
「もっとバットを振り切れるようになってほしい!」
「打球があと一歩伸びないな…」
少年野球を頑張る子の親なら、一度はこう思ったことがあるはずです。
打撃は、スイングスピード、タイミング、フォーム、ミート力など、あらゆる要素の組み合わせによって完成します。
その打撃力アップに欠かせない要素のひとつが「握力」です。
見逃している人が多いですが、握力はバットをしっかりと支え、スイングのパワーをボールに効率よく伝えるために重要な役割を果たします。
そこで今回は、小学生でも安全にできる家庭での握力トレーニングと、その効果について解説します。
✔この記事でわかること
- なぜ握力が打撃力に直結するのか
- 家庭でできる握力トレーニング
- 握力アップを強力にサポートする方法
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
「本ページはプロモーションを含んでいます」
【少年野球】握力アップで打撃力も向上!家でできる簡単トレーニング
なぜ握力が打撃力に直結するのか

バットを振る時って、腕や腰、肩だけでなく、手首や指の力も大きく関わっています。
握力が弱いと、
- インパクトの瞬間にバットがぶれる
- フルスイング時にヘッドが遅れる(ヘッドが出てこない)
- ミート力が安定しない(バットコントロールが効かない)
こういった弊害が出てしまいます。
逆に握力が強ければ、
- インパクトでボールを押し込める(もうひと伸びが違ってくる)
- ヘッドスピードが上がる(ミートポイントを後ろにできる(よりボールを長く見れる))
- ミート率が安定する
握力は打撃の「最後の力を伝える部分」でありながら、意外と見過ごされがちなポイントになります。
ここが強い選手は、打球の伸びが違います。
家庭でできる握力トレーニング

握力を鍛えるために、重い器具や大きなスペースは必要ありません。

小学生でも安全にできる方法を紹介します!
タオル絞り
- 濡らしたタオルを両手で思い切り絞る
- 右回し・左回しを交互に
- 10回×3セット
今家にあるハンドタオルを水が出なくなるまで絞る動作を繰り返します。
絞る動きは、前腕の力をとても使うので、めちゃくちゃいいトレーニングになります。
ペットボトル握り
- 水を入れた500mlペットボトルを強く握る
- 5秒間キープ→ゆっくり緩める
- 10回×3セット
バットよりはるかに太いペットボトルを握ると、バットのグリップが細く感じられて、よりバットをコントロールしやすく感じるので、オススメです。
握力強化用ゴムボール握り
- 柔らかめのゴムボールをギュッと握って離す
- 20回×3セット
- テレビを見ながらでもできる手軽な方法
トレーニングのポイント
- 毎日少しずつ続ける(継続こそ最強)
- 痛みが出るほどやらない
- 両手をバランスよく鍛える
- 野球の練習前よりも後、またはオフの日に行う

握力は一気に伸びませんが、地道にコツコツ続けることで確実に強くなります!
握力アップを強力にサポートする方法

筋肉や腱を鍛えるには、トレーニングだけでなく栄養補給もトレーニングと同じくらい重要な練習です。
特に成長期の小学生は以下の栄養素を意識すると、成長期を逃すことなくパワーアップが可能になります。
- タンパク質(筋肉の材料)
- カルシウム・ビタミンD(骨や腱の強化)
- マグネシウム・亜鉛(筋収縮や回復をサポート)
食事で全部をカバーするのが難しい場合は、キッズ用のサプリを取り入れることで、忙しい親御さんの負担にならずに続けられるのでオススメです。
必要な栄養をバランスよく補えるので、トレーニング効果をしっかり引き出せます。
親がサポートできること
- 毎日の練習メニューの一部に握力トレーニングを組み込む(野球の練習後かオフの日推奨)
- ゲーム感覚で一緒にやる(ペットボトル早絞り競争など遊びの要素強めだと楽しみながら継続できる)
- 成果を数字で見せる(握力計で定期的に測定)
「今日は○○kgになったね!」と成果を褒めると、子どものモチベーションも上がります。
まとめ

- 握力は打撃力に直結する重要な要素
- 家庭でもできる簡単トレーニング(タオル絞り、ペットボトル握り、握力強化用ゴムボール握り)がおすすめ
- 栄養補給も忘れずに、成長期サプリで不足分を補う
- 親子で楽しく続けることで、自然とパワーアップ
握力アップは地味ですが、続ければ確実に成果が出ます。
握力強化によって、打球の伸びやスイングの安定感を必ず実感できるはずです。
この機会に握力を強化して、更なるレベルアップをしてみてください!
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!



