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    甲子園に出たい小中学生が狙うならこの学校!都道府県別出場回数TOP3

    【高校野球】
    悩んでる人
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    甲子園を目指すなら最も確率の高い学校を選ぶべきだよね?

    各都道府県の出場回数の多い学校が知りたい!

    これから甲子園を狙うならどの学校?

    このような疑問にお答えします。

    この記事では47都道府県の過去甲子園に出場した回数の多い学校TOP3を全て調査しました。

    合わせてこれから狙うべき学校もまとめています。

    甲子園に出たい未来の高校球児の皆さんの参考になればと思います。

    ✔️この記事でわかること

    • 47都道府県の甲子園出場回数TOP3
    • 直近10年で最も甲子園に出ている学校は?

    それぞれ深掘りしていきます。

    ✅この記事を書いてる人

    けんにぃ
    けんにぃ

    ニックネーム:けんにぃ

    野球歴30年の野球特化ブロガー

    甲子園に出たい小中学生が狙うならこの学校!都道府県別出場回数TOP3

    47都道府県の甲子園出場回数TOP3

    北海道

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    北海 39 .350
    旭川大 9 .308
    北海学園札幌 8 .273

    断トツの出場回数を誇る北海は全国でも有名な学校ですね。

    2016年には現在埼玉西武ライオンズで活躍する作新学院の今井達也投手との甲子園での決勝戦は記憶に新しいです。

    北海道で甲子園に出るなら北海高校が最も確率が高いことは間違いありません。

    また過去にマー君こと田中将大投手を擁して夏の甲子園3連覇を狙った駒大苫小牧は7回の出場と惜しくもTOP3には入りませんでした。

    青森県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    青森山田 11 .522
    八戸学院光星 10 .697
    八戸 6 .000

    青森といえば青森山田か八戸学院光星とイメージする方多かったと思います。

    どちらの学校も甲子園でも勝ち上がっている実績があるので、全国に名前が知られています。

    青森で甲子園に出るなら青森山田か八戸学院光星の2択で間違いないでしょう。

    特に八戸学院光星は、2012年に春夏連続で甲子園準優勝という大活躍がありましたね。

    どちらも藤浪晋太郎と森友哉要する大阪桐蔭に敗れはしましたが強烈なインパクトがあり、ジャイアンツ不動のショート坂本勇人選手の母校であることでも有名ですね。

    秋田県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    秋田 19 .321
    秋田商 18 .357
    明桜 10 .412

    秋田県は2018年に金足旋風が吹き荒れましたが、古豪の秋田と秋田商がランキングのツートップになっています。

    近年は明桜が非常に力をつけてきており、秋田の勢力図が大きく変わり始めていますね。

    明桜は過去2017年〜2021年の5年連続で県大会の決勝まで進んで3回甲子園に出場しており、これから入るなら明桜が最も甲子園に近い学校かもしれません。

    岩手県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    盛岡大附属 11 .421
    花巻東 10 .500
    福岡 10 .286

    岩手は盛岡大附属と花巻東が2強として全国に名を馳せています。

    福岡も出場回数は引けを取っていませんが、やはり甲子園で勝てているかどうかは重要ですね。

    過去2000年からの21年間で盛岡大附属と花巻東以外の学校が甲子園に出たのは4回しかありません。

    盛岡大附属が9回、花巻東が8回となっており、岩手で甲子園を狙うならどちらかで間違いない状況です。

    宮城県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    仙台育英 28 .563
    東北 22 .560
    仙台商 3 .571
    仙台二 3 .000
    仙台一 3 .000

    宮城県と言えば2強で定着していますね。

    仙台育英か東北、夏の甲子園はこの2校以外はほとんど記憶にないレベルになっています。

    直近の5年で言えば、4度甲子園に出場しているのが仙台育英なので、確率では最も甲子園に近い学校なことは間違いありません。

    また仙台育英が2022年夏の甲子園で、東北勢初となる優勝を飾りました。これでますます仙台育英の強さが加速することでしょう。

    福島県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    聖光学院 16 .543
    学法石川 9 .250
    福島商 8 .200
    日大東北 8 .111

