野球が大好きで野球の魅力を伝えたいけんにぃです。

少年野球ってマウンドからホームの距離って何m?
塁間も大人と違うの?
このような疑問を持った方へ、解説したいと思います。
少年野球は、まだ体も小さい子供がプレーするので、大人に比べて肩も弱いし足も速くありません。
そんな少年野球での距離設定はどうなっているのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
【結論】少年野球のマウンドからホーム間、塁間は大人と違う
マウンドからホーム間の違い
- 少年野球
- A(6年以下)16m
- B(5年以下)15m
- C(4年以下)14mもしくは15m
- D(3年以下)13mもしくは14m
- 大人
少年野球は学年ごとに距離が違っていて、学年が上がるにつれて距離が長くなっていきます。
少年野球のMAXは6年生の16mです。大人とは2.44m違いますね。
少年野球ではC級以下に関しては、各地区や連盟によって多少差があるようです。
A、B級で人数が少ない合同チームだと5年生が16mの距離で野球をやっていることも多いですね。
野球のルールが定められた当初は、実はピッチャーからキャッチャーまでの距離は13mと今よりも近く設定されていました。
しかし19世紀当時、MLBの前身であるアメリカのプロ野球リーグに所属するニューヨークジャイアンツのピッチャーがとても速い豪速球を投げていたため、バッターは打つ事ができず、他のチームからマウンドを遠くしろというクレームが相継ぎました。
距離の変更が決まった際は60フィート(18.288m)だったものの、製図屋に提出したところ、60.0を60.6と見間違われてしまい、今の距離となりました。
実は18.44mという距離は、「勘違い」から生まれた距離だったのです。
確かに今考えると13mの距離から160kmとか投げられたら、誰も打てないでしょうね。。
塁間の違い
- 少年野球
- 低学年 21m
- 高学年 23m
- 大人
各塁間についても、少年野球と大人とでは4〜6mほどの距離に差がありました。
当然体格の差があるので、しっかり距離が分けられています。
これで凄いのが、低学年から大人までこれだけ距離が分けられているのに、プレーはどの世代でも紙一重になるようになっているところです。
内野ゴロでは、取ってから投げて一塁ベースに到達するまでの時間がどの世代でも4秒前後になっていいて、計算され尽くした距離に感心してしまいます。
➡️【少年野球】一塁到達タイムの目安は?プロ選手は塁間何秒で走るの?
いつから大人と同じ距離設定?
結論、大人と違う距離設定は少年野球だけです。
中学生以上になると一律で大人と同じマウンド〜ホーム間、塁間も同じ距離になります。
なので一番変化を感じるタイミングは、小学生から中学生になる時にマウンドからの距離が2.44mも長くなり、塁間は4.341mも長くなります。
野球をやったことがある人なら、この距離の変化はとんでもない感覚の違いなのがお分かりいただけると思います。
中学生になると、体の成長を含め一気に大人へ近づくことを考えると当然なのかもしれません。
小学6年生で、中学でも野球をやろうと考えている人は、早めに距離を確認する事をおすすめします。
先に練習して感覚をつかんでおくと、中学での練習にもスムーズに入っていけると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
野球というスポーツは、全ての距離が絶妙で計算されつくしています。
マウンドからホームまでの距離が勘違いから生まれたなんて信じられないくらい、ギリギリに設定されていて、野球は本当に面白いですね。
ではまた。