プロ野球選手が引退した後はみんなどんな仕事してるの?
監督とかコーチになれる人ってごく一部じゃない?
このような疑問にお答えします。
イメージ的に引退後は、監督やコーチになったり球団関係の仕事に就いているのを思い浮かべると思いますが、実際は一握りです。
✔️この記事でわかること
- 引退後に就きたい仕事TOP3《理想》
- 引退後の仕事TOP3《現実》
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【プロ野球】現役選手が引退した後の仕事を調査《理想と現実を比較》
引退後に就きたい仕事TOP3《理想》
第3位
NPB12球団の監督・コーチ
首脳陣に入ることが出来れば、最高の引退後ではないでしょうか。
しかしここに入れるのは一握りの大きな功績を残した選手だけです。
引退した選手の上位10%程でしょうか。
実際はほとんどの選手が、監督、コーチにはなれずに別の仕事を探すことになるのが現実です。
第2位
高校野球の指導者
近年人気が高くなってきているのが、高校野球の指導者です。
昔に比べNPBとアマチュアの壁が無くなり、アマチュアを指導する元プロ選手が多くなりました!
これまでは元プロ野球選手が高校野球の指導者になるためには、教員免許を取得したのち、通算2年以上の教諭経験を持たなければならないという決まりがありました。
しかし、2013年7月からは教員経験がなくても指定の研修会を受講するか、教員として高校に採用されることで指導者の資格が得られるようになりました。
そのため、今後は元プロ野球選手が高校野球の指導をするケースもさらに増えていくものと予想されています。
最近ではあのイチロー氏が、初めてアマチュア(智弁和歌山高校野球部)を指導したことが話題になりましたね。
プロ野球選手は自身も甲子園に出場しているケースも多く、自身の経験を重ね合わせて野球界に恩返ししたいと目指す場合が増えています。
第1位
会社経営者
これは元プロが就きたい仕事1位になるのは、納得です。
プロ野球選手は個人事業主、要は社長ですよね。
自分の腕(技術)ひとつで厳しい世界で戦ってきただけに、やはり会社員として組織に属して働くより、自分の技術や経験を活かして自分でビジネスをする考えは当然かなと思います。
元プロ野球選手という肩書きは、野球に携わる仕事をする上ではこれ以上ないアドバンテージではないでしょうか。
どう活かすかは個人の裁量ですが、成功する可能性は一般人が野球教室などのビジネスを始めるよりは高いと言えるでしょうね(^^)
引退後の仕事TOP3《現実》
第3位
飲食店関係の経営
一昔前までは、プロ野球選手の引退後は飲食店の経営が非常に多かったようです。
代表的なところで焼肉屋、スナック、居酒屋、ラーメン屋などでしょうか。
最近の傾向としては、より安定感を求める風潮にあり飲食店経営よりは、上記のTOP3のような進路が人気があると言えますね。
【プロ野球】億超え年俸でも引退後に転落・失敗してしまった理由3選
第2位
一般企業への就職
プロ野球の世界は非常に不安定な職業だったという事を、肌で体感したことにより、安定を求める人が非常に多いのが現実です。
いきなり一般企業への就職なんて出来るのか?と疑問に感じるかもしれませんが、母校のOBや先輩などの繋がりで、一般社会に比べて親密な付き合いなどがあり、コネや紹介などのルートで就職先が決まることも多いようです。
そういう意味では大学卒の方が、引退後だけを考えるなら有利に働く可能性は高いかもしれません。
またケガや故障無く、若くして戦力外になった選手などは、社会人野球からのオファーがある場合もあり、その場合は野球を続けることが出来、かつ安定した会社員という立場にもなり、家族がいる場合などは特に安心かもしれません。
第1位
球団関係職員
引退した選手のおよそ半分の50%が球団の職員になると言われています。
しかしそこには落とし穴もあります。
それは毎年同じだけの選手が引退して職員になる現実があるという事です。
球団の仕事をしている間は安心ですが、結局球団職員もプロ野球の世界と似ていて、遅かれ早かれ入れ替えが行われます。
一般企業のように「60歳定年まで」というような考えは捨てるべきのようです。
まとめ
プロ野球選手をテレビなどで見る場合、ほとんどが1軍で活躍しているスター選手ばかりです。
入団から3年〜5年で戦力外になって引退していく選手は、メディアで出ないだけでたくさんいます。
プロ野球は夢を与える仕事でもある一方で、それだけ厳しい世界でもあります。
入る前も引退後も常に強い覚悟が求められ、いつ引退になっても困らないようにお金や繋がりなどの準備をしておかないといけないようで大変ですね、、
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!