルで最も難しいと言われています。
1日頑張って練習しただけでは打てるようにはなりません。
コツコツ毎日今回紹介した練習方法を継続する事が出来れば、必ず試合で打てるようになるので、頑張ってやってみてください。
また、中学生は人生で最も身体が大きく成長するタイミングです。
野球の技術と並行して身体作りにも取り組んでおくと、高校でも早くから活躍できる土台を作っておけます。
内臓に負担のかかりやすいプロテインではなく、サプリメントで必要な栄養素を吸収するのが最適解です。
以下の記事でおすすめのサプリメントを紹介しています。
併せて読んでみてください。
【野球】子供の成長期を逃さない!体づくりにオススメ厳選サプリメント3選
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!