    福島県は聖光学院一択でよいのでは?と思わされるほど一強の時代が続いていますね。

    2007年〜2019年まで13年連続で福島県を制した磐石の強さは本物です。

    ここ2年は出場してしていませんが、福島で甲子園を目指すなら聖光学院が最も可能性が高いことは一目瞭然ですね。

    山形県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    日大山形 18 .438
    酒田南 10 .286
    鶴岡東 6 .333
    東海大山形 6 .333

    山形は日大山形が頭一つ抜けている状況ですが、近年は鶴岡東が力をつけてきて出場することが多くなってきていますね。

    2000年〜2010年では酒田南の時代が続いていましたが2010年以降は鶴岡東の活躍が目立つようになりました。

    それでも日大山形の実績にはまだまだ追いついていないのが現状です。

    栃木県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    作新学院 16 .659
    文星芸大付 10 .500
    佐野日大 6 .400
    足利工 6 .143

    過去に江川卓氏、さらに2016年の甲子園優勝を経て栃木といえば作新学院というイメージが定着しています。

    作新学院は全国の舞台でも勝てるチームであり、優秀な選手がどんどん集まってきて常勝チームになっていますね。

    現状栃木では2011年〜2021年(2020年はコロナ禍で中止)の10年連続甲子園に出場している作新学院以外は考えられないほど盤石の強さになっています。

    茨城県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    常総学院 16 .651
    水戸商 10 .474
    竜ヶ崎一 9 .273

    茨城県は常総学院が全国区として有名ですね。

    夏の甲子園での優勝経験もあり、高校野球ファンなら誰もが知る学校です。

    しかし直近5年間は勝てておらず、土浦日大、鹿島学園、明秀日立など新勢力が台頭してきており、一強という感じがしていないのが茨城県ですね。

    群馬県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    桐生 14 .462
    高崎商 11 .313
    桐生第一 9 .619
    前橋工 9 .571

    群馬県では桐生、高崎商がツートップになっていますが、今は昔と感じます。

    ここ10年ではランキング外である前橋育英と健大高崎の2強時代に突入していますね。

    これから群馬で甲子園を目指すなら、前橋育英か健大高崎のどちらかが最も確率が高いと言えるでしょう。

    向こう10年はこの勢力図で進むと思われます。

    埼玉県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    浦和学院 14 .462
    花咲徳栄 7 .667
    春日部共栄 5 .583
    大宮 5 .545
    熊谷商 5 .545

    埼玉は学校数も多く、強豪校も多い県ですね。

    その中でもやはり浦和学院、花咲徳栄のともに甲子園優勝経験のある学校が頭ひとつ抜けている状況です。

    この2校には全国から野球留学生が集まってきており、十分全国制覇が狙えるほどハイレベルな野球になっています。

    千葉県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    銚子商 12 .694
    習志野 9 .741
    成田 7 .588
    木更津総合 7 .533
    千葉商 7 .300

    千葉県では銚子商、習志野がツートップを締めていますが成田や木更津総合など強豪校も多く、断トツに君臨する学校がないイメージがあります。

    直近の10年では半分の5回を木更津総合が出場していて、千葉では今一番甲子園に近い学校と言えるのではないでしょうか。

    東京都

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    早稲田実業 29 .606
    日大三高 17 .643
    帝京 12 .750

    東京は早稲田実業が断トツの出場回数を誇っていますが、他にも強豪校が多く東西の代表があるのを差し引いても全国トップクラスの激戦区であることは間違いありません。

    TOP3の他に関東第一、二松学舎大付、東海大菅生、國學院久我山など、どの学校が甲子園に出てもおかしくない学校がずらりと並んでいます。

    東京で甲子園を目指すなら、今回名前が出た7校から立地条件や環境など調査するとよさそうです。

    神奈川県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    横浜 19 .679
    東海大相模 11 679
    法政二 9 636

    全国で2番目の予選出場校数を誇る神奈川では横浜と東海大相模の2強と言っていいでしょう。

    直近10年を加味してその次に可能性が高くなるのが、慶應、桐光学園といったところでしょうか。

    しかしながら神奈川のトップクラスの中学生はほとんど横浜と東海大相模に進学しているのが現状ですので、甲子園にこだわるならこの2校を絶対に無視できませんね。

    新潟県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    日本文理 11 .450
    中越 11 .154
    新潟明訓 7 .500
    新潟商 7 .333

