坊主じゃない甲子園に出るような強豪校って全国にどれくらいあるの?
このような疑問にお答えします。
2023年夏の甲子園で神奈川代表の慶應義塾がサラサラ髪をなびかせながらの優勝は、一つ大きな時代の変化を感じましたね。
坊主が嫌で高校野球を敬遠してしまう人も少なからずいるはず。
そこで、この記事では甲子園に出てくる坊主じゃない学校がどれくらいあるのか調査しました。
✔️この記事でわかること
- 坊主じゃない全国の強豪校は?
- 2023年夏の甲子園で坊主じゃない高校は?
- 野球部=坊主になったのはなぜ?
それぞれ深掘りしていきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【高校野球】坊主=甲子園はもう古い?坊主じゃない強豪校を調査
坊主じゃない全国の強豪校は?
旭川大高校(北北海道)
(出典:朝日新聞デジタル)
夏の甲子園出場10回
北北海道を代表する強豪の旭川大高校は完全に脱坊主を果たしている学校です。
2019年の101回大会では現ヤクルトスワローズの奥川投手擁する星稜と対戦し惜敗するなど甲子園でも記憶に残る実績を積み上げている学校ですね。
秋田中央高校(秋田)
(出典:スポーツ報知)
夏の甲子園出場5回
夏の甲子園に過去5回出場している秋田市立の秋田中央高校。
3人ものプロ野球選手を輩出している学校ですが、坊主のルールは無いことで有名です。
秋田大会でも毎年ベスト4クラスに入る安定した実力を持つ学校ですね。
東北高校(宮城)
(出典:スポニチ)
夏22回 春20回
ダルビッシュ有投手の母校でも有名な東北高校も今は坊主ではありません。
ダルビッシュ有投手の時は全員坊主だったですからね。
2022年に監督が変わると同時に坊主ルールが無くなったようです。
花巻東高校(岩手)
(出典:朝日新聞デジタル)
夏11回 春4回
菊池雄星や大谷翔平という2人のメジャーリーガーを輩出してきた花巻東も坊主ではありません。
菊池雄星投手や大谷翔平選手の時はまだ坊主でしたね。
花巻東が坊主じゃなくなったのは、ここ5年程の出来事のようです。
一部自主的に坊主にしている選手もいるようですが、髪型に関しては基本自由みたいですね。
慶應義塾高校(神奈川)
(出典:Yahoo!ニュース)
夏19回 春10回
2023年に107年ぶりの甲子園優勝を果たした慶應義塾は、100年以上の歴史で一度も坊主にしてこなった学校です。
高校野球の強豪校にしては珍しいですよね。
100年以上変わらない姿勢で取り組み続けてきた慶應義塾の姿が令和の時代に再び脚光を浴びていますね。
新潟明訓高校(新潟)
(出典:朝日新聞デジタル)
夏7回 春1回
新潟の名門であり、ドカベンのモデルにもなっている新潟明訓も坊主ではありません。
ドカベンの漫画のキャラクターもみんな坊主じゃありませんしね。
2012年に甲子園に出場してからは遠ざかっており、そろそろ出場してくれるのを期待しましょう。
享栄高校(愛知)
夏8回 春11回
愛知四強のひとつ、享栄高校も坊主ではありません。
中京大中京や東邦はまだ坊主ルールになっているようで、頭髪に関しては私学四天王の中で一歩先を行く学校と言えますね。
ちなみにイチローの母校でもある愛工大名電は強制坊主ではないにも関わらず、選手が自主的に坊主にしており、結局全員坊主になっているという学校もあるようです。
済美高校
(出典:毎日新聞)
夏6回 春2回
四国の名門である済美高校も坊主ではなくなりました。
お笑い芸人のティモンディの2人も済美高校出身なのは有名ですよね。
かつてはバリバリの坊主ルールだった学校もどんどん変化していっているのが分かると思います。
2023年夏の甲子園で坊主じゃない高校は?
クラーク国際(北北海道)
夏2回 春2回
クラーク記念国際は2014年創部とかなり若い学校です。
しかも2016年に創部3年目という異例の速さで夏の甲子園に初出場しています。
頭髪も自由になっていて、全く強制がない中で今夏の甲子園にはほとんど全員が坊主で登場していました。
甲子園での気合の意味で坊主にしたのかは、すいません不明です。。
花巻東(岩手)
上記で解説した通りです。
土浦日大(茨城)
(出典:Yahoo!ニュース)
夏5回 春2回
春夏合計で7回も甲子園に出場している土浦日大も坊主じゃありませんね。
今夏のベスト4という快進撃で、より一層「坊主じゃないなのに強い!」といういいイメージがつきました!
今夏の活躍で、茨城県では入部希望者が格段に増えるのではないでしょうか。
慶應義塾(神奈川)
上記で解説した通りです。
浜松開誠館(静岡)
(出典:Yahoo!ニュース)
夏1回 初出場
初出場の浜松開誠館も坊主ではなく、みんなオシャレな髪型をしていました。
浜松開誠館の監督も頭髪には一切注文をつけない自由を尊重しており、他校でありがちな「スポーツ選手らしさ」すら気にしていないようです。
珍しくてカッコいいユニフォームもメジャー球団であるアリゾナ・ダイヤモンドバックスをモデルにしており、旧来の日本の高校野球という枠にとらわれないスタイルを貫いています。
立命館宇治(京都)
(出典:毎日新聞)
夏4回 春3回
京都の伝統ある名門、立命館宇治も今夏で坊主ではなく自由な髪型でした。
立命館宇治は龍谷大平安や京都国際などバリバリ坊主の学校が目立つ中で一際目立つ存在になりつつありますね。
甲子園に出場した事で立命館宇治の自由に憧れて入部を決める選手も出てきそうですね。
英明(香川)
(出典:毎日新聞)
夏3回 春3回
四国の名門英明高校も坊主ではなくなっていました。
練習量が多く厳しいイメージが英明高校にはありましたが、脱坊主は個人的に一番の驚きでした。
野球部=坊主になったのはなぜ?
野球人気が凄すぎたから(諸説あり)
野球をしたい学生が多すぎた事が、坊主ルールを作ったと言われています。
昭和の時代は人口が爆発的に増え、まだサッカーやバスケットボールなどのスポーツが日本に浸透する前だった事もあり、野球部希望の学生が溢れかえっていたようです。
そこで、髪型を強制的に坊主にする事で軽い気持ちで入ってくる部員を振るいにかけて少しでも減らそうとする時代があったようですね。
今では考えられないですけど、一学年に100人以上が入ってくるような時代背景があったと言われています。
まとめ
慶応の優勝をキッカケにこれからどんどん脱坊主の流れは加速していくでしょう。
そもそも公立校など全ての学校を含めると坊主じゃない割合の方が多いのが現状ですので、自然な流れとも言えますね。
また以下の記事もぜひ併せて読んでみてください。
》【高校野球】身長と体重が平均以下…体づくりで体格を大きくする方法
》高校野球の甲子園大会歴代イケメン選手10選《カッコよくて爽やか》
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!