
少年野球ではレギュラーだったのに中学でレギュラーになれる気がしない…
少年野球ではレギュラーで試合に出ていたのに、中学でレギュラーになれないのは、しっかり原因があります。
せっかく中学でも野球を続けていく決意をした以上、3年間ベンチを温めるのは避けたいはず。
中学でレギュラーになれない原因は、学年の壁、学区の影響、スキル不足の3つです。
この記事では、中学でレギュラーになれない原因とレギュラーになるための解決法をまとめました。
現在あなたがどの学年にあっても、諦めるにはまだ早いです。
✔️この記事でわかること
- レギュラーになれない3つの原因
- レギュラーになるための解決法
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
【中学野球】試合に出られない!レギュラーになれない原因と解決法まとめ
レギュラーになれない3つの原因
学年の壁
中学野球では少年野球以上に学年の壁が高くなります。
わずか3年しかない中学でレギュラーとして試合に出るのは、どうしたって3年生中心になるのは仕方のない現実です。
誰が見ても突出した実力なら話は別ですが、大差のないレベルだとしたら3年生から優先的に試合に出るのは当たり前ですからね。

「後輩だけど〇〇なら試合に出ても何の文句もないな」
と先輩や監督から思われる選手以外は、基本的に3年生、もしくは自分達の代にならないとレギュラーとして試合に出るのはまず難しいと思っておいてください。
それでいて、自分の代になっても試合に出れる兆しがない選手には足りないものがあります。
スキル不足
シンプルにスキル(技術)が足りていない場合もレギュラーとして試合に出るのは難しいです。
それもそのはず、チームとして勝利を目指す以上、野球は確率のスポーツなので以下のような選手がレギュラーになります。
- ヒットを打つ確率の高い選手
- エラーの確率が低い選手
- 四球や死球を出す確率が低い投手
このように、それぞれの項目で確率が安定した選手からレギュラーとして試合に出るのは当然なのは分かると思います。
代打や代走、リリーフでの途中出場が多い選手は、総合的な安定感に欠けている場合がほとんどです。
もちろん攻守ともに全て高いレベルにある必要はありません。
自分の強み、武器を理解せず何となくプレーしていてはレギュラーへの道は険しいものになりますね。
チームプレーを理解していない
野球はチームプレーが非常に重要なスポーツです。
にも関わらず、単独プレーや単独行動などチームプレーを理解しない振る舞いの多い選手はレギュラーにはなれません。
例えば、試合に出ても
- 一塁まで全力疾走しない
- フライを打ち上げたら諦めて走らない
- カバーリングに行かない
- 四球を出すとやる気無くして投げやりになる
- マウンドで一人相撲
- 声かけや声出しを全くしない
- ベンチにいる時に裏方の仕事を放棄
などなど、自分のチームにも1人くらいいるかもしれませんよね。
このような選手がレギュラーとしてスタメンに名前が出てくるでしょうか?
野球は1人だけが頑張ってもなかなか勝てるスポーツではありません。

試合に出ていなくても「チームが勝つために何をしなければいけないか?」を理解している選手が最終的にレギュラーへと駆け上がっていきます。
レギュラーになるための解決法
「声出し」を全力でやる

声を出してレギュラーになれるわけないでしょ?
と思うかもしれませんが、ここを舐めてはいけません。
試合を重ねていくと当然勝ちゲームばかりではなく、負けそうな試合や苦しい展開などたくさん出てきますよね。
そんな時、多くのチームではみんなの気持ちが下がり、声が出なくなり、相手チームからの圧に押しつぶされてしまいます。
そんな時にベンチから常にポジティブな声かけや雰囲気を変えようと声を出している選手がいたら監督は放っておきません。

「〇〇がいるだけでチームの雰囲気変わるな。常にグラウンドの中にいてほしいな」
と監督に思われるとマジでレギュラーへ近づきます。
もちろん試合に出るための技術練習は頑張らないといけませんが、チームの雰囲気を変えられる選手は本当に重宝されます。
ここを知っていて実践できるだけで、レギュラーへの道は確実に近づきます。
ポジション選びは重要
試合に出られるポジションと自分がやりたいポジションは同じでしょうか?
野球のポジションは9つしかありませんよね。

試合に出るためには、この9つのイス取りゲームを制しなければいけません。
ここでチーム一の守備力を誇る同級生が同じポジションにいたら勝てるでしょうか?
それでも自分がやりたいポジションにこだわって3年間ベンチを温めるのでしょうか。
ここはプライドもかかっているので、覚悟を決めなければいけませんが、一旦こだわりを捨て試合に出られる確率の高いライバルに勝てそうなポジションに移るのも方法の1つになります。
試合に出るという経験は、どのポジションでも関係ありませんから。

あそこのポジションには〇〇がいるからな…
と遠慮していてはレギュラーを取ることは難しいでしょう。
野球は相手チームに勝つ前にチームメイトに勝たなければいけません。
覚悟を決めましょう。
人一倍練習する(自分の武器を磨き上げる)
レギュラーを取るために最低限必要なスキルは大事ですが、もっと大事なのは「自分の能力を理解して武器を徹底的に磨き上げる」ことです。
自分の武器とは?
- 当たればホームランのパワー
- 空振りは絶対にしないミート力
- どんな状況でもミスしないバント技術
- 絶対に盗塁失敗しない走塁
これらの野球に直結するスキルを人一倍練習して強みを一点集中で練習してみてください。

「〇〇ってパワーだけはチーム一だよな」
「〇〇の所に打球が飛べば安心して見てられるよ」
「〇〇が塁に出たら自動的に得点圏じゃん」
など、これだけはチームメイトの誰にも負けない部分を磨き上げたらレギュラー確定ですよ。
以下にそれぞれのポジションに合わせた練習方法をまとめた記事を置いておきます。
該当する内容を練習してみてください。
打撃:【中学野球】試合になったら打てない選手の特徴と打てるようになる3つの練習
投手:中学野球の平均打球速度はどれくらい?打球速度を上げる練習方法3選
守備:【野球】ノックする場所ない!自宅に一人でもできる守備練習の環境作り
まとめ
レギュラーになれないのは、周りと同じ意識で同じだけの練習しかしていないからが最も大きな原因です。

ほとんどの選手は全体練習が終わって家に帰ったらテレビ見ながらお菓子食べて寝るだけですよ。
毎日1時間でも1ヶ月で30時間分の練習時間になります。
これが一年経てばどれだけ大きな差となるか分かると思います。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!