プロ野球で一番のお金持ち球団はどこ?
チーム年俸のランクングが知りたい!
このような疑問にお答えします。
プロ野球12球団のチーム年俸事情が気になる方多いと思います。
この記事では2023年最新の12球団チーム年俸を調査しランキングでまとめました。
✔️この記事でわかること
- 12球団チーム年俸ランキング
- ランキング一覧表
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
2023年プロ野球界一の金満球団はどこ?12球団チーム年俸ランキング
12球団チーム年俸ランキング
第12位 北海道日本ハムファイターズ
総額:22億9220万円(前年比91%)
12球団で最もチーム年俸が低かったのが日本ハムです。
チームトップの年俸はポンセ投手の1億8000万円となっており、12球団で唯一2億円以上の選手がいません。
前年は全体10位でしたが、チームの主軸であった近藤健介外野手がソフトバンクに移籍したことでチーム年俸もガクッと下がりました。
ダルビッシュ投手や大谷選手が抜けて以来球界を代表するスター選手不在といった状況が続いていますね。
億超えプレーヤー(6人)
- ポンセ(投手):1億8000万円
- 上沢直之(投手):1億7000万円
- 加藤貴之(投手):1億3500万円
- アルカンタラ(内野手):1億3000万円
- ロドリゲス(投手)1億2000万円
- 加藤豪将(内野手):1億円
第11位 千葉ロッテマリーンズ
総額:26億5690万円(前年比95%)
前年が全体8位だった千葉ロッテが2023シーズンは11位です。
ロッテは比較的チーム年俸が低めになっている傾向のある球団で、毎年下位にランクインしてくるチームですね。
チームトップの年俸は益田直也投手です。ですが中村奨吾選手が23年から新たに4年契約を結び年俸は非公開ながら間違いなく億越えプレーヤーあることは間違いありません。
億超えプレーヤーはチーム全体で7人となっています。
億超えプレーヤー(7人)
- 中村奨吾(内野手):?億円
- 益田直也(投手):2億円
- 石川歩(投手):1億5000万円
- 美馬学(投手):1億4000万円
- 福田秀平(外野手):1億2000万円
- 唐川侑己(投手):1億円
- 荻野貴司(外野手):1億円
第10位 オリックスバファローズ
総額:27億4350万円(前年比108%)
前年9位だったオリックスが2023年はなんと10位にダウンしました。
パ・リーグを連覇したにも関わらずダウンしたのは驚きです。
チームトップはエースである山本由伸投手の6億5000万円です。
ランキングダウンの大きな要因は4億円の年俸だった吉田正尚選手がメジャー挑戦で抜けたことですね。
これにより全体的に優勝でアップした他の選手の年俸もプラスマイナスゼロ状態になったと言えます。
億超えプレーヤー(6人)
- 山本由伸(投手):6億5000万円
- 平野佳寿(投手):2億2000万円
- 森友哉(捕手):2億1000万円
- ゴンザレス(内野手):1億8000万円
- ワゲスパック(投手):1億3000万円
- 田嶋大樹(投手)1億1000万円
第9位 広島東洋カープ
総額:28億3450万円(前年比112%)
前年11位から9位にアップした広島カープ。
チームトップの年俸は守備の名手である菊池涼介選手の3億円です。
メジャー帰りの秋山翔吾選手を獲得したり戦力の拡大を図りつつありますね。
億超えプレーヤー(9人)
- 菊池涼介(内野手):3億円
- マクブルーム(内野手):1億8900万円
- 大瀬良大地(投手):1億8000万円
- 秋山翔吾(外野手):1億5000万円
- 九里亜蓮(投手):1億4000万円
- 會澤翼(捕手):1億4000万円
- 西川龍馬(外野手):1億2000万円
- ターリー(投手):1億1100万円
- 森下暢仁(投手):1億1000万円
第8位 中日ドラゴンズ
総額:29億6220万円(前年比118%)
前年12位と最下位だった中日が今年は8位まで上昇しました。
チームトップはビシエド選手の3億5000万円で、億越えプレーヤーは7人になっています。
ドラゴンズは長らく優勝争いからも遠ざかっており、立浪監督のもと強いドラゴンズが戻ってきてほしいですね。
億越えプレーヤー(7人)
- ビシエド(内野手):3億5000万円
- 大野雄大(投手):3億円
- 大島洋平(外野手):2億5000万円
- アキーノ(外野手):1億6800万円
- 柳裕也(投手):1億800万円
- 涌井秀章(投手):1億円
