
中学生の打球速度ってどれくらい?
プロ野球のトップ選手の打球速度は平均でも140kmを超えてきます。
さらに大谷翔平選手に限っては最速192kmという異次元の打球速度を記録しています。
そんな中で中学野球での打球速度がどれくらいなのか、また打球速度を上げるための練習方法も紹介します。
✔️この記事でわかること
- 中学野球の平均打球速度
- 打球速度を上げる練習方法3選
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
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中学野球の平均打球速度はどれくらい?打球速度を上げる練習方法3選
中学野球の平均打球速度
中学野球には軟式と硬式がありますよね。
当然軟式と硬式で打球速度は変わってきます。
軟式野球の平均打球速度
100km〜110km前後
軟式野球での打球速度は平均としてこれくらいになります。
硬式に比べると反発力がやや落ちるので、打球速度も若干ですが遅くなる傾向にあります。
しかし、バットの重さや近年の軟式ボールの改良により硬式と大差なくなってきているのが現状ではないでしょうか。
現在は学童用に限ってビヨンドなどのウレタン系のバットが2025年以降禁止になるなど、打球速度アップの流れを受けてルールも徐々に変わってきていますね。
硬式野球の平均打球速度
110〜120km前後
硬式野球での打球速度は軟式に比べてやや高い傾向にあります。
やはり硬式ボールを金属バットの芯で捉えた打球はかなりのスピードになりますからね。
しかし硬式バットは軟式に比べて重く、しっかりと振り扱える選手が多くないことから平均打球速度も軟式とあまり変わらないと言えます。

また、中学生は身体が大きくなる成長途中であり、打球速度が一気に上がるのは高校生以降になるのが一般的ですね。
打球速度を上げる練習方法3選
マスコットバットでの素振り&ティー
打球速度=スイングスピードと連動しています。
打球速度を上げたければ、いかにスイングスピードを上げるかにかかっています。
最も効果的な練習が「マスコットバット」での素振りやティーバッティングで振る力を徹底的に鍛えたら確実に打球速度は向上します。
特に硬式ではバット自体が重くて、バットに振られている選手がめちゃくちゃ多いですからね。
バットを振り切る力、ボールに押されないインパクトの力を強化するにはマスコットバットを振りまくりましょう。
マスコットバットでスイングする際は、必ずバッティング手袋を使用してください。
手の平や手首にかかる負担が通常のバットの比になりません。ケガ防止です。
下半身強化
力強いスイングを手に入れるには下半身強化は絶対の練習です。
下半身がふらついている選手でパワフルなバッティングをしている選手を見たことがありませんからね。
下半身で溜めたパワーをいかに上半身に効率よく伝えてスイングスピードや打球速度に変えていくかは、技術的な要素も入ってきますが、大前提として下半身強化は必須です。
お手本はオリックスバファローズの森友哉選手ですね。
(出典:YouTube)
サプリメントで身体作り
打球速度を上げるためには、身体作りで体格をアップさせるのも有効な練習の1つです。
中学生は高校生と並び、人生の中で最も身体が大きく成長するタイミングです。
ここでいかに効率よく栄養を吸収して身体を最大限成長させるかが、高校や大学など上のステージで野球をやる上でも重要な時期になります。

個人的には中学生からバリバリ筋トレしたりプロテインをガブガブ飲むのはおすすめ出来ません。
それよりもスイングでの筋力強化や動きの中での下半身強化の方が、野球の動きのための筋力トレーニングになるので効果は高いです。
なので、中学生の間はサプリメントで身体の成長を最大限サポートするのが最適解かなと思います。
サプリメントであればプロテインのように筋肉肥大ではなく、かつ内臓に負担をかけずに、身長と体重を効率よく伸ばしていけるのが最大のメリットですからね。
以下の記事でおすすめのサプリメントをまとめています。
【野球】子供の成長期を逃さない!体づくりにオススメ厳選サプリメント3選
まとめ
中学生の平均打球速度を受けて自分がどれくらいの位置にいるか分かれば、どういった練習が必要かが見えてきますよね。
また、打球速度を上げるためには都度練習で速度を計測しておきましょう。
数値化していないと「なんとなく速くなった気がする!」だけじゃ練習のモチベーションも継続できませんからね。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!