    新潟県は日本文理か中越の2強ではないかと思います。

    直近10年では日本文理が6度も甲子園に出ており、新潟で今一番甲子園に近い学校と言えます。

    2009年に甲子園準優勝して以降一気に出場回数を増やしたことから、優秀な選手が以前に増して集まってきていると推測できます。

    長野県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    松商学園 37 .429
    長野商 8 .467
    佐久長聖 8 .467

    長野県は松商学園一強かと思いきや、近年では佐久長聖や上田西が目立つ場面が増えてきており、松商学園にさえ行けば甲子園に出れるという簡単な状況では無くなってきているようです。

    「強いチームを倒したい」というマインドの選手が、あえて違う学校を選ぶことで打倒・松商学園を掲げ一気に甲子園を目指すスタイルが高まりつつあります。

    山梨県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    東海大甲府 13 .606
    山梨学院 9 .182
    甲府工 8 .429

    現在の山梨は山梨学院が最も甲子園に出る確率が高い学校と言えます。

    直近10年で5度出場しており、東海大甲府が3度となっています。

    2016年〜2020年まで5年連続で山梨学院が甲子園切符を手にしていることを考えてもまだまだこの流れは続くと思われますね。

    また2023年春の選抜では山梨学院が山梨県勢春夏通じて甲子園初優勝を飾り、山梨学院の強さを証明した大会となりました。

    静岡県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    静岡 26 .468
    静岡商 9 .654
    浜松商 9 .550

    静岡高校がぶっちぎりの出場回数を誇り、直近10年でも4度出場している間違いなく甲子園常連校です。

    最大にライバルになりえる常葉大菊川は4位の6回出場とここからランキングを上げてきそうですね。

    しかし静岡の安定的な強さは健在ですから、静岡県で甲子園を目指すなら静岡か常葉大菊川の二択でかなと思います。

    愛知県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    中京大中京 28 .788
    東邦 17 .528
    愛工大名電 13 .278

    愛知県はランキングのTOP3以外の学校を見るほうが「あれ?」と思わされるほど定着していますね。

    特に中京大中京は春夏通じて11度も全国制覇の経験を持つ超甲子園常連校であり強豪校であることは間違いありません。

    3年連続で甲子園を逃す確率の方が低いので、愛知で甲子園を狙うなら中京大中京で間違いないでしょう。

    岐阜県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    県岐阜商 29 .582
    中京 7 .588
    大垣日大 5 .500

    過去の出場回数では県岐阜商が圧倒していますね。

    しかし直近の10年では大垣日大の出場回数が増えていて、県岐阜商の3度を上回る4度甲子園の土を踏んでいます。

    2018年から県岐阜商のOBである鍛冶舎監督が母校の再建を託され、2020年、2021年と盛り返してきています。

    これから甲子園を狙うなら県岐阜商が最も可能性が高いと思います。

    三重県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    三重 13 .500
    海星 11 .389
    明野 5 .286

    三重県は三重の1強で間違いないでしょう。

    海星もランキングで2位に入っていますが、1998年を最後に24年間も甲子園から遠ざかっています。

    三重は2014年に甲子園準優勝にも輝き名実ともに全国区の学校になりました。

    三重県で甲子園を狙うなら三重一択でしょう。

    富山県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    高岡商 21 .344
    富山商 16 .333
    新湊 5 .286

    富山は近年では高岡商が強さを発揮していますね。

    ここ5大会で4度も甲子園に出ており、現在富山大会4連覇中です。

    ランキング、そして現状の強さも申し分なく、これから富山で甲子園を狙うなら高岡商で野球ができれぼ後悔することはなさそうですね。

    石川県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    星稜 20 .545
    金沢 13 .350
    遊学館 6 .500

    石川県はやはり星稜一択ではないでしょうか。

    直近10年で6度の出場、また2019年には奥川投手を擁して準優勝にも輝きました。

    甲子園で大活躍した後の数年間は間違いなく優秀な選手がそれまで以上に集まる傾向にあるので、まだまだ星稜の強さは継続していくでしょう。

    福井県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    福井商 22 .463
    敦賀 17 .346
    敦賀気比 10 .615

    近年の福井ではランキング3位の敦賀気比が強さを発揮してきています。

    直近10年で5度甲子園に出場しており、出場回数を重ねてきています。

    その間福井商も2度出場しているとはいえ、最近では敦賀気比の名前が目立つ形になってますね。

    滋賀県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    近江 15 .516
    比叡山 8 .385
    八幡商 7 .462

