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    【高校野球】夏の甲子園チケット値上がりして今いくら?価格推移を検証

    【高校野球】
    悩んでる人
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    高校野球の甲子園チケットがどんどん値上がりしてない?

    昔は外野とか無料だったような…

    どれくらい値段が上がってるの?

    このような疑問にお答えします。

    場所によってはプロ野球とあまり変わらなくなってきてます。

    僕は毎年欠かさず夏の甲子園観戦するので、値上がりを肌で感じています。

    過去を振り返りつつ値段の変化についてまとめました。

    ✔️この記事でわかること

    • 夏の甲子園チケットの価格推移
    • 値上げの要因
    • プロ野球と価格を比較

    ひとつずつ解説していきます。

    ✅この記事を書いてる人

    けんにぃ
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    ニックネーム:けんにぃ

    野球歴30年の野球特化ブロガー

    【高校野球】夏の甲子園チケット値上がりして今いくら?価格推移を検証

    夏の甲子園チケットの価格推移

    甲子園球場では大きく4つのエリアに分かれています。

    • バックネット裏の中央特別席
    • 1塁・3塁特別席
    • 1塁・3塁アルプス席
    • 外野席

    これらの席がこれまでどう変化してきたかを見ていきましょう。

    2017年(99回大会)以前

    中央特別自由席 2,000円
    1塁・3塁特別自由席 1,500円
    1塁・3塁アルプス席 600円
    外野席 無料

    2018年〜2021年(100回〜103回大会)

    中央特別指定席 2,800円(+800円)
    1塁・3塁特別自由席 2,000円(+500円)
    1塁・3塁アルプス席 800円(+200円)
    外野席 500円(+500円)

    2022年(第104回大会)〜

    中央特別指定席 4,200円(+1,400円)
    1塁・3塁特別指定席 3,700円(+1,700円)
    1塁・3塁アルプス指定席 1,400円(+600円)
    外野指定席 1,000円(+500円)

    2018年の値上げの際に、価格が上がると同時に中央特別自由席がなくなり指定席に切り替わりました。この時点ではまだ内野と外野は自由席だったんですよね。

    2022年の値上げは、これまでの高校野球ファンには驚きの上げ幅であり衝撃的な価格となりました。

    たった5年前に比べると中央特別席は倍以上(2,000円⇨4,200円)の値段になっています。

    さらに2022年からは全ての席が指定となり、これまでの高校野球観戦からよりプロ野球観戦に近い環境になったといえますね。

    けんにぃ
    けんにぃ

    昔はフラッと立ち寄って無料の外野席で観戦していた頃が懐かしいです…

    値上げの要因

    コロナ禍での収益減少

    例年春夏合わせての甲子園の入場料での収益は約7億〜8億円と言われています。

    これらの収益は大会の準備や運営、代表校への補助金や警備など様々な場面で使われるお金ですが、2020年のコロナ禍で収益が激減したのが要因のひとつと考えられます。

    けんにぃ
    けんにぃ

    2020年は大会が中止されましたが無観客で通常通りの大会をした場合、試算された収支はなんとマイナス4億円ほどだったそうです…

    大会期間中の甲子園球場の使用料、NHKの放映権料などは無償ですが、それで運営していてもこれだけの赤字になるようです。

    もちろん、コロナ感染防止で中止になったことは間違いありませんが、お金の事情でも開催が難しかった事情もあったかもしれませんね。

    高校野球人気の高騰

    近年メディアで高校野球が取り上げられる機会が増え、感動的な編集も手伝い高校野球人気が爆発していることも値上げの要因になっています。

    僕も毎年甲子園に行くので分かりますが、ここ5年くらいでお客さんの数が異常に増えました。

    「以前、人気カードを見ようと朝8時プレイボールの試合だったので、早めに行っておこうと思い6時半に球場に着きましたが、結局チケットを買えたのが8時過ぎでした…」

    甲子園球場から阪神甲子園駅まで長蛇の列で、2時間弱待ってた記憶があります。

    このようにチケットの争奪戦やダフ屋などの高額転売、また球場周辺の混雑緩和の観点からも全席指定になったようですね。

    プロ野球と価格を比較

    阪神タイガース主催NPB公式戦と比較

    プロ野球の価格設定座席表

    席種 一般料金
    TOSHIBAプレミアムシート(赤) 12,500円
    グリーンプレミアムシート(真後ろの黄緑) 12,500円
    グリーンシート(緑) 下段 7,700円
    上段 6,500円
    SMBCシート(1塁・3塁)(黄色) 6,700円
    アイビーシート(1塁内野) 4,500円
    ブリーズシート(3塁内野) 4,500円
    ライト外野席 おとな 1,600円
    レフト外野席 おとな 1,600円

    (引用元:阪神タイガース公式サイト)

    プロ野球のチケット価格は、このように非常に細かく分けられていて、高校野球のようにざっくりとした価格設定になっていませんでしたので、プレミアムシートは除き比較してみました。

    比較表 高校野球 プロ野球
    中央特別指定席 4,200円 7,700円
    1塁・3塁特別指定席 3,700円 4,500円
    1塁・3塁アルプス席 1,400円 2,400円
    外野指定席 1,000円 1,600円

    バックネット裏こそプロ野球には及びませんが、内野〜外野にいたっては、そこまで差が無くなってきましたね。。

    それだけ高校野球ファンが増加しているのと、この価格帯でも見たいという人が大勢いるということですね。

    ここ数年は徹夜でチケットの列に並ぶ人が続出して、毎年すごいことになっていましたから、値上げと指定席制度は仕方ないことかもしれません。

    まとめ

    高校野球人気はどんどん上がってきています。

    コロナ禍が引き金となって価格改定に踏み切ってますが、需要が確実にある以上簡単に値下げの方向には行かないと思われますね。

    「これだけ価格があがろうとも、絶対に観戦に行く」と全く気持ちが変わらない僕のようなファンがいる限りまだまだ上がっていく可能性すらありますね、、

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

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