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プロ野球のエースピッチャーが18番なのはなぜ?
12球団の18番は今どうなってる?
メジャーではどうなんだろう?
このような疑問を持った方へ解説していきますね!
野球選手には全選手に背番号があります。
そんな中プロ野球のエースナンバーが18と言われている理由を知っているでしょうか?
なぜ高校野球のように1番ではなく、18番なのかをまとめました。
では見ていきましょう。
➡️【プロ野球】選手の年俸に直結する規定投球回と規定打席を解説します
プロ野球のエースナンバーが18なのはなぜ?
18がエースナンバーの理由
色々調べましたが、はっきりした明確な理由は見当たりませんでした。
説として3つの理由が挙げられているので紹介します。
- プロ野球草創期の伝説的な活躍をした若林忠志や野口二郎、スタルヒンらが18番をつけていたことがエースナンバーとなった説
- 日本の伝統芸能である歌舞伎の十八番(おはこ)がその由来であるという説
- 球界の盟主ともいわれる巨人のエースピッチャーが、18番をつけていた説
3番に関しては実際に、藤田元司や堀内恒夫、桑田真澄、杉内俊哉、菅野智之など、そうそうたるジャイアンツの有名選手が背番号18を背負っており、巨人のV9時代の影響が非常に大きいことを表していますね。
また「平成の怪物」といわれた松坂大輔も、入団時の会見では桑田投手への憧れを口にしていることから、不動のものとなっていった背景があります。
18番をつけている2021年現役投手一覧
セ・リーグ
巨人:菅野 智之
2021シーズンからこれぞエースという8億円の超大型契約で合意した菅野投手が18番をつけています。その前は杉内俊哉投手、その前は桑田真澄投手といったビッグネームが並びます。
エースナンバーは巨人のV9時代の影響も大きかったことを考えると、一際重みを感じてしまうのは僕だけでしょうか。
阪神:馬場 皐輔
2018年のドラフト1位ルーキー馬場投手に期待も込めて18番を託していますね。2020年、21年と中継ぎでのポジションを獲得し徐々にその存在感を増してきています。
中日:梅津 晃大
梅津投手はドラフト2位から入団し、2年で通算6勝止まりながら3年目に18番を背負っています。球団からのさらなる期待でしょう。
ヤクルト:寺島 成輝
寺島投手は2016年のドラフト1位の高卒で入団しましたが、ここまでなかなか結果が出ず苦しいプロ生活となっていますね。
横浜DeNA:準永久欠番(三浦大輔)
横浜の18番はハマの番長こと三浦大輔氏の準永久欠番になっています。今監督で81番をつけていますが、18番に相応しい投手が現れたら三浦監督直々に継承するのかが注目されますね!
広島:森下 暢仁
2019年のドラフト1位で入団した森下投手が18番に見合う堂々の活躍を続けていますね。広島の18番はそれまで前田健太投手が背負っていた番号だけに重圧もあったと思いますが、跳ね除けての活躍は見事ですね。
➡️【プロ野球】ドラフト順位ごと1年目(ルーキー)の契約金と年俸を比較
パ・リーグ
西武:空き番
西武の18番は現在空き番になっています。2015年のドラフト1位だった多和田真三郎投手が18番を背負い活躍しましたが2019年に病気が発覚し現在は育成契約に切り替え病気を完治させることに専念しています。
多和田投手の前は涌井投手、その前は松坂投手と西武の18番も歴代ビッグネームが並んでいますね。
オリックス:山本 由伸
オリックスの18番は説明不要でしょうか。今や球界を代表する投手に成長した山本由伸投手。しかしドラフトは4位での入団で今となっては意外ではないでしょうか。そこから波に乗り3年目終了時点で18番へ変更されました。
ロッテ:二木 康太
ロッテの二木投手は2013年のドラフト6位で入団し、ここまでプロ通算8年で34勝38敗と五分五分の結果を残しています。18番を背負ったのは6年目終了時点でさらなる飛躍を願っての抜擢だったようですね。
日本ハム:吉田 輝星
2019年の甲子園で金足旋風の主役となった吉田投手が、ドラフト1位でファイターズの18番を背負いました。それまでは斎藤佑樹投手がつけていて、プロの壁に苦しんだイメージがあり重圧のある中での抜擢ですが、吉田投手はプロの壁を破って欲しいなと期待せずにはいられませんね!
ソフトバンク:武田 翔太
高卒ドラフト1位指名でソフトバンクに入団した武田投手は30番でキャリアをスタートさせ、6年目終了時点で18番に変更されています。
4年目13勝、5年目14勝とチームの勝ち頭となるシーズンが高く評価されての18番抜擢で、今後の活躍がまだまだ期待されている投手ですね。
しかし18番に変更してからのシーズンはいずれも苦しんでおり、思うような結果を残せていません。
楽天:田中 将大
楽天のエースナンバーと言えばこの投手しかいませんね。
2021年にニューヨークヤンキースから凱旋し、NPB歴代最高年俸の9億円で契約した田中投手です。
2006年のドラフト1位で入団し18番をつけシーズン24連勝という不動の記録を作りNPBの歴史に名前を刻んだ現役最強投手の一人です。
ヤンキースので19番も似合っていましたが、田中投手はやはり18番が一番似合っていると思いますね(^^)
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メジャーリーグのエースナンバーは?
メジャーではエースナンバーという概念自体が日本に比べて希薄な印象があります。
背番号に特にこだわりがない選手が多く、自由な風潮がありますね。
そんな中でもメジャーリーグでのエースナンバーと言われているのが【34】です。
理由は、歴代1位の通算5714奪三振を記録したエクスプレス(特急)ことノーラン・ライアンがつけていたからとされています。
彼は7度のノーヒットノーラン達成というとんでもない記録を成し遂げている上、 ライアンが付けていた34番はレンジャーズとアストロズの2チームで永久欠番になっているほどです。
メジャーの長い歴史に中でも、最も記録にも記憶にも残る伝説的な投手に憧れて34番を選ぶ投手が多いという風潮があるようですね!
➡️【メジャーリーグ】現役最強投手の筆頭!ダルビッシュ有の凄さを解説
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本のプロ野球では歴史を見ても、伝説的な活躍をした投手が非常に多くなっています。
巨人のV9時代からエースナンバーが18という風潮が強まり、圧倒的な活躍をした投手に世論が18番を推すような流れになっていますね。
しかし近年は、ダルビッシュ投手や大谷翔平選手の11番がエースナンバーのように扱う球団もあったりと球団によってエースナンバーに違いがあるのも事実のようです。
次回はその辺りも詳しく解説したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた。