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    プロ野球とメジャーでボールは違うの?供給してるメーカーはどこ?

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    プロ野球とメジャーのボールって違うの?

    メジャーは滑るってよく聞くけど日本とどう違うの?

    このような疑問にお答えします。

    日本とアメリカでのボールの違いはたびたび話題になりますよね。

    調べてみると日本とアメリカで使用されているボールに微妙に特徴が違ったのでまとめました。

    ✔️この記事でわかること

    • NPBプロ野球とメジャーのボールの違い
    • NPBとMLB公式球の供給メーカー

    それぞれ解説したいと思います。

    ✅この記事を書いてる人

    けんにぃ
    けんにぃ

    ニックネーム:けんにぃ

    野球歴30年の野球特化ブロガー

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    プロ野球とメジャーでボールは違うの?供給してるメーカーはどこ?

    プロ野球とメジャーリーグのボールの違い

    まず大前提として、日本もアメリカも各連盟・協会が定めたボールの規則があり、規則の中で微妙に違いが生まれています。

    世界統一規則は以下

    • サイズ:22.9〜23.5cm
    • 重さ:141.7g〜148.8.g
    けんにぃ
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    日本のボールはどちらも最小値、アメリカは最大値を採用しているという違いがあります!

    詳しく深掘りしていきます。

    サイズ(円周)

    • NPB 約22.9cm
    • MLB 約23.5cm

    メジャーで使用されるボールの方が、日本に比べ0.6cm大きいので日本人選手がメジャーリーグに挑戦するとまずこのサイズ違いへの適応が求められます。

    0.6cmって数字だけ見るとほとんど変わらないように思いますが、実際握ってみると感覚は全然違います。

    重さ

    • NPB 約141.7g
    • MLB 約148.8g

    メジャーの方が7g重たいんですね。

    7gってどれくらいの重さかというと、500円玉と同じ重さになります。

    これもサイズ同様、たった500円玉1枚分でも、ボールを投げる際の指先や肩にかかる負担は全く違うものになってきます。

    縫い目

    • NPB 低い
    • MLB 高い

    ボールの縫い目にも違いがあります。

    日本は低くてアメリカは高い。

    こうしてボールの違いを観察して見るとメジャーの方がサイズも大きいし、重いし、縫い目も高いので、手の大きなパワーのある選手ほど有利な気がしますね。

    けんにぃ
    けんにぃ

    日本人がメジャーへ行った途端、肩や肘の故障を起こしているのは、間違いなくボールへの適応の際にボールが重く大きくなっていることから、余計な力が入ってしまうことが原因の一つと考えられます。

    どこかのタイミングで、NPB公式球もメジャーサイズに変更する日が来るかもしれませんね。またはメジャー公式球がNPB公式球を取り入れるかも分かりません。

    使用している皮

    • NPB 牛(しっとりしていてフィット感がある)
    • MLB 馬(ツルツルしていて滑りやすい)

    WBCなど国際大会の場合は、MLB球が使われることが多く馬の皮を使用しているボールは表面がツルツルしていてかなり滑るようです。

    けんにぃ
    けんにぃ

    メジャーリーガーがよく松ヤニを帽子の裏などに忍ばせておいて、試合中こっそりつけて退場になったりしているあの原因がこのツルツルのボールなんです。

    滑らないように投げようとすると【しっかりボールを握る】【リリースの瞬間に力を集中させる】など、NPB球に慣れているピッチャーはこれまであまり使わなかった筋肉を使うことになってしまいます。

    これが原因でフォームを崩したり、調子を落とす可能性が高いため、代表入りを辞退する選手が出てくることが起きてしまうんですね。

    公式球の提供メーカー

    NPB ミズノ(2011年〜)

    NPBの公式球は2010年以前はミズノ、ゼット、アシックス、久保田運動具店、那須スポーツ、SSK、松勘工業の7社で供給していました。

    2010年はミズノ、ゼット、アシックス、久保田運動具店の4社に絞られています。

    しかしメーカーによって材質や製法などが多少異なっており、機能面に若干の違いが見られる(飛びやすい/飛びにくい)などあったようですが、当時は主催球団の判断で4社のボールの中から公式球を選択・使用していました。

    2010年1月19日に開かれた日本プロ野球組織実行委員会では、

    ワールド・ベースボール・クラシックなどの国際試合の増加や「飛ぶボール」問題に対応し、ボールの規格を世界的に統一するため、2011年以降のNPB公式戦での公式球を1社に独占的に供給させることを決定しています。

    現在のプロ野球はミズノ社が製造したボール一択となっています。

    MLB ローリングス(1977年〜)

    MLB の公式球は1878年から1976年まではスポルディング社が独占供給していました。

    1977年からはスポルディング社に代わりローリングス社が独占供給していて、現在はローリングス社コスタリカ工場で生産されているものを使用しています。

    まとめ

    けんにぃ
    けんにぃ

    同じ野球のボールで、日本とアメリカでここまで違うのかというくらい細かいところが全部違っていましたね!

    今後、国際大会や、メジャーへ挑戦する日本人の増加などで、ボールの規格を見直す動きがあるかもしれません。

    WBCやオリンピックなど国際大会は、ボールにも注目して見ていきましょう。

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

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