
プロ野球でも「これぞプロの職人技!」レベルの飛び抜けて守備が上手い選手って誰?
プロ野球の世界には、守備がとんでもなく上手い選手がゴロゴロいます。
さらに、守備力だけならプロにいけると言われる選手も社会人や大学などにもたくさんいます。
それだけ守備力というのは、練習によって鍛えることが可能な能力ですが、その中でもレベルが段違いに高い歴代の名選手を含め、筆者の独断で5人選出しました。
この5人の守備力は、それだけでご飯が食べられるレベルにあると思うので参考にしてみてください(^^)
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【プロ野球】たまらん!上手すぎない?これぞプロの守備職人!歴代内野手神7

※補殺数…内野手がゴロを処理し、アウトを成立させたことによって発生する記録のこと
今宮健太
- 福岡ソフトバンク(2011〜2025)プロ15年
全身バネのような高い身体能力で、抜けると思った打球や外野との間に落ちると思ったフライも抜群の瞬発力でキャッチしてしまいます。
また高校時代には、甲子園で投手として154㎞を記録するなど肩の強さもケタ違いです。

「こういう選手がプロに行くんだなぁ…」
というのを象徴するかのような選手ですね。
- ゴールデングラブ賞 5回
- 通算補殺数 4037
- 通算守備率 .983
- 通算失策数 113(年平均7.6個)
(出典:YouTube)
宮本慎也
- ヤクルトスワローズ(1995〜2013)プロ19年
ゴールデングラブ賞を遊撃手で6回、三塁手で4回獲得した守備のスペシャリスト。
『週刊ベースボール』が実施した「球界200人が選んだ!内野守備ランキング」において遊撃手1位に選出されているスワローズのレジェンド選手ですね。
身のこなし、足の運び、球際の強さ、正確な送球と堅実なプレーで、平成を代表する守備の上手い名遊撃手に挙げられており、難しい打球も難なく捌き、どんな体勢からも送球ミスをしない「ファインプレーに見えないファインプレーも多かった」印象です。
- ゴールデングラブ賞 10回
- 通算補殺数 5461
- 通算守備率 .985
- 通算失策数 107(年平均10.7個)
(出典:YouTube)
松井稼頭央
- 西武〜MLB〜楽天(1995〜2018)プロ24年
メジャー移籍前の西武での守備位置はショート一筋で、他の守備位置は1試合も守っていません。
守備範囲の広さ、肩の強さなど高い身体能力を活かした守備は、西武ファンのみならず、多くのプロ野球ファンを魅了してきました。
特に肩が強く、三遊間の深いゴロを一塁にノーステップで送球してアウトにするプレーも多かったですね。
松井選手自身も三遊間ならどこに飛んでも処理できれば刺せると語っていて、松井選手が守備に就いているときは「内野安打は不可能」とまで言われていたほどです。
- ゴールデングラブ賞 4回
- 通算補殺数 6046(NPB+MLB)
- 通算守備率 .963(NPB+MLB)
- 通算失策数 213(年平均8.9個)
(出典:YouTube)
井端弘和
- 中日〜巨人(1998〜2015)プロ17年
ドラゴンズ黄金時代の不動の遊撃手として鉄壁の内野陣の要として活躍した井端選手。
途中から年齢的な負担を考慮してセカンドにコンバートされましたが、2004年から2009年まで6年連続でゴールデングラブ賞を受賞しています。
荒木選手との二遊間はプロ野球史上に残る鉄壁の守備として、ドラゴンズの一時代を築きました。
- ゴールデングラブ賞 7回
- 通算補殺数 5370
- 通算守備率 .988
- 通算失策数 77(年平均4.5個)
(出典:YouTube)
小坂誠
- ロッテ〜巨人〜楽天(1997~2010)プロ14年
プロ野球の玄人ファンから絶大な人気を誇るであろう小坂誠選手。
その超人的な守備力から「平成の牛若丸」、「小坂ゾーン」などと称されるほどの圧倒的な職人技が光る守備はまさにプロ。
当時、小坂選手と同一リーグに所属していたダイエーホークスの城島選手は「小坂さんがいると、毎試合ヒットを1本損する」と語っているほどです。
ゴールデングラブ賞は遊撃手として4度受賞しています。
- ゴールデングラブ賞 4回
- 通算補殺数 1498
- 通算守備率 .984
- 通算失策数 42(年平均3.5個)
(出典:YouTube)
菊池涼介
- 広島東洋カープ(2012〜2025)プロ14年
守備の達人と言えば菊池選手のイメージが強い人も多いはず。
そもそも、菊池選手の守備範囲は理解不能なプレーが多いです。
プロ14年で10度のゴールデングラブ賞を受賞しており、守備職人と聞いてこの選手の名前が出てこないことはないでしょう。

ポジショニングもそうですが、一歩目の動きだしがとんでもなく速いんですね。
肩の強さも抜群なので、通常より深い位置にポジショニングすることができ、守備範囲を広げることが可能になっています。
2020シーズンは守備率1.000を達成しており、年間を通してノーエラーは神業としか言いようがありません。
菊池選手の守備は、歴代の名プレーヤーと並んでも全く見劣りしないレベルで、間違いなくプロ野球の歴史に残る選手ですね。
- ゴールデングラブ賞 10回
- 通算補殺数 5124
- 通算守備率 .990
- 通算失策数 89(年平均6.4個)
(出典:YouTube)
源田壮亮
- 埼玉西武ライオンズ(2017〜2025)プロ9年
プロ1年目から全試合出場という安定感を誇り、リキ感のない一切動きに無駄のない守備は、見ていてファンを飽きさせないまさに職人芸と言えます。
派手なプレーは少ないですが、逆にスーパープレーに見せない凄さが源田選手の本当の凄さではないでしょうか。
2018年にはシーズン補殺数526という歴代最高を記録しています。
- ゴールデングラブ賞 7回
- 通算補殺数 3266
- 通算守備率 .984
- 通算失策数 82(年平均9.1)
(出典:YouTube)
まとめ

歴代プロ野球選手の中から、特にレベルの高い「守備だけでご飯が食べられる」選手を選出してみました。
守備力は打撃と違い練習によって確実にレベルが積み上がる能力なので、上手い選手を見ると今までどれだけの練習をしてきたんだとワクワクしてしまいます!

野球は守備から守りからって言いますからね!
また以下の記事では守備に欠かせない「かっこいいグローブ」をテーマに各メーカーのグローブを厳選してまとめました。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


