
大谷翔平はメジャーでホームラン王になれる?
ライバル達はどれくらい打つの?
このような疑問にお答えします。
この記事では大谷翔平選手がメジャーでホームラン王に輝くには何本必要になるのか?
についてまとめました。
✔️この記事でわかること
- 過去10年のホームラン王と本数
- 歴代シーズンホームラン数TOP5
- 日本人シーズンホームラン数TOP5
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
大谷翔平はメジャーでホームラン王になれる?過去のホームラン王を調査
過去10年のホームラン王と本数
※2020年はコロナ禍で60試合制
アメリカン・リーグ
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ナショナル・リーグ
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2021
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ゲレーロJr. 48本
ペレス 48本
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タティスJr. 42本
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2020
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ルーク・ボイト 22本
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マーセル・オズナ 18本
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2019
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ホルヘ・ソレア 48本
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ピート・アロンソ 53本
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2018
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クリス・デービス 48本
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ノーラン・アレナド 38本
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2017
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アーロン・ジャッジ 52本
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ジャンカルロ・スタントン 59本
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2016
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マーク・トランボ 47本
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ノーラン・アレナド 41本
クリス・カーター 41本
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2015
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クリス・デービス 47本
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ブライス・ハーパー 42本
ノーラン・アレナド 42本
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2014
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ネルソン・クルーズ 40本
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ジャンカルロ・スタントン 37本
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2013
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クリス・デービス 53本
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ペドロ・アルバレス 36本
ポール・ゴールドシュミット 36本
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2012
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ミゲル・カブレラ 44本
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ライアン・ブラウン 41本
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過去10年のホームラン王は、このようになっています。
アメリカンリーグもナショナルリーグも40本〜50本の水準がホームラン王になるために必要な数になっていますね。
2021シーズン大谷翔平は46本と惜しくも2本差でホームラン王を逃しました。
しかし過去のデータを見ても十分にホームラン王になれる数字を叩き出しているので、期待が膨らみますね(^^)
歴代シーズンホームラン数TOP5
第5位 サミー・ソーサ(シカゴ・カブス)
シーズンホームラン数:64本(2001年)
2000年前後に大活躍したメジャー屈指のホームランバッターで、この年シーズン64本ものホームランを打っています。
驚くべきは、シーズン64本ものホームランを打ってもホームラン王は取れていないということです。
この年のサミーソーサはナショナルリーグのシカゴ・カブスに所属しており、同じナショナルリーグでとんでもないホームラン記録が出たことで、ホームラン王を逃しています。
上記の過去10年の両リーグ合わせても60本を超えた選手が1人もいない中で、64本打ってホームラン王になれないとは、もうわけがわかりません。笑
2001年のナショナルリーグのホームラン王は後ほど出てきます。
第4位 マーク・マグワイヤ(セントルイス・カージナルス)
シーズンホームラン数:65本(1999年)
第4位にサミーソーサと2000年前後に毎年ホームラン王争いをしていたマーク・マグワイヤの65本でした。
このランキングの5人中4人がソーサとマグワイヤの2人で独占しており、いかに高い異次元なレベルで争っていたかがわかりますね。
カブスもカージナルスも同じナショナルリーグで、お互いライバルとして刺激し合うことでこれだけのホームラン記録が伸びていったんではないでしょうか。
第3位 サミー・ソーサ(シカゴ・カブス)
シーズンホームラン数:66本(1998年)
サミーソーサは史上初の60本以上を3回も記録した唯一の打者です。
この年は第2位にランクインしているマグワイヤと熾烈なホームラン王争いをして、わずかな差でホームラン王を逃しています。
60本以上をシーズンで3回も記録するなんて信じられませんよね。
この記録は今後破られることが全く想像できません。
第2位 マーク・マグワイヤ(セントルイス・カージナルス)
シーズンホームラン数:70本(1998年)
メジャー史上初のシーズン70本の大台を記録したのが、1998年のマグワイヤでした。
1996年から1999年まで4シーズン連続で50本塁打以上を放つなど、とにかくパワーに溢れホームランを打つことに関しては突出したモノを持っており、サミーソーサと並び、ホームラン王に相応しい活躍を続けていました。
しかし当時から禁止されてはいないものの薬物を使用しての記録であったために、疑問を持つ人も多かったようです。
引退後にはステロイドを使用していたことも認めており、殿堂入りに関してもマグワイア自身は、殿堂入りに関して「私には入所する資格がない」「私はまちがったことをした。一生、罪を背負って生きていくしかない」とも語っていました。
第1位 バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
シーズンホームラン数:73本(2001年)
メジャーリーグで伝説的なバッターとして歴史に名前を残したバリーボンズ選手が、なんとシーズン73本のホームランを放ち、歴代1位の記録になっています。
162試合で73本のホームランを打つということは、2.2試合に1本のペースで打ち続けるんですね。恐ろしい記録です。
メジャー通算ホームラン数でも歴代1位の762本を記録しており、正真正銘のホームランバッターでしたね。
ちょうどこの年は、イチローがメジャーに挑戦した年で、日本人ルーキーがいきなり首位打者を獲得した話題と重なり、アメリカ中が熱狂しましたね。
日本人シーズンホームラン記録TOP5
- 大谷翔平 46本(2021)
- 大谷翔平 34本(2022)
- 松井秀喜 31本(2004)
- 松井秀喜 28本(2009)
- 松井秀喜 25本(2007)
メジャーリーグでシーズン20本塁打を達成したのは、松井と大谷の二人だけになっています。
日本時代に140試合のシーズンで50本のホームランを打っていた松井秀喜選手でも、試合数が162試合と多くなってもメジャーで31本が最高記録なので、それだけメジャーのレベルが高いことを証明していますね。
また20本未満の選手はこちら。
- 城島健司 18本(2006年)
- 井口資仁 18本(2006年)
- イチロー 15本(2005年)
日本人打者はこれまで、メジャー投手の速い球と動くボールに対応できず、日本の投手に慣れた打者はなかなか苦戦してきた過去があります。
大谷翔平選手は別格ですが、筒香選手や秋山選手はなかなか本来の力を発揮出来ずに苦しんでいますよね。
まとめ
大谷翔平選手のバッターとしての才能がメジャーで爆発しています。
日本人初のホームラン王に期待がかかりますね(^^)
これまで誰もやったことのないことを、達成することが目標と語る大谷翔平選手の可能性は底が見えません!!
ホームラン王獲得に向けて、残りのシーズン怪我なく頑張ってほしいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!