巨人の歴代監督ってどんな人がいたっけ?
原監督の次は誰になりそう?
このような疑問にお答えします。
プロ野球に巨人ありと言われるほど、ジャイアンツはプロ野球の歴史に大きな足跡を残してきました。
この記事では伝統ある巨人の監督を務めたスター選手を一覧表にまとめ、次期監督候補についてまとめました。
✔️この記事でわかること
- 巨人軍の歴代監督一覧と成績
- 巨人の監督になれる人の条件
- 12球団で巨人だけの話
- 次期監督候補は?
ひとつずつ解説していきます。
【プロ野球】巨人の歴代監督は生え抜きスター選手のみ!次期監督は誰?
巨人軍の歴代監督一覧と成績
1936年〜1939年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
1936年※ | 藤本 定義 | ー | ー |
1936年秋 | 藤本 定義 | ー | ー |
1937年春 | 藤本 定義 | 1位 | ー |
1937年秋 | 藤本 定義 | 2位 | ー |
1938年春 | 藤本 定義 | 2位 | ー |
1938年秋 | 藤本 定義 | 1位 | ー |
1939年 | 藤本 定義 | 1位 | ー |
1940年〜1949年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
1940年 | 藤本 定義 | 1位 | ー |
1941年 | 藤本 定義 | 1位 | ー |
1942年 | 藤本 定義 | 1位 | ー |
1943年 | 中島 治康 | 1位 | ー |
1944年 | 藤本 英雄 | 2位 | ー |
1946年 | 藤本・中島 | 2位 | ー |
1947年 | 中島・三原 | 5位 | ー |
1948年 | 三原 修 | 2位 | ー |
1949年 | 三原 修 | 1位 | ー |
1950年〜1959年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
1950年 | 水原 茂 | 3位 | ー |
1951年 | 水原 茂 | 1位 | 日本一 |
1952年 | 水原 茂 | 1位 | 日本一 |
1953年 | 水原 茂 | 1位 | 日本一 |
1954年 | 水原 茂 | 2位 | ー |
1955年 | 水原 円裕 | 1位 | 日本一 |
1956年 | 水原 円裕 | 1位 | 敗戦 |
1957年 | 水原 円裕 | 1位 | 敗戦 |
1958年 | 水原 円裕 | 1位 | 敗戦 |
1959年 | 水原 円裕 | 1位 | 敗戦 |
※日本シリーズは1950年〜開始
1960年〜1969年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
1960年 | 水原 茂 | 2位 | ー |
1961年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1962年 | 川上 哲治 | 4位 | ー |
1963年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1964年 | 川上 哲治 | 3位 | ー |
1965年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1966年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1967年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1968年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1969年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1970年〜1979年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
1970年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1971年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1972年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1973年 | 川上 哲治 | 1位 | 日本一 |
1974年 | 川上 哲治 | 2位 | ー |
1975年 | 長嶋 茂雄 | 6位 | ー |
1976年 | 長嶋 茂雄 | 1位 | 敗戦 |
1977年 | 長嶋 茂雄 | 1位 | 敗戦 |
1978年 | 長嶋 茂雄 | 2位 | ー |
1979年 | 長嶋 茂雄 | 5位 | ー |
1980年〜1989年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
1980年 | 長嶋 茂雄 | 3位 | ー |
1981年 | 藤田 元司 | 1位 | 日本一 |
1982年 | 藤田 元司 | 2位 | ー |
1983年 | 藤田 元司 | 1位 | 敗戦 |
1984年 | 王 貞治 | 3位 | ー |
1985年 | 王 貞治 | 3位 | ー |
1986年 | 王 貞治 | 2位 | ー |
1987年 | 王 貞治 | 1位 | 敗戦 |
1988年 | 王 貞治 | 2位 | ー |
