歴代の日本人投手の最速は?
これまでどんな投手が160km超えの豪速球を投げていたの?
このような疑問にお答えします。
80年を超える日本プロ野球の歴史において、歴代最速のスピードボールを投げた日本人投手TOP5をまとめました。
近年、大谷翔平選手や佐々木朗希投手など異次元の球速を投げていますよね。
栄養学の普及で食事トレーニングや科学的トレーニングの進歩で、高校生でも140キロを超えるボールを投げる投手はめずらしくなくなりましたね。
✔️この記事でわかること
- 日本人歴代スピードボールランキングTOP5
- ランキングTOP5を考察
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【プロ野球】日本人の歴代球速TOP5《ランキングは全て160km以上》
スピードボールランキングTOP5
第5位 161km 国吉佑樹(千葉ロッテマリーンズ)
(出典:YouTube)
プロフィール
名前 | 国吉佑樹(くによしゆうき) |
生年月日 | 1991年9月24日 |
身長・体重 | 196㎝ 103㎏ |
出身校 | 秀岳館高校出身(熊本) |
ドラフト | 2009年育成ドラフト1位入団 |
160kmを超えるストレートとキレのあるスライダー、落差のあるフォークが持ち味の国吉投手です。
育成出身から這い上がりベイスターズ〜ロッテに移籍してからも欠かせないセットアッパーになっています。
第5位 161km 由規(元東京ヤクルトスワローズ)
(出典:YouTube)
プロフィール
名前 | 由規(よしのり) |
生年月日 | 1989年12月5日 |
身長・体重 | 179㎝ 80㎏ |
出身校 | 仙台育英高校出身(宮城) |
ドラフト | 2007年高校生ドラフト1位入団 |
高校時代155kmを投げ甲子園を沸かせた由規投手です。
プロ入り後も順調にキャリアを積んでいましたが、度重なる故障で一時は育成契約も経験した苦労人です。
第2位 164km 藤浪晋太郎(ボルティモア・オリオールズ)
(出典:YouTube)
プロフィール
名前 | 藤浪晋太郎(ふじなみしんたろう) |
生年月日 | 1994年4月12日 |
身長・体重 | 197㎝ 101㎏ |
出身校 | 大阪桐蔭高校出身(大阪) |
ドラフト | 2012年ドラフト1位入団 |
高校時代にはエースとして春夏連覇を達成しプロ入り後も3年連続2桁勝利を達成している実績十分の投手です。
近年コントロールに苦しみなかなか思うような結果が出せていませんが、メジャーへ行ってキッカケを掴みつつあるようです。
先日アスレチックスからオリオールズへトレードされましたね。
メジャーで160kmオーバーを連発しています。
第2位 164km 千賀晃大(ニューヨーク・メッツ)
(出典:YouTube)
プロフィール
名前 | 千賀晃大(せんがこうだい) |
生年月日 | 1993年1月30日 |
身長・体重 | 187㎝ 90㎏ |
出身校 | 蒲郡高校出身(愛知) |
ドラフト | 2010年育成ドラフト4位入団 |
常勝福岡ソフトバンクホークスのエース千賀晃大投手です。
国吉投手同様育成ドラフト出身で這い上がってきた投手です。
活躍ぶりは周知の通りですね。最速164kmのストレートにお化けフォークと称される落差抜群の変化球で今や日本のエースになっています。
第2位 165km 佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)
(出典:YouTube)
プロフィール
名前 | 佐々木朗希(ささきろうき) |
生年月日 | 2001年11月3日 |
身長・体重 | 192㎝ 85㎏ |
出身校 | 大船渡高校出身(岩手) |
ドラフト | 2019年ドラフト1位入団 |
高校時代に163kmというアマチュア最速記録を叩き出し、鳴物入りでプロ入りして順調にキャリアを積み上げています。
2022年には28年ぶり史上16人目の完全試合も達成し、プロ野球の中でも異次元な存在になっていますね。
ついに大谷翔平選手に並び令和の怪物が165kmを記録しました。
数年後確実にメジャーでも活躍するであろう怪物から目が離せません。
第1位 165km 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)
(出典:YouTube)
プロフィール
名前 | 大谷翔平(おおたにしょうへい) |
生年月日 | 1994年7月5日 |
身長・体重 | 193㎝ 95㎏ |
出身校 | 花巻東高校出身(岩手) |
ドラフト | 2012年ドラフト1位入団 |
今や世界の大谷となった二刀流を体現しつづけている大谷翔平投手です。
最速165kmのストレートを武器にメジャーでも勝ち星を確実に積み重ねています。
また160km以上を連発しながら打者としてホームランを打つなどその怪物ぶりを存分に発揮しており、アメリカでも「この男は宇宙人か?」と言われるほど異次元の活躍を披露してくれていますね。
ランキングTOP5の共通点
全員高卒でプロ入り
日本のスピードボール歴代TOP5の投手は全員高卒で即プロ入りしています。
高校時代、6人中2人(大谷翔平、佐々木朗希)が160km以上、2人(藤浪晋太郎、由規)が150km以上、2人(千賀滉大、国吉佑樹)が140km以上とどの投手も高校時代からスピードボールを投げていたことが分かりますね。
このランキングを見ると150km以上を投げている4人は全員高卒ドラフト1位でプロ入りしており、プロ野球を目指す全投手の指標になると思います。
全員80kg以上の体重
スピードボールを投げる投手の共通点は、全員体重が80kg以上あるという点です。
体重が全てではないでしょうが体重が重い方が物理的なパワーを生み出し、よりスピードボールが投げられるようになるという事を物語っています。
今の高校生も強豪校はどこも食事トレーニングなどで体重を増やす練習に取り組んでいますよね。
近年は高校生でも140km以上投げる投手がどんどん出てきて、より高い競争になっています。
まとめ
TOP5に名を連ねるのに160km以上出ないといけなくなる時代が来ることを誰が予想できたでしょうか。
日本人の体格も年々大きくなってきており、ここからまだまだ球速は上がり続けると思います。
また以下の記事では年代ごとの体格の目安を調査し、同時に体格アップのための体づくりについてもまとめています。
ぜひ併せて読んでみてください。
》【高校野球】身長と体重が平均以下…体づくりで体格を大きくする方法
》【中学野球】身長と体重の平均値は?体づくりで体格を大きくする方法
》【少年野球】身長と体重の目安は?小学生で体格の差をつける方法
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!