    滋賀県は近江が安定した強さを維持しており、他の学校が甲子園に出場してくるイメージを湧かせませんね。

    直近でも滋賀県を3連覇中で滋賀といえば近江ブルーが定着しています。

    ランキング以外に彦根東や北大津などライバル校がありますが、確率的に近江で間違いないですね。

    京都府

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    龍谷大平安 34 .663
    京都先端科学大付 11 .421
    京都外大西 9 .571

    京都は龍谷大平安が断トツの出場回数を誇っていますが、ここのところやや出場機会が減ってきています。

    最近の京都勢は、京都国際、立命館宇治、京都翔英、京都成章、福知山成美、鳥羽など龍谷大平安以外の学校が甲子園に立て続けに出場しており、平安にさえ入れば甲子園という昔ほど偏りが無くなってきているのが現状です。

    とはいえ、野球をする環境、指導者など総合的に見て京都で甲子園を目指すなら龍谷大平安は外せない学校であることは間違いありませんね。

    大阪府

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    PL学園 17 .787
    大体大浪商 13 .607
    大阪桐蔭 11 .864

    今の大阪で甲子園を目指すなら大阪桐蔭一択でしょう。ライバルである履正社は出場回数は4回でランキングは8位でした。

    大阪はとにかく全体的な野球のレベルが高く、激戦区すぎるゆえ甲子園で圧勝する大阪桐蔭でさえ予選で毎年苦戦を強いられているくらいです。

    「強い学校を倒したい」というモチベーションがある選手以外で確実に甲子園を目指すなら、大阪桐蔭以外に考えられない状況ですね。

    奈良県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    天理 28 .649
    智弁学園 20 .565
    郡山 6 .571

    奈良は天理か智弁学園のどちらかです。

    直近10年でも天理と智弁学園が4回ずつ出場しており全くの互角の戦いです。

    奈良で甲子園を目指すならこの2強のどちらかへ進むことが最も確率は高い選択になります。

    兵庫県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    報徳学園 15 .667
    東洋大姫路 12 .645
    滝川 7 .533
    関西学院 7 .643
    神港橘 7 .462

    兵庫は報徳学園と東洋大姫路がランキング2強になっています。

    しかし直近10年では神戸国際大付や明石商、滝川二などまんべんなく兵庫の強豪校が出場しており、判断が難しい勢力図となっています。

    個人的な見解だと報徳学園と神戸国際大付が頭一つ抜けているように見えますね。

    兵庫県は実力校が多いので、予選を勝ち抜くのも大阪同様に大変な戦いになっています。

    和歌山県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    智弁和歌山 25 .656
    桐蔭 20 .640
    箕島 8 .650

    和歌山といえば智弁和歌山が最も有名ですよね。

    ランキングでは桐蔭が20回出場していますが、かなり昔の話で1986年に出場したのが最後になっています。

    智弁和歌山は直近10年で7回、20年で見ればなんと16回も甲子園へ出場しており、圧倒的な強さを誇っていますね。

    和歌山で甲子園を目指すなら智弁和歌山で間違いないでしょう。

    岡山県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    岡山東商 11 .500
    倉敷商 11 .421
    倉敷工 9 .609
    関西 9 .550

    岡山は絶対的な学校がなく、どの学校も実力が拮抗している県ですね。

    近年では倉敷商、岡山学芸館、創志学園、関西などが代わる代わる代表校になっているので、どの学校を選ぶかで大きく結果は変わりそうです。

    これから岡山で甲子園を狙うなら倉敷商、岡山学芸館、創志学園あたりが有力ではないでしょうか。

    広島県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    広島商 23 .729
    広陵 23 .596
    如水館 7 .417

    広島県も野球のレベルが高く、甲子園に出るのはハードな戦いになる県のひとつですね。

    広島商と広陵の2強がおり、近年力をつけてきている広島新庄がここに食い込んでくる勢力図になっています。

    最近はこの3校の三つ巴状態が続いており、どこを選んでも甲子園への確率に差がないように思います。

    輩出しているプロ野球選手の多さでいくと広陵が断トツに多いので、この実績は学校選びの材料になり得るかもですね。

    島根県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    石見智翠館 11 .389
    浜田 11 .389
    開星 10 .167