1989年 | 藤田 元司 | 1位 | 日本一 |
1990年〜1999年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
1990年 | 藤田 元司 | 1位 | 敗戦 |
1991年 | 藤田 元司 | 4位 | ー |
1992年 | 藤田 元司 | 2位 | ー |
1993年 | 長嶋 茂雄 | 3位 | ー |
1994年 | 長嶋 茂雄 | 1位 | 日本一 |
1995年 | 長嶋 茂雄 | 3位 | ー |
1996年 | 長嶋 茂雄 | 1位 | 敗戦 |
1997年 | 長嶋 茂雄 | 4位 | ー |
1998年 | 長嶋 茂雄 | 3位 | ー |
1999年 | 長嶋 茂雄 | 2位 | ー |
2000年〜2009年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
2000年 | 長嶋 茂雄 | 1位 | 日本一 |
2001年 | 長嶋 茂雄 | 2位 | ー |
2002年 | 原 辰徳 | 1位 | 日本一 |
2003年 | 原 辰徳 | 3位 | ー |
2004年 | 堀内 恒夫 | 3位 | ー |
2005年 | 堀内 恒夫 | 5位 | ー |
2006年 | 原 辰徳 | 4位 | ー |
2007年 | 原 辰徳 | 1位 | CS敗退 |
2008年 | 原 辰徳 | 1位 | 敗戦 |
2009年 | 原 辰徳 | 1位 | 日本一 |
※CS(クライマックスシリーズ)は2007年開始
2010年〜2019年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
2010年 | 原 辰徳 | 3位 | CS敗退 |
2011年 | 原 辰徳 | 3位 | CS敗退 |
2012年 | 原 辰徳 | 1位 | 日本一 |
2013年 | 原 辰徳 | 1位 | 敗戦 |
2014年 | 原 辰徳 | 1位 | CS敗退 |
2015年 | 原 辰徳 | 2位 | CS敗退 |
2016年 | 高橋 由伸 | 2位 | CS敗退 |
2017年 | 高橋 由伸 | 4位 | ー |
2018年 | 高橋 由伸 | 3位 | CS敗退 |
2019年 | 原 辰徳 | 1位 | 敗戦 |
2020年〜2023年
年度 | 監督名 | シーズン順位 | 日本シリーズ |
2020年 | 原 辰徳 | 1位 | 敗戦 |
2021年 | 原 辰徳 | 3位 | CS敗退 |
2022年 | 原 辰徳 | 4位 | ー |
2023年 | 原 辰徳 | ? | ? |
最多優勝は川上哲治氏の11度のリーグ優勝と11度の日本一です。日本シリーズに進出した時の勝率は100%で、V9を達成した伝説的な監督です。
巨人の監督になれる人の条件
生え抜き選手のみ
巨人の一軍監督は歴代ジャイアンツ一筋の生え抜き選手のみになっています。
二軍や三軍の監督は外様の人がなっていることもありますが、一軍監督は必ず生え抜き選手以外はなっていません。
これは巨人の方針なのか伝統なのでしょう。
なので巨人の一軍監督になれる人は、本当に少ない人の中から選ばれることになるんですね。
だから他に監督候補がいないとなると、長嶋茂雄さんや現在の原辰徳監督が何度か復活就任することになっているんです。
実績・人気が必要
巨人の一軍監督になる人は実績だけあってもダメなようです。
ファンからの人気や「巨人軍は紳士たれ」という創設者である正力松太郎の言葉にあるように人間性なども非常に重要な要素になっているように思えます。
プロ野球も人気商売のエンタメですから、監督に人気がないと巨人の顔として立てられないといった所でしょうか。
ファンからの期待され応援される人気も大事になってくるんですね。
12球団で巨人だけな話
捕手出身者が監督になっていない
12球団で唯一捕手(キャッチャー)出身の選手が監督になっていません。
他球団の歴代捕手監督一覧
球団 | 監督名 |
ヤクルトスワローズ | 野村克也 |
中日ドラゴンズ | 谷繁元信 |
横浜ベイスターズ | 大矢明彦 |
広島カープ | 達川光男 |
阪神タイガース | 矢野輝弘 |
オリックスバファローズ | 中嶋聡 |
西武ライオンズ | 森祗晶 |
ソフトバンク | 田淵幸一 |
楽天イーグルス | 野村克也 |
千葉ロッテマリーンズ | 伊東勤 |
日本ハムファイターズ | 梨田昌孝 |
野村克也氏を筆頭にキャッチャーは野球脳に長けている選手が多く、監督向きであるはずが、最多優勝回数を誇る巨人だけは捕手出身がいないというのも面白い結果ではないでしょうか。
次期監督候補はやはり阿部慎之助監督だった
阿部慎之助
巨人史上初のキャッチャー出身監督が誕生しました。
阿部慎之助氏は19年間巨人一筋で「打てる捕手」として一時代を築きました。
また2007年〜2014までチーム第18代のキャプテンも務め、巨人の正捕手と言えば阿部慎之助というイメージが完全に定着していましたね。
昨年までジャイアンツのヘッドコーチを務めており、2024シーズンから一軍監督に就任しました。
今年の巨人は何か変革があるのか注目しましょう。
まとめ
原監督は3度目の就任でトータル17年間、巨人史上最も長く監督を務めた人物になっています。
今年はジャイアンツ史上初のキャッチャー出身阿部監督にチームの再建が託されました!
どんな戦いを見せてくれるのか今からワクワクしますね(^^)
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!