小学生もピッチング練習はマウンドでした方がいいの?
近くにマウンドが無いけどどうすれば…
このような疑問にお答えします。
実際に僕も少年野球でピッチャーを5年間やった経験から言うと、ピッチング練習は少年野球の時からマウンドありでやるべきです。
じゃないとあらゆる故障リスクが上がってしまいます…
その理由と練習方法をまとめました!
✔️この記事でわかること
- ピッチング練習はマウンドありでやるべき理由
- 小学生がやるべきピッチング練習
- ピッチング練習の必須アイテムを紹介
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
「本ページはプロモーションが含まれています」
【少年野球】ピッチングはマウンドがないと危険…マウンドが必要な理由
ピッチング練習はマウンドでやるべき理由
マウンド無しは少年野球だけ
少年野球が練習するグランドは大体、小学校のグランドか河川敷の場合が多いと思います。
ほとんどがマウンドないですよね…
でもよくよく考えたら、中学以降は必ずマウンドありになります。
なぜでしょうか?
投げる力が付いてきて、マウンドが無いと正しいフォームで投げられないので、肩肘のケガや故障に直結するんですね。
このような理由でマウンドが必要になるんです。
本当は少年野球からマウンドで投げるべきなんですが、今の日本の野球環境からするとまだまだ整備が間に合っていないのが現状です。
中学以降も野球を続けていくつもりなら少年野球からマウンドで練習すべきです!
事項でその理由を深掘りしていきます。
マウンド無しは肩や肘の故障に繋がる
そもそもマウンドが無いとなぜ肩肘の故障に繋がるんでしょうか?
野球の投球フォームってボールを上から下へ投げますよね?
なのにマウンドの高さがない所で投げると、普通は全部ワンバンになるはずです。
それをキャッチャーまで投げようとすると、斜め上に向かって投げることになります。
ソフトボールと比較するとわかりやすいです。ソフトボールはマウンド無いですね。
ソフトボールのピッチャーは下から上に向かって投げるので、マウンドがいりません。
この違いを理解すれば、マウンド無しで投げ続ける事のリスクの大きさを感じる事が出来ると思います。
元メジャーリーガーの川崎宗則選手も少年野球のマウンドについて注意勧告しています。
(出典:YouTube)
小学生がやるべきピッチング練習
投げ込みは不要
一回のピッチング練習で投げる球数は30球〜50球程で十分です。
間違っても時間で投げ込むのはやめましょう。「30分間投げ込め」とか最悪です。
大事なのは、ピッチング練習は何のためにやるかを子供に理解させる必要があります。
何も考えずただひたすら投げる練習は、ケガや故障の原因になります。
ピッチング練習の目的は【試合でバッターを抑えるため】であって、ピッチング練習でいくらいいボールが投げられても試合で投げられなければ意味がありませんからね。
試合を想定してピッチング
ピッチング練習は常に試合を想定した状況をイメージして投げましょう。
- 何番バッターなのか
- 右打者か左打者か
- ランナーいるのか
- アウトカウントは?
- 試合の序盤か中盤か終盤か
などなどピッチャーは常に流動的に動いていく試合の中で、いつでも冷静に自分のピッチングが出来なければ勝てないですから。
絶対にピッチング練習のためのピッチングにだけはならないよう、親御さんや指導者の方はアドバイスしてあげてください!
ピッチング練習の必須アイテムを紹介
簡易版ピッチャーマウンド
これひとつでいつでもどこでもマウンドが作れ、ピッチング練習の環境を整えることが可能です。
少し高いですが、チームとしてひとつ買っておいてもいいかもです。特に高学年の5•6年辺りからは練習させてあげてほしいなと思います。
少しでも肩や肘への負担を減らすべきです。
ホームベース
ピッチングネット
まとめ
少年野球の6年間で子供の身体は大きく成長します。
その時に、無理なフォームや投げすぎによる肩肘の消耗によって故障してしまっては、悔やんでも悔やみきれません。
少年野球の6年間も大事ですが、上のステージでも野球を続けようとしているなら、小学生からマウンドありで練習してください!
そうすると中学でのマウンド対応もスムーズに入っていけるので未来が変わってきます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!