もっと高いレベルで野球がしたい!
広島カープジュニアに入るにはどうすればいいの?
2005年からスタートしたNPBジュニアトーナメント。
これによりNPB12球団によるジュニアチームが結成されました。
日本一レベルの高い少年野球チームと言われ、今ではここでプレーすることがプロ野球への登竜門的な位置づけになっており、確実にプロへの近道となります。
ここに入れれば今後の野球人生に大きなプラスになることは間違いありません。
この記事では、倍率の高い広島カープジュニアへの入り方についてまとめました。
✔️この記事でわかること
- 広島カープジュニアってどんなチーム?
- カープジュニアへ入るための合格倍率と必要なスキル
- NPBジュニアチームで野球をするメリットとデメリット
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
友人の子が2022NPBジュニアトーナメントに出場(応援済)
「本ページはプロモーションが含まれています」
プロ野球選手への登竜門!広島東洋カープジュニアに入るには?
広島カープジュニアってどんなチーム?
監督 | 天谷 宗一郎 |
コーチ | 佐々木 真悟、和泉 修 |
選考倍率 | およそ100人中16人が合格 |
優勝回数 | 0回 |
輩出プロ野球選手 |
ジュニアトーナメントでの優勝こそまだ無いものの、プロ野球でも大活躍しているヤクルトの田口麗斗投手を輩出している強豪チームです。
中国地区は野球レベルが高く、この地区でカープジュニアに選ばれるのは至難の業です。
逆にここで選ばれたら間違いなく選手の大きな自信になりますし、中学以降の進路にも好影響があることは間違いありません。
これだけでもカープジュニアにチャレンジする価値は十分にあると言えますね!
ではカープジュニアに入るための基準はどうなっているのでしょうか?
カープジュニアへ入るための合格倍率と必要なスキル
合格倍率
応募者は毎年100人ほどになっており合格者の数は16人、合格する確率はおよそ16%程度です。
基準には野球のスキル+野球に取り組む姿勢も合格するための判断基準になっているようです。
どのチームにも共通していますが、ただ技術的に上手いだけでは合格しないみたいです!
必要なスキル
NPBジュニアチームに入るには以下の数字をどれか一つでもクリアする必要があります。
球速 | 100km以上 |
50m走 | 7.5秒以下 |
遠投 | 60m以上 |
特筆すべき能力 | 突出した飛距離やミート力、スピードボールなど |
どの能力も平均値を大きく上回る数字ですね。
ちなみに小学6年生の平均値は以下です。
球速 | 90km |
50m走 | 8.79秒 |
遠投 | 50m |
NPBジュニアチームは、1チーム16人という狭き門です。
NPBジュニアトーナメントでは、どのチームも勝つことを目的としており、アカデミーでの野球教室とは別物としての位置づけになっています。
プロ野球選手になる人を見ていると、一芸に長けている事が重要視されていますよね。
例えば、
- 圧倒的なスピードボール
- 圧倒的な飛距離(パワー)
- 圧倒的な守備力
- 圧倒的な走力
など全て70点の選手より、どれか1つでも120点を取れる選手がプロになっているのが分かると思います。
その120点の部分にファンは期待するし、球団は高額の年俸を支払うわけです。
自分の得意を分析して徹底的に武器を伸ばした選手だけが、プロ野球選手になれる世界なんですね。
まずは球速、スイングスピード、打球速度など強みを見つけて数値化し、小学生のトップクラスと比べて現在地を知るところからがスタートかなと思います。
NPBジュニアチームで野球をするメリットとデメリット
メリット
さらなるレベルアップに最高の環境
ジュニアメンバーに選ばれた時点で高いレベルにありますが、同じように高いレベルのチームメイトや相手チームと野球することで視野や世界が広がりさらなるレベルアップにつながります。
実質日本一レベルの高い少年野球なので、上を目指す選手として刺激を受けない訳がありません。
またジュニアトーナメントは神宮球場と横浜スタジアムで行われるため、小学生からプロ野球で使用する球場でプレーするという大きな経験を積むことができます。
元プロ野球選手から直接指導が受けられる
カープジュニアの監督やコーチは全てが元広島カープの選手です。
現役を引退してわずか数年の監督やコーチ陣に直接指導してもらえる経験なんてなかなかできる事ではありません。
しかも勝つ事を目的に集められたメンバーですので、技術的なことはもちろん戦略的な部分や意識的な部分まで細かい指導してもらえます。
プロ野球選手がどのように考えて野球をしているかを小学生で吸収できるのは普通に羨ましいですね!
今後の野球人生において有利になる
小学生からプロ球団に自分の存在を知ってもらえます。これってめちゃくちゃ大きなメリットです。
NPBジュニアトーナメントが無かった時代は、全国大会で活躍してもプロのスカウトの目に入ることなんてほぼありませんでしたから。
そう考えると、厳しい選考を突破できれば間違いなく球団のリストには載りますからね。
またNPBジュニアトーナメントはYouTubeだったりスカパーなどの有料チャンネルなどでも中継され、注目度は小学生の大会としては異例の待遇になっています。
倍率の高い選考を突破し、多くの経験を積んだ選手を欲しがるチームはたくさんあります。
もちろん軟式を継続するのか、シニアなどの硬式に行くのかは本人の自由ですが、選択肢が増えることは間違いありません。
その先、高校野球で甲子園を目標にしている選手なら中学の3年間はとても大事ですから、レベルの高い強豪チームでプレーしたいですよね。
デメリット
遠方からの参加だと送迎が大変
カープジュニアの主な活動場所が広島市内のため、遠方から選抜された選手は通うのがとても大変です。
週末だけとは言え、親御さんにかかる負担もかなり大きいと言えますね。
もちろん我が子の頑張る姿を見られるのは幸せなことですが、一方で体力勝負な側面もあります。
交通費や遠征費などのお金
週末の練習で発生する送迎の交通費は出ません。近場の人はいいですが、遠方から通う人だと交通費もあなどれません。
また本番の大会が行われる神宮球場や横浜スタジアムへの遠征費は、選手は球団が負担してくれますが、応援で付き添いの家族に関しては全て自腹となっています。
関東圏の人は電車や車で行ける距離かもしれませんが、その他の地区から来られる人は、実質的な金銭面での負担増があるのは家庭によっては重荷に感じるかもしれません。
まとめ
NPBジュニアトーナメントが始まったことで、小学生達にひとつ大きな目標が出来た事は間違いありません。
高校生でいう甲子園のような位置づけですね。
高いレベルでのプレーを希望し更なる高みを目指すなら広島カープジュニアのセレクションにチャレンジしてみてください。
また以下の記事では、NPBジュニアトーナメントに出場している選手の身長を調査しました。NPBジュニアを目指すなら体づくりは必須項目です。
ぜひ併せて読んでみてください。
【少年野球】NPBジュニア選手の平均身長と体重ってどれくらい?
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!