- 祖父江大輔(投手)1億円
第7位 阪神タイガース
総額:31億5115万円(前年比98%)
前年5位から2ランクダウンしたタイガース。
チーム最高年俸は西勇輝投手の3億円でした。
タイガースは一時期年俸ランキングでトップ3に入る時期もありましたが、糸井選手や鳥谷選手など高額年俸のスター選手が抜けてから近年はチームの若返りもありやや落ちてきています。
億越えプレーヤー(9人)
- 西勇輝(投手):3億円
- 青柳晃洋(投手):2億4000万円
- 岩崎優(投手):2億円
- ノイジー(外野手):1億7940万円
- 近本光司(外野手):1億7000万円
- 梅野隆太郎(捕手):1億6000万円
- 大山悠輔(内野手):1億3000万円
- ビーズリー(投手):1億960万円
- 岩貞祐太(投手):1億円
第6位 埼玉西武ライオンズ
総額:32億6550万円(前年比116%)
西武ライオンズが12球団でちょうど真ん中の6位にランクインです。
チームチップの年俸は増田達至投手と源田壮亮選手の3億円です。
正捕手であった森友哉選手が抜けましたが、チーム年俸は前年より増えていますね。
億越えプレーヤー(10人)
- 増田達至(投手):3億円
- 源田壮亮(内野手):3億円
- 山川穂高(内野手):2億7000万円
- 中村剛也(内野手):2億円
- 高橋光成(投手):1億8000万円
- 栗山巧(外野手):1億7900万円
- 平良海馬(投手):1億7000万円
- エンス(投手):1億7000万円
- 外崎修汰(内野手):1億6000万円
- 金子侑司(外野手):1億2600万円
第5位 横浜DeNAベイスターズ
総額:33億3910万円(前年比106%)
球界トップ5に入ってきたのは横浜DeNAベイスターズです。
強力な助っ人外国人が多く、年俸も高い水準になっています。
また年俸の上昇と共にペナントレースでも上位に食い込んでくることが多くなっており、今シーズン注目かもしれません。
億越えプレーヤー(13人)
- オースティン(外野手)3億9000万円
- 山崎康晃(投手):3億円
- ソト(内野手):2億5000万円
- エスコバー(投手):2億円
- 宮﨑敏郎(内野手):2億円
- 佐野恵太(外野手):1億7000万円
- 今永昇太(投手):1億4000万円
- 牧秀吾(内野手):1億2000万円
- 三嶋一輝(投手):1億2000万円
- 桑原将志(外野手):1億2000万円
- ウェンデルゲン(投手):1億2000万円
- ガゼルマン(投手):1億2000万円
- 伊藤光(捕手):1億1250万円
第4位 東北楽天イーグルス
総額:37億2920万円(前年比86%)
メジャーから歴代球界最高年俸9億円で戻ってきた田中将大投手の大減俸を受けて、チーム年俸も大きくダウンした楽天が4位です。
楽天もソフトバンクやジャイアンツ同様に戦力に多大なコストをかけている球団でトップ5に入り続けています。
投手、野手にバランスよく高額年俸の選手がおり優勝へ向けて十分な戦力が整っています。
億越えプレーヤー(8人)
- 浅村栄斗(内野手):5億円
- 田中将大(投手):4億7500万円
- 則本昂大(投手):3億円
- 岸孝之(投手):2億5000万円
- 松井裕樹(投手):2億5000万円
- 鈴木大地(内野手):2億円
- 島内宏明(外野手):1億2000万円
- 炭谷銀仁朗(捕手):1億円
第3位 読売ジャイアンツ
総額:40億1580万円(前年比88%)
前年2位だったジャイアンツは3位にダウンです。
最も金満球団のイメージが強いジャイアンツですが、ここ数年でソフトバンクに完全に抜かれてしまいましたね。
とは言え菅野智之投手や坂本勇人選手などスター選手が多く在籍するジャイアンツはトップ3から抜けることはなかなかないでしょう。
億越えプレーヤー(12人)
- 坂本勇人(内野手):6億円
- 菅野智之(投手):5億円
- 丸佳浩(外野手):4億5000万円
- 中田翔(内野手):3億円
- 岡本和真(内野手):2億7000万円
- 梶谷隆幸(外野手):2億円
- ブリンソン(外野手):1億3000万円
- 高梨雄平(投手):1億1000万円
- ロペス(投手):1億1000万円
- グリフィン(投手)1億円
- 小林誠司(捕手)1億円
- ウォーカー(外野手):1億円
第2位 東京ヤクルトスワローズ
総額:40億7850万円(前年比120%)
前年4位から2位まで浮上し、ジャイアンツを抜いたセ・リーグ連覇中のヤクルトです。