    島根県のTOP3は3校が僅差で並んでいる状況です。

    しかし浜田高校は2004年以降甲子園から遠ざかっており、実質石見智翠館と開星の2強となっています。

    直近10年では石見智翠館が4度出場しており、これから狙うなら石見智翠館が最有力候補と言っていいでしょう。

    鳥取県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    鳥取西 23 .500
    米子東 15 .348
    八頭 8 .273
    8 .111

    鳥取県は鳥取西と米子東が出場回数で飛び抜けていますが、鳥取西は2008年を最後に甲子園から遠ざかっています。

    今の勢力図では鳥取城北の勢いが大きくなっているのがわかります。米子東も安定した強さを維持していますが、やや鳥取城北の勢いに押されている状況です。

    直近10年で5度も甲子園の土を踏んでおり、これから狙うなら鳥取城北は必ずチェックすべき学校ですね。

    山口県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    宇部商 12 .613
    下関商 9 .640
    柳井 7 .667

    山口県は宇部商が全国的にも有名で実績も豊富ですが、近年では下関国際、宇部鴻城、高川学園など私学の新勢力が力を伸ばしてきており、どこが出場してもおかしくない状況となっています。

    宇部商は2005年を最後に出場が途絶えており、その間に新勢力がどんどん出てきています。

    これから狙うなら下関国際、宇部鴻城、高川学園の3校になってきますね。

    下関国際は2022年夏の甲子園で準優勝を飾り、ここから常勝の時代が続くかもしれません。

    香川県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    高松商 21 .548
    尽誠学園 11 .542
    坂出商 8 .500

    香川県は高松商を筆頭に強豪校の多いハイレベルな県になっています。

    ランキングのTOP3の他に丸亀城西、丸亀、英明など甲子園経験校も多く判断が難しい県ですね。

    そんな中でもやはり高松商の安定した強さは本物であり、香川で甲子園を目指すなら高松商で間違いないでしょう。

    徳島県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    徳島商 23 .477
    鳴門 13 .500
    池田 9 .714

    徳島といえば徳島商が有名でしたが、近年では鳴門が圧倒的な成績で甲子園をほぼ独占しています。

    直近10年ではなんと7度も鳴門が徳島大会を制しており、2011年を最後に徳島商は出場できていません。

    これから狙うなら鳴門が最も確率が高い学校といえますね。

    愛媛県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    松山商 26 .741
    今治西 13 .625
    宇和島東 9 .250

    愛媛も全国制覇の経験を持つ強豪校がひしめき合う激戦区のひとつです。

    松山商がランキングでは断トツですが、2001年を最後に出場できていません。

    その間に甲子園に出ている学校は、済美、今治西、宇和島東、西条などがあり松山商を見かけることがなくなりました。

    これから愛媛で甲子園を狙うなら済美、今治西の2校が確率の高い学校といえるでしょう。

    高知県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    高知商 23 .623
    明徳義塾 21 .649
    高知 13 .571

    高知で甲子園を狙うなら明徳義塾一択です。

    直近10年でなんと9度も甲子園に出ており、唯一土をつけたのが高知商という状況です。

    近年は特に明徳義塾の強さが際立っており、出場回数のランキングも間もなく入れ替わるでしょう。

    福岡県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    小倉 10 .652
    柳川 8 .556
    小倉工 8 .500

    福岡も野球のレベルが非常に高く、一強のような勢力図にならず毎年違う学校が甲子園に出てきています。

    ここ5年では毎年代表校が変わっていることがその難しさを証明しています。

    2022代表 九州国際大付
    2021代表 西日本短大付
    2019代表 筑陽学園
    2018代表(第100回記念大会) 沖学園
    2018代表(第100回記念大会) 折尾愛真
    2017代表 東筑

    強いて言うなら、2014年〜2016年に九州国際大付が3連覇、2022年に甲子園出場している実績があるので、福岡で狙うべき強豪校であることは間違いありません。

    熊本県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    熊本工 22 .577
    九州学院 8 .467
    済々黌 7 .533

    熊本は伝統校である熊本工が頭一つ抜けている状況です。

    一時秀岳館高校が鍛冶舎監督のもと、熊本を制した時期がありましたが、鍛冶舎監督が抜けてからは熊本工が息を吹き返してきています。

    これから狙うなら熊本工でほぼ間違いないでしょう。

    長崎県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    海星 18 .379
    長崎日大 9 .526
    長崎商 8 .385

