
スイングスピードを上げて鋭い打球を打ちたい!
ライナーで野手の間を抜く打球を打つにはどうすれば?
バッティングにおいて、打球速度の速い鋭い当たりを打てることは、ヒットやホームランといった活躍に直結しますよね。
中学野球では、体の成長とともに技術的にも飛躍的にレベルアップする時期です。
その中で「スイングスピード」は、打撃力に直結する重要な要素の一つであり、打率、長打力を上げていきたい選手にとって必要不可欠なスキルになります。
今回は「スイングスピード」をテーマに、その重要性や具体的な練習方法を紹介していきます。
✔️この記事でわかること
- スイングスピードがなぜ重要なのか?
- 中学生の平均スイングスピードは?
- スイングスピードを上げるための練習3選
- スイングスピード測定は必須
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
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【中学野球】ここで差がつく!スイングスピードを上げるポイントと練習を解説
スイングスピードがなぜ重要なのか?
スイングスピードが速いと、当然ボールに強い力が加わりますよね。
これによって以下のようなメリットが生まれます。
- ヒットゾーンが広がる
- 飛距離が伸びる
- タイミングが多少ズレても対応しやすくなる
- 打球が速くなり、内野を抜けやすくなる
- ギリギリまでボールを引きつけられるので選眼球がアップ
スイングスピードは「打てる選手」になるために必要不可欠な要素になります。

大谷翔平選手がメジャーでもあれだけ活躍している裏には、間違いなく異次元のスイングスピードが関係しているのは、見ていて分かりますよね!
中学生の平均スイングスピードは?
中学1年〜3年生の平均スイングスピードは、
およそ 90〜100km/h
と言われています。
中学生は体格の差が出やすく、体格の大きなパワーのある子は必然的にスイングスピードも速い傾向にあります。
しかし、スイングスピードは体格だけで決まるものではなく、スイング力を鍛えることで伸ばしていけます。
また、高校球児になるとスイングスピードは110km/h以上が目安になってきます。
高校生になるとピッチャーの投げるボールも130km以上になることも多く、スイングスピードが無いとそもそも前にすら飛びませんからね。

中学のうちから少しずつスイングスピードを意識しておくと、次のレベルでも活躍しやすくなります。
スイングスピードを上げるための練習
マスコットバットでの素振り
マスコットバットは通常の重量よりも重く、スイングするための筋力アップにも繋がり、スイングスピードも強化されるので、打球速度も上がります。
ポイントは体全体を使って大きく振り切ることです。
腕だけでバットを振るクセのある選手は、重くてマスコットバットを扱えません。
いかに下半身の力を利用する感覚を身につけるかが練習のポイントになります。

マスコットバットって手首を痛めたりしないの?
このような不安があるかもですが、やみくもに100回素振りする練習ではないので問題ありません。
バッティング用手袋を使えば、手首への負担が緩和されるのでオススメです。
羽根打ち
バドミントンの羽根をティーバッティング形式で打つ練習です。
この練習での注意点は「ギリギリまで引きつける」ことです。
羽根は空気抵抗を受けて不規則な動きをするので、バットの芯でとらえるのが難しいです。
羽根打ちは当てにいってしまいがちですが、空振りしてもいいので自分のポイントでフルスイングする意識を持って練習してみてください。
スイングスピード測定は必須
最近ではバッティングセンターやトレーニング施設で簡単にスイングスピードが測れる機器が導入されています。
スイングスピードを上げていくには、数字と向き合わなければなりません。

「なんとなくスイングスピード上がった気がする!」
だと、目に見える成果がなくモチベーションを保つのが難しくなります。
日々の記録を残していくことで成長が目に見えて、本人の自信にも繋がります。
なので、個人で購入するのもアリかなと思います。
おすすめ機器
まとめ
スイングスピードを向上させることで、たくさんのメリットがあります。
- 打球速度アップ
- ギリギリまで引きつけられるので選眼球アップ
- ギリギリの打球が野手の間を抜ける
- 守備陣への見えないプレッシャー
ただ力任せに振るのではなく、正しいフォームと体の使い方を意識した上で、日々の練習に取り組んでいきましょう。
スイングスピードを上げることで、必ず自信も結果もついてくるはずです。
練習頑張りましょう(^^)
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!