村上宗隆選手や山田哲人選手、青木宣親選手など球界を代表するスター選手がいるヤクルトは必然的にチーム年俸も大きくなっていますね。
億越えプレーヤーは12人となっていますが、トップ2人の年俸がチームの4分の1を超えてくる大きさで全体2位にランクインしました。
億越えプレーヤー(12人)
- 村上宗隆(内野手):6億円
- 山田哲人(内野手):5億円
- 青木宣親(外野手):3億4000万円
- サンタナ(外野手):2億6400万円
- サイスニード(投手):1億9110万円
- 中村悠平(捕手):1億7000万円
- 小川泰弘(投手):1億6000万円
- オスナ(内野手):1億5800万円
- 石山泰稚(投手):1億5000万円
- ケラ(投手):1億3200万円
- 清水昇(投手):1億円
- ピーターズ(投手)1億円
第1位 福岡ソフトバンクホークス
総額:62億3130万円(前年比100%)
毎年不動の位置にランキングされるソフトバンクは2023シーズンもダントツのチーム年俸を誇っています。
毎年総額60億円を超えてくるソフトバンクの資金は圧倒的な規模になっています。
チーム最高年俸はオスナ投手の6億5000万円を筆頭になんと億越えプレーヤーが17人もいますから、活躍すれば間違いなくリターンが大きいのがソフトバンクですね。
億越えプレーヤーだけでとんでもない巨大戦力になっています。
億越えプレーヤー(17人)
- オスナ(投手):6億5000万円
- 柳田悠岐(外野手):6億2000万円
- 有原航平(投手):5億円
- 森唯斗(投手):4億6000万円
- 今宮健太(内野手):3億円
- モイネロ(投手):3億円
- 近藤健介(外野手):2億5500万円
- 甲斐拓也(捕手):2億1000万円
- アストゥディーヨ(内野手):1億8000万円
- 和田毅(投手):1億6500万円
- 嘉弥真新也(投手):1億6000万円
- ガンケル(投手):1億6000万円
- 東浜巨(投手):1億5000万円
- 石川柊太(投手):1億5000万円
- 又吉克樹(投手):1億5000万円
- 中村晃(内野手):1億5000万円
- 武田翔太(投手):1億5000万円
ランキング一覧表
順位 | チーム名 | チーム年俸 |
12位 | 北海道日本ハム | 22億9220万円(前年10位) |
11位 | 千葉ロッテ | 26億5690万円(前年8位) |
10位 | オリックス | 27億4350万円(前年9位) |
9位 | 広島 | 28億3450万円(前年11位) |
8位 | 中日 | 29億6220万円(前年12位) |
7位 | 阪神 | 31億5115万円(前年5位) |
6位 | 埼玉西武 | 32億6550万円(前年7位) |
5位 | 横浜DeNA | 33億3910万円(前年6位) |
4位 | 東北楽天 | 37億2920万円(前年3位) |
3位 | 読売ジャイアンツ | 40億1580万円(前年2位) |
2位 | 東京ヤクルト | 40億7850万円(前年4位) |
1位 | 福岡ソフトバンク | 62億3130万円(前年1位) |
こうして見るとソフトバンクの年俸が突出しているのがわかりますね。
それだけ戦力にコストをかけると同時に、ソフトバンクは選手のポスティングを容認していないので、活躍した選手の年俸が上がり続けているのも要因の一つになっています。
他球団ではメジャー挑戦するレベルの選手の年俸は、ピークのタイミングでメジャーへ行ってしまう事が多いので全体の年俸がやや抑えられるような形になっていますね。
また2年連続でパ・リーグを制したオリックスのチーム年俸が10位に位置しているのも面白いですね。
ヤクルトはセ・リーグ2連覇+村上宗隆選手の年俸が大幅にアップしたことで一気に前年よりおよそ7億円もアップしてランキングが2位まで浮上しています。
まとめ
プロ野球はチームが勝てば全体的な年俸が上がり、負ければ下がる傾向にあります。
勝つために先行投資として高い年俸でいい選手を獲ってくるバランスが難しいところであり面白い部分でもありますね。
ここ数年はソフトバンクと巨人の2強でしたが、三冠王村上宗隆選手の躍進で2位が入れ替わりました。
今シーズンもチーム年俸を頭に入れながらプロ野球を楽しんでみてください。
また以下の記事では、メジャーとの年俸を比較した内容をまとめています。ぜひ併せて読んでみてください。
》ここまで差があるの…?メジャーとプロ野球のチーム・個人年俸比較
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!