    長崎では海星が出場回数で抜けていますね。

    ランキング3校は今も強さは衰えず、どこも甲子園を狙える実力を維持しています。

    新興勢力として最近名前を売り出してきてるのが、創成館です。

    TOP3の学校を脅かす存在であることは間違いありません。

    佐賀県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    佐賀商 16 .464
    佐賀西 7 .125
    佐賀学園 6 .500

    佐賀は佐賀商が出場回数では頭一つ抜けている状況です。

    2007年に夏の甲子園を制した佐賀北も強さを維持しておりランキング4位の5回出場になっています。

    佐賀北はここ10年で3度甲子園に出ている一方で佐賀商は一度のみとなっています。

    これを踏まえると、佐賀商か佐賀北が確率として高いといえますね。

    大分県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    大分商 15 .462
    津久見 12 .593
    柳ヶ浦 8 .467

    大分では古豪の大分商がランキングのトップに立っています。

    しかしここ10年では明豊が強さをまして4度甲子園に出場しています。

    大分商の強さも健在でツートップの勢力図になりつつあります。

    明豊は2021年には選抜で準優勝にも輝き、優秀な選手がより集まってきているとこは間違いありません。

    宮崎県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    日南学園 9 .500
    都城 8 .467
    延岡学園 7 .462

    宮崎県ではランキングTOP3の学校はほとんど力の差はなく、どこが出場してもおかしくない状況です。

    直近で見れば、日南学園と延岡学園が甲子園でも目立った活躍をしており、甲子園への確率は高いでしょう。

    これから狙うなら日南学園か延岡学園を検索してみてください。

    鹿児島県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    樟南 20 .545
    鹿児島実 19 .486
    鹿児島商 13 .519

    鹿児島は古豪の樟南と鹿児島実が長らくツートップを走っていますね。

    ここに近年新勢力となってるのが神村学園で、出場回数も初出場からわずか15年で5回の出場を誇っています。

    3年に一度は出場する計算なので、今後鹿児島では外せない学校であることは間違いありません。

    沖縄県

    出場校 出場回数 甲子園での勝率
    興南 12 .633
    沖縄水産 9 .690
    沖縄尚学 9 .471

    今の沖縄は興南か沖縄尚学の2強と言ってよいでしょう。

    沖縄水産も一昔前までは強かったですが、1998年の出場を最後に甲子園から遠ざかっています。

    直近10年でもほとんどが興南か沖縄尚学かで代表校を取り合っている状況を見ると、これから狙うならこの2校で間違いありません。

    直近10年(2012〜2021年)で最も甲子園に出ている学校は?

    第3位(8回)

    福島県代表 聖光学院

    戦後最長の13年連続で甲子園に出場した福島聖光学院が直近10年では8回の出場で、第3位に入りました。

    福島といえば聖光学院と誰もがイメージできるほどに福島一強の時代を作りました。

    全国でも勝てるチーム作りに余念がなく、今後も確実に出てくる学校ですね。

    第2位(9回)

    高知県代表 明徳義塾

    名将馬淵監督が率いる明徳義塾が9回でランキング2位に入りました。

    10年で9回って本当に凄いですよね。毎年選手が入れ替わる中でレベルの高い四国高知県で勝ち続けられるチーム作りには驚きしかありません。

    第1位(10回)

    栃木県代表 作新学院

    ランキング1位は10年連続10回出場の栃木作新学院でした。

    甲子園出場確率が100%なわけですから、全国で最も甲子園に近い学校といえます。

    当然その分チームのレベルも高く全国制覇も経験している学校なだけに、レギュラーを掴みとるのは簡単ではないでしょう。

    それでもチャレンジする価値は十分あるといえますね。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    全国の高校球児の数で単純に計算すると、甲子園に出れる選手の確率は0.5%程度でほとんど奇跡に近いことなんです。

    しかし事前に調べてその確率を高めることはできますから、甲子園を大きな目標にしている選手はこの記事を参考に学校を検討してみてください。

    また以下の記事では、甲子園を目指すなら必ず取り入れないと勝てない「体づくり」についてまとめています。ぜひ併せて読んでみてください。

    》【中学野球】身長と体重の平均値は?体づくりで体格を大きくする方法

    》【少年野球】身長と体重の目安は?小学生で体格の差をつける方法

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

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