
最近の野球中継見てるとOPSとかWHIPとか英語の野球用語多くない?
どんな意味なのかよく分からないんだけど…
近年、プロ野球やメジャーリーグの中継や解説を見聞きしていると、
- 「この選手はWARが高い」
- 「OPSがリーグトップ」
- 「wRC+が優秀」
など、英語の野球用語を耳にする機会が増えましたよね。

「なんとなくすごそうだけど、正直よく分からない…」
そんな人も多いのではないでしょうか。
実はこれらの用語を理解すると、
- 試合の見方が変わる
- 選手の評価が分かる
- MLBやデータ野球が面白くなる
というメリットがあります。
そこでこの記事では、野球がもっと面白くなる英語の野球用語を、初心者にも分かりやすく解説します。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
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【野球用語】WHIP?OPS?WAR?もっと野球が面白くなる英語の野球用語徹底解説
OPS(On-base Plus Slugging)

まず覚えておきたいのが、今や最も有名な指標の一つOPSです。
OPSとは【出塁率+長打率】を足した数字です。
OPSが高い選手の特徴は、出塁できて、更に長打も打てるバッターということ。
つまりチームが最も望む「得点に貢献する最強打者」という風に評価されます。
OPSは、大谷翔平選手が紹介される時に特に見聞きしているはずです。
ちなみに大谷翔平選手の2025年シーズンのOPSは脅威の1.014をマークし、メジャー全体で2位という好成績です。
1位はニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手で1.145でした。

OPSが1を超えた選手は、この2人しかいません!
これがどれほど凄いことか分かると思います!
OPSの目安
|
OPS |
評価 |
|
.900以上 |
超一流 |
|
.800以上 |
一流 |
|
.750前後 |
平均 |
|
.700以下 |
やや低い |
メジャーリーグでは.900以上はMVP級と言われます。
WAR(Wins Above Replacement)

最近よく聞くのがWAR(ウォー)です。
WARとは【その選手がチームの勝利をどれだけ増やしたか】を示す指標です。
もっと分かりやすく言うと「この選手がいなかったら何勝減るか」という意味です。
WARの目安
|
WAR |
評価 |
|
8以上 |
MVP級 |
|
6~7 |
スーパースター |
|
4~5 |
オールスター級 |
|
2~3 |
レギュラー |
|
1以下 |
控えレベル |
WARは、打撃・守備・走塁、すべてを総合して評価するため、選手の総合力を表す指標とされています。
この数値のMLBでトップだったのがヤンキースのアーロン・ジャッジ選手の10.1という数値。
とんでもない数字です。

たった1人でチーム10勝分の価値を生み出しているということ。
ちなみに、大谷翔平選手はMLB2位の9.4という結果でした。
WAR8以上の数値を叩き出している選手が、MLB全体でもわずか4人しかいないという異次元の数字です。
OBP(On-base Percentage)

OBPは出塁率です。
OBPとは、「打者がどれだけ塁に出られるかを示す数字」です。
計算には、ヒット、四球、死球が含まれます。
つまり、アウトにならない能力を評価する指標です。

NPBではソフトバンクの近藤健介選手が毎年断トツの数字を残しますよね。
SLG(Slugging Percentage)

SLGは長打率です。
長打率とは、「打者が1打数あたり平均して獲得する塁打数(塁打合計➗打数)を示す指標」です。
- 単打(1)
- 二塁打(2)
- 三塁打(3)
- ホームラン(4)
として計算され、その数字が高いほど長打力がある選手(スラッガー)としての評価を得る数値になります。
wRC+(Weighted Runs Created Plus)

データ野球で重要なのが【wRC+】です。
wRC+とは、簡単に言うと「打撃でどれだけ得点を生み出したか」を示す指標です。
要は「得点力が平均より高いのか、低いのか」を示す指標となり、打撃を評価する指標として浸透しています。
wRC+はリーグ平均を100として評価します。
|
数値 |
評価 |
|
150 |
MVP級 |
|
130 |
超一流 |
|
120 |
優秀 |
|
100 |
平均 |
例えば、wRC+が150なら、平均打者より50%得点を生むという意味になります。
この数値で大谷翔平選手は、2023年〜2025年まで3年連続リーグ1位を記録しており、誰もが認める世界最高峰の選手を裏付ける数値です。
ちなみに2025年のMLB全体1位はヤンキースのアーロン・ジャッジ選手で、数値は脅威の「204」というMLB最強打者に相応しい記録を打ちたたています。
BABIP(Batting Average on Balls In Play)

少しマニアックですが、よく出るのがBABIPです。
BABIPとは、打球がフェアゾーンに飛んだときの打率です。
ホームランと三振は含みません。
BABIPのポイントは、「運・守備位置・打球」の質の影響を受けます。
そのため「この選手は運が良い(悪い)」という分析にも使われます。
ERA(Earned Run Average)


ここからは投手の野球用語になります!
ERAは、投手指標で有名な【防御率】のことです。
投手が「9イニングで何点取られるか」を示します。
ERAの目安は以下の通り。
|
ERA |
評価 |
|
2.00以下 |
エース級 |
|
3.00前後 |
優秀 |
|
4.00前後 |
平均 |
MLBでERAが2.00以下の投手は本当に一握りで、ほとんどいません。
2025年シーズンでは、シーズンを通してERA1点台を記録したのは、パイレーツのポール・スキーンズ投手のみ(1.97)で、MLBで唯一の投手になるほど難しい記録です。
世界トップのレベルにあるMLBでERAを2点以下に抑えるのは至難の技であり、NPBで1点台を連発してMLBへ挑戦したダルビッシュ有投手も、3点台〜4点台になる世界です。
WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched)

WHIPは【投手の安定感を見る指標】です。
WHIPとは、「1イニングで何人のランナーを出したか」を表します。
「(被安打+与四球)÷投球回)」で、低数値ほど優秀な投手と評価されます。

ヒットを打たれない上に、フォアボールも少ない投手として、まさに安定感を数値化した指標です。
WHIPの目安は以下の通り。
|
WHIP |
評価 |
|
1.00以下 |
超一流 |
|
1.10 |
優秀 |
|
1.20~1.30 |
平均 |
MLBのシーズン記録は、日本人投手が持っています。
2013年にボストン・レッドソックスに所属していた上原浩治投手が0.565という脅威的な数値でMLB歴代1位の記録を保持しています。
上原投手の、脅威的な投球の活躍があり、レッドソックスがワールドチャンピオンに輝き、上原投手は日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手になりました。
セイバーメトリクスとは?

これらの指標は「セイバーメトリクス」と呼ばれる分析から生まれました。
セイバーメトリクスとは、野球をデータで分析する考え方です。
メジャーリーグでは、選手評価・ドラフト・戦略などに広く使われています。
映画『マネーボール』でも有名になりましたね。
まとめ

英語の野球用語を知ると、野球はもっともっと面白くなります。
最近は、MLBやプロ野球、さらには野球ゲームなどでも、英語の野球用語が当たり前に使われていますからね。
意味を理解すると、
- 選手の本当の価値が分かる
- 解説が理解できる
- データ野球が楽しくなる
というメリットがあります。
これから野球を見るときは、ぜひ英語の野球用語などにも注目して見てみてください。
いつもとは違った視点で野球を楽しめるはずです(^^)


今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
