希望ポジションがあるのにさせてもらえない!
どうすれば守りたいポジションをさせてもらえるの?
少年野球では監督やコーチが子供の適性を見てポジション分けをしていると思いますが、どうしてもチーム内でギクシャクしてしまうことはよくありますよね。
「なんで〇〇君がピッチャーで僕がライトなの?」
「ホントはショートやりたいのにいつも外野ばかりでつまんない…」
なんてことが。
この記事では自分が守りたいポジションにつく方法をまとめました。
✔️この記事でわかること
- ポジション争いに勝つ方法
- それでも希望通りにいかない場合は?
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
【少年野球】ホントは〇〇がしたいのに…ポジション争いに勝つ方法
ポジション争いに勝つ方法
9割はキャッチボールで決まる
小学1年生から社会人まで野球を続けた僕から言えるのは、ポジション取りはキャッチボールで9割決まってしまいます。
特に少年野球だとこの効果が大きくて、キャッチボールが上手い子から重要なポジションを任せられるようになります。
なぜならキャッチボールには野球の基礎の全てが詰まっているから。
- キャッチング
- スローイング
- コントロール
- 空間認識能力
どのポジションをするにしても必ず必要になってくるスキルです。
重要なポジションとは、ピッチャー、キャッチャー、ショート、センターの4つでありセンターラインと言われるポジションになります。
キャッチング
自分に向かってくるボールをキャッチできなければ野球になりません。
ボールを捕る作業って実は結構難しいんですよね。
なので、低学年であるほど差が出やすいスキルになります。
野球経験者の大人はパッと見たら「どれくらいのボールなら捕れるのか?」を判断できてしまうので、キャッチングが上手いと打球がよく飛んでくるポジションになりやすいですね。
スローイング
スローイングが上手い=肩が強いとも言えるので、ピッチャーやサード、ショートなど長い距離や強いボールを投げる必要があるポジションになりやすいです。
肩が強いのは元々生まれ持った才能と思っている方多いんですが、練習すれば肩は確実に強くなりますからね。
【少年野球】肩が弱くて送球が届かない…正しい練習で肩を強くする方法
コントロール
狙ったところに投げる能力です。
特に、ピッチャーや内野を守りたいならコントロールを磨くのは必須になります。
少年野球ではバッターの力がまだない分、内野ゴロが多くなりがちです。よってゴロをさばいた後にファーストへ暴投ばかりだと監督も起用できません。
ピッチャーも同じで、マウンドに送り出す一番の基準はストライクが入るかどうか、少年野球ではほぼこの点で決まります。
普段のキャッチボールから相手の胸に投げられているかどうか再確認してみてください。
【少年野球】ピッチャーのコントロールが悪い原因と制球力を上げる練習
空間認識能力
「どれくらいの力で投げれば相手に届くのか」という感覚があるかどうかです。
野球は打球の方向や距離によって、毎回違う距離を投げなければいけません。
内野も外野もランナーの位置を見ながら投げるので、普段のキャッチボールから「相手の胸までどれくらいの力で投げればきっちり投げられるのか」という空間認識能力がなければ暴投だらけになってしまいます。
これだけでキャッチボールの重要性が伝わったでしょうか?
この4つのスキルを底上げするだけで、間違いなく重要なポジションを任されるようになります。
監督もコーチもキャッチボールがきちっとできる選手からポジションを決めていくので、とにかくキャッチボールの質を上げる練習をしてみてください。
元気で大きな声を出す
もう一つ、野球のスキルではありません。
とにかく元気な声を出す選手は、重要なポジションに抜擢されやすいです。
なぜなら、元気で大きな声を出す選手がいると「チームに活気が出てムードが上がるから」です。
これって意味がなさそうで実はめちゃくちゃ重要なことです。
特に内野に元気な選手が一人いるだけで、相手チームにもプレッシャーをかけられるし、仲間を鼓舞するにも最適です。
チームが負けている時とか、劣勢な場面ではベンチも含めて暗くなりがちですから、そういった雰囲気を壊せる選手が貴重なことは監督もよく知っていますよ。
プレーがあまり上手くなくても重要な内野を任せてもらえる確率は格段に上がります。
それでも希望通りに行かない場合は?
監督やコーチに直訴
しっかりとアピールできるほどの自信をつけたら、直接監督やコーチに直談判するといいです。
まずは練習試合とかシートバッティングなどの練習でポジションを任せてもらえるようになります。
そこでしっかりと実力を証明できれば自然と大事な試合でも出番が増えるはずです。
全然努力も練習もせず「やりたいから」という理由だけでクレーマーのようになってはいけません。
勝負は中学以降と切り替えて練習する
小学生で野球を辞めようと考えている方は申し訳ありません。
ここまでやっても認められず無理だった場合は、勝負は中学だと切り替えて上で野球する準備に入りましょう。
中学以降はポジションなどより固定化されていくので、希望のポジションで試合に出られるように特化した練習をすることをオススメします。
内野であれば、ゴロの処理を反復したり、外野ならフライや中継プレーの反復だったりやれることはたくさんあります。
中学以降で見返す気持ちでより練習に本気になれるので、ポジティブにいきましょう。
まとめ
少年野球ってポジションがふわふわした感じで、みんなが色んなとこを守ったりするので、チャンスはいくらでも回ってくると思います。
チャンスがきた時にポジションを勝ち取れるように、普段のキャッチボールを高い意識で取り組んでみてください。
また小学生から「体づくり」で周りに差をつける方法もあります。
少年野球では特に体格の差(パワー)がモロにプレーに直結してきたり、首脳陣の期待を受けることは多々あります。
体を大きくする練習は必ず中学〜高校で役に立ちますからね。
ぜひ併せて読んでみてください。
》【少年野球】身長と体重の目安は?小学生で体格の差をつける方法
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!