プロ野球選手の年俸って手取りどれくらいになるの?
このような疑問にお答えします。
よく「年俸5億円!!」とかニュースで見かけると思いますが、実際は税金が引かれます。
プロ野球の夢でもある億超えプレーヤー達の手取り年収はどれくらいなのか気になりませんか?
この記事では、日本のTOP選手の年俸に対する実際の手取りがどれくらいなのかを調べてみました。
✔️この記事でわかること
- セ・パTOP3選手の年俸ランキングと税金
- プロ野球界の年俸水準
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【2024最新プロ野球】日本のトップ6選手の年俸と手取りを調査
セ・パTOP3選手の年俸ランキングと税金
ここではNPBのセ・パの年俸TOP3選手の手取り金額を調査しました!
※【最新】2024年シーズン版
セ・リーグ年俸TOP3
1位 坂本勇人 内野手 読売ジャイアンツ
- 年俸 6億円
- 手取り 2億5,800万円
- 税金 税率57% 3億4,200万円
- 月額 約2,150万円
- 日給 約72万円
NPB1位の年俸6億円では、手取り金額でなんと2億5,800万円という驚愕の数字になっています。
月給で2,000万円を超えているなど異次元すぎて想像できない金額ですよね。
超エリートサラリーマンの年収が2,000万円とかの世界ですから、手取りで月給2,000万円超えがいかに凄いかがよくわかると思います。
2位 村上宗隆 内野手 東京ヤクルトスワローズ
- 年俸 6億円
- 手取り 2億5,800万円
- 税金 税率57% 3億4,200万円
- 月額 約2,150万円
- 日給 約72万円
坂本選手同様に6億円の村上宗隆選手です。
まだ24歳という若さでの6億円はもうヤバすぎですよね。
最年少での三冠王獲得者ですから、年俸も比例して異次元の金額になっています。
3位 山田哲人 内野手 東京ヤクルトスワローズ
- 年俸 5億円
- 手取り 2億1,500万円
- 税金 税率57% 2億8,500万円
- 月額 約1,800万円
- 日給 約60万円
NPB史上初のトリプルスリー3度を記録した山田哲人選手。
※トリプルスリーとは…同一シーズンに「打率3割・30本塁打・30盗塁」以上を記録すること
歴代の大打者達が現役中に1度達成しただけでも大騒ぎになる記録を、なんと3度も達成した唯一の打者です。
5億円という年俸は当然と言えるかもしれませんね。
パ・リーグ年俸TOP3
1位 柳田悠岐 外野手 福岡ソフトバンクホークス
- 年俸 5億7,000万円
- 手取り 2億4,510万円
- 税金 税率57% 3億2,490万円
- 月額 約2,040万円
- 日給 約68万円
パ・リーグの年俸TOPはソフトバンクの柳田選手でした。
昨年までオリックスの山本由伸投手が6億5,000万円でTOPでしたが、今年からメジャーリーグに移籍したことで柳田選手が1位に返り咲きましたね。
日給、1日に使えるお金が68万円とかちょっとヤバすぎです。。
2位 近藤健介 外野手 福岡ソフトバンクホークス
- 年俸 5億5,000万円
- 手取り 2億3,650万円
- 税金 税率57% 3億1,350万円
- 月額 約1,970万円
- 日給 約65万円
日本ハムからソフトバンクに移籍した近藤健介選手が、初めてパ・リーグのTOP3にランクインしました。
ファイターズ時代から一気に3億円アップに成功し、一躍球界トップクラスの年俸にのし上がりましたね。
3位 浅村栄斗 内野手 東北楽天ゴールデンイーグルス
- 年俸 5億円
- 手取り 約2億1,500万円
- 税金 税率57% 約2億8,500万円
- 月額 約1,800万円
- 日給 約60万円
プロ野球界の年俸水準
プロ野球選手の平均年俸はおよそ4,000万円と言われており、その際各種税金がかかり実際の手取りは2,000万ちょっとの計算になります。※税率は約45%計算
年俸が億を超えている選手は上記のランキング選手を含めて2024年シーズンで88人です。
プロ野球選手は約840人(1球団70人枠+育成は別)ですので、約9.5人に1人が1億円以上稼いでいる計算になります。
2021年に同じ調査をした際は億超えプレーヤーは75人でしたので、3年で13人増えたことになります。
とても夢のある話です。
しかし高額年俸をもらっている選手がいる一方で年俸1,000万にも満たない選手が数多くいることも忘れてはいけません。
全体の約3割の選手が1,000万以下の年俸で、プロの厳しい世界で戦っています。
またプロ野球選手の最頻値は勤続約4年ということで世の中にある仕事の基準で計ると非常に短いです。
1度も1軍登録無くクビになる選手がたくさんいることを考えると、本当に一握りの一流選手と年俸1,000万に満たない選手の差がどんどん広がっている世界です。
毎年約100人がプロ野球選手になると同時にほぼ同じ数の人が引退もしくは戦力外になっています。
これこそが完全実力主義の世界といえるでしょう。
まとめ
プロ野球の世界は成績を残せば年俸は上がり続け、成績を残せなければ下がっていく。
この勝負の世界で勝ち続けることがいかに難しいことかが分かると思います。
また以下の記事ではメジャーとプロ野球の年俸を比較した内容をまとめました。日本とアメリカではこんなにも違うのか…という内容になっています。
ぜひ併せて読んでみてください。
》ここまで差があるの…?メジャーとプロ野球のチーム・個人年俸比較
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!