もしかしたら子供がチームでいじめられてるかも…
親がしてあげられることはなんだろう…
少年野球とて、どのチームにも可能性があるいじめ問題。
仲間外れや悪口など子供心に大きな傷として残ってしまう大きな問題です。
もちろんいじめなど無いに越したことはありませんが、現実問題として一定数起こっているのが現状ではないでしょうか。
この記事では、もし我が子がチーム内でいじめに遭っていたら親としてできる対処法をまとめました。
✔️この記事でわかること
- 少年野球でのいじめの実態
- 親ができる対処法
- 絶対にやってはいけない事
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【少年野球】我が子がチーム内でいじめに遭ったら…親にできる対処法
少年野球でのいじめの実態
いじめられる子の特徴
気の弱い子
気の弱い子は自分の主張をするのが苦手で、いじめっ子にも言い返せなかったり気持ちをぶつけることができません。
自己主張が強くいわゆる「ガキ大将」的な子はどのチームにも一人はいるものです。
そういった子はエネルギーを間違った方向へ向いてしまうと、気の弱い子が狙われて言葉の暴力やひどい場合、手が出てしまうようないじめに発展しかねません。
技術的に下手な子
技術的に未熟な子はすでに上手い子から標的にされる可能性が高いです。
まだ野球を始めて間もない時期は下手で当たり前なんですが、ここを勘違いしている一部のいじめっ子っているんです。。
本来技術的に未熟な子がいたら、教えてあげたり一緒に上手くなるために協力するのがチームメイトであり仲間のはずです。
しかし小学生ですから、その分別がつかず「自分より野球が下手=自分より下」というマインドでいじめの対象として見てしまうんです。
実際の声
実際に現実として起きている声をまとめました。
長男の少年野球でいじめっ子のクソガキがいる。。。
他の子の高級バットを長男が叩きつけて傷つけたって嘘ついて長男を悪者にしたり、そのやり返しで長男のバットを踏みつけてきたりする!(クソガキは無関係なのになぜか踏んでたらしい)
どこまで親が口出していいか難しくて困ってる……— 佐藤ツマ子 (@SATO_TSUMAKO) October 4, 2022
おはようございます。たぶん息子は野球やめます。昨日相談した方に「いまの少年野球はいじめの温床だよ。昔ながらの手をあげる厳しい指導者、週に何回も一日拘束され他に発散する場がない抑圧された子供。いじめもおきるよ」って言われた。何故か納得してしまった。
— はげちゃびん (@h_agecha_bin) September 28, 2014
息子から聞いた話
シングルで子育てしてる方の息子さんが少年野球をやってるそうだ
仕事上土日も休みがないけど、関係なく当番制で、守らないとママ友グループのいじめらしきものがある
昔は両親がいても来ない人はいたけど、しょうがないねーと、出来る人がお手伝いしてたけどなぁ
嫌な世の中になった— 枝豆 (@L7kqF) January 9, 2021
親ができる対処法
野球の技術を圧倒的に高める
少年野球と言えども実力世界な部分はあります。
野球の技術が未熟でいじめられているようなら、いじめっ子を見返すつもりで練習して技術を高める方法です。
野球の世界も「サル山」の構図に似ている部分があって「自分より上手い=強い」相手にはいじめたりちょっかい出したりしなくなります。
チーム内で誰もが認めるレギュラークラスを目指すのも有効な方法です。
チーム移籍
すでにいじめられて気持ちが切れてしまって「もう行きたくない」と明確に気持ちが決まっている場合は、チーム移籍もありです。
環境を変える方法はかなり有効で、子供にとっても大きな前進となる可能性が高いです。
ただし、地区や連盟によって同地域内での移籍を禁止している場合もあるので先に調べてから動いてください。
※禁止の理由は、上手い子ばかりを集めて極端な戦力の偏りを防ぐためです。
野球以外のスポーツや習い事を一緒に模索する
いじめのせいで大好きな野球すらも嫌になってしまった場合、一旦野球から離れて違うスポーツや習い事をやらせてあげるのも一つの方法です。
違う競技になれば、新しいコミュニティで仲のいい友達ができるかもしれませんし、環境が変われば心機一転頑張りたいという気持ちにもなりやすいですからね。
子供のメンタル状況を見ながら親御さんが一緒になって探してあげるのがベストかなと思います。
絶対にやってはいけない事
親の過度な介入
子供がいじめにあったと知って、監督やコーチ、その他保護者に向かって問題提起を起こして騒ぎになるようことを荒立てたりしてはいけません。
「なぜうちの子が!!」と怒りが収まらない気持ちは分かりますが、一旦親が冷静になって問題に向き合わなければいけません。
一旦子供の気持ちをしっかりと聞き取り、今後どうしていきたいかを話し合ってみてください。
その上で、相談するなら監督だけに内密に行いましょう。そこで監督が改善に向けてチーム内で行動してくれるようなら希望が生まれます。
強引に継続させる
「いじめになんて負けずに頑張れ」的な根性論や精神論で強引に続けさせるのは絶対にやってはいけません。
これによって「親は助けてくれないんだ」と子供は感じてしまい、今後一切相談してくれなくなります。
さらに野球自体が嫌いになって、2度と野球はやらない可能性すら出てきます。
子供の気持ちを無視した強引な解決を望むのは絶対にNGです。
まとめ
野球が好きで頑張る我が子がチームでいじめに遭ってると親は気が気じゃないですよね。。
「野球をやる環境は他にいくらでもあるんだ」という選択肢と心の余裕だけは持って、お子さんとしっかり向き合って話を聞いてあげてください。
いじめによって心に傷を負ってしまい、好きだったはずの野球が嫌いになってしまうことほど悲しいことはありません。
また以下の記事では子供の送迎に悩んでいる方向けにまとめています。ぜひ併せて読んでみてください。
》【少年野球】子供の送迎で車って必要なの?車がない場合の対策まとめ
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!