子供のお手伝いで参加してるけど試合の審判ってできるの?
資格や講習が必要になるのかな?
野球経験があっても審判の動きって微妙に不安だったりしますよね。
まして野球経験が無いお父さんコーチでも試合で審判できるのか気になるところ。
結論、練習試合は資格もなくいきなりやっても大丈夫です。連盟の公式戦になると資格が必要になります。
この記事では、お手伝いで参加しているお父さんでも試合で審判する流れをまとめました。
✔️この記事でわかること
- お父さんが試合で審判するまでの流れ
- 審判講習会はなにをする?
- 審判の動きを学ぶ方法
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
「本ページはプロモーションが含まれています」
【少年野球】野球経験の無いお父さんは試合で審判できる?資格や講習を解説
お父さんが試合で審判するまでの流れ
野球の大まかなルールを把握
↓
各連盟ごとに行われる「審判講習会」に参加
↓
2日間の日程で講習を受講し資格を取得
↓
練習試合→公式戦(場合によって)
ざっとこんな感じで進んでいきます。
前提として、お父さん審判が主審(キャッチャーの後ろの審判)をすることはほぼありませんので安心してください。
任されるのは塁審です。
一塁、二塁、三塁の後ろにそれぞれ配置される塁審は、かなりの確率で回ってくるのでルールや動きなど覚える必要が出てきます。
特に、二塁塁審の動きが複雑で一番難しいと言われています。
打球の方向によって動きが変わるので、実践での経験が大事になってくるポジションです。
審判講習会はなにをする?
種類別に分けて行う
- 初級:審判未経験
- 中級:審判経験10試合未満
- 上級:審判経験10試合以上
また主審に関しては別途特化した講習が行われるのが一般的です。
初級
審判としての服装や持ち物の確認、審判としての基本的な心得を学びます。
審判は服装(帽子、審判着、ズボン、靴)が細かく決められています。
また持ち物(インジケーター、刷毛)など必要な持ち物などを確認します。
中級
中級では初級に比べて具体的に塁審についての立ち位置と基本姿勢と動きについて学びます。
通常の立ち位置からプレーに連動してどのように動いていくのかを確認します。
特に二塁塁審の動きは複雑で、しっかりと基本がないとうまく動けなかったり判断が遅れたりするので重要な時間になります。
上級
上級になると、複雑な判定や状況判断について座学での講習になります。
自動車免許の講習に行かれたことがある方ならイメージしやすいかもです。
時にはビデオなども取り入れて、状況ごとの判断だったり、対応を学びます。
- 監督からのクレーム対応
- 危険球への対応
- ボークや違反への対応
これらは実際の試合でもなかなか起きることではありませんが、いざ起きたら対処が難しいものばかりですよね。
こういった内容を上級レベルでは学ぶことになります。
審判の動きを学ぶ方法
講習では実践形式で試合で起こりえるケースの審判の動きを教わります。
しかし、人数や時間の関係もあって教えてもらえるのは一度だけになってしまいます。
正直、一度だけで覚えようにも覚えられないのが普通です。
野球を何年もプレーしてきた経験者ですら、選手と審判の動きって全然違うからです。
そこで審判講習会マニュアルという全日本野球協会から発表されているマニュアルがあるので、調べてみましたが、正直小難しく書いており、理解するのにかなりの時間がかかると思います。
なので、
事前に審判の動きやルールを予習してからいくことをオススメします。
先にある程度の知識を持っているだけで、講習での内容が驚くほどすんなり入ってきます。
なぜここまで予習を進めるかというと、実は講習会って結構スパルタです。
連盟にもよりますが、どこも昔ながらのスパルタ教育の一部を残した雰囲気です。
場合によってはいい大人が結構怒られたりします…
子供のためとは言え「なんでそんなに言われないといけないの?」とすら思う瞬間もあるかもしれません。
それを少しでも回避するためだと思って先に予習しましょう。
まとめ
お手伝いのお父さんは、子供が少年野球チームに所属していたらかなりの確率で審判の話が回ってくると思います。
急に言われても困ってしまうと思うので、回ってきそうな雰囲気を感じたら早めに予習して準備だけは整えておくと気持ちも楽になりますよ。
審判は結構大変ですが、見方によっては頑張る子供のプレーをより近くで見れる特等席でもあります。
子供たちを応援する意味でも、お父さんも頑張りましょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!