少年野球で足の速い選手は一塁まで何秒くらい?
プロ野球選手は何秒で走るの?
結論、一塁到達タイムは小学生からプロまでほぼ全員「4秒」という不思議です。
この一塁までのタイムを上げることで、内野ゴロがほとんどヒットになるかもしれません。
打率も上がり出塁率が上がれば、塁に出る機会が増え走塁技術も上がっていいこと尽くめです。
この記事では、少年野球で目指すべき一塁までのタイムとプロ野球の最速タイムを調査しました。
✔️この記事でわかること
- 少年野球の一塁到達タイムの目安は?
- 少年野球の塁間距離
- プロ野球の最速塁間タイム
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
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【少年野球】内野安打量産で打率UP!目指すべき一塁到達タイムは?
少年野球の一塁到達タイムの目安は?
学年別の塁間タイム
低学年は21m、高学年は23mに換算して計算しています
塁間距離については次項で詳しく解説しています。
年齢・学年 | 平均値 |
---|---|
塁間タイム | 秒 |
7歳 小学1年 21m |
4.81 |
8歳 小学2年 21m |
4.45 |
9歳 小学3年 21m |
4.21 |
10歳 小学4年 21m |
4.04 |
11歳 小学5年 23m |
4.24 |
12歳 小学6年 23m |
4.08 |
当然ですが、学年が上がるにつれてタイムも少しずつ上がってきています。
5年生になると塁間の距離が、長くなるのでタイムも連動しています。
全ての学年で塁間の平均値が4秒台になっているのが面白い結果です!
これを見ていくと、どの学年でも一塁までのタイムが4秒を切れるようになってくると内野安打が面白いほどに増えて、ほとんどヒットになってきます。
コンマの世界になってくるので、足の速い選手は左打者が有利と言われる所以はこのあたりにあると言えます。
少年野球で足の速い左打者が流して三遊間のショートゴロ打てば、ほとんどセーフになるイメージですね。
少年野球の塁間距離
- 低学年(1年〜4年生) 21m
- 高学年(5年〜6年生) 23m
- 中学生以上 27.431m
少年野球だけ塁間の距離に違いがあり、学年が上がるにつれて距離が長くなっていきます。
低学年のうちは21mに設定されていて、中学生以上と比べると6m以上短い距離になっています。
それでも上記で解説した通り野球というスポーツは本当にうまく設計されていて、子供から大人まで塁間タイムの平均はほぼ全てで4秒前後の水準になってきます。
改めて野球を作った際の距離設定には驚かされます!
したがって守備側も4秒という数字を目安に守備練習をしていくと、内野ゴロなどの守備機会でしっかりアウトを取れる計算になります。
中学生以上は全てプロ野球同様に同じ塁間距離になるので、距離が短いのは少年野球だけになります。
プロ野球の最速塁間タイム
現在のプロ野球で快足ランナーと言われている球界の盗塁王、周東佑京選手は最速3.5秒で一塁まで到達しています。
ちなみに周東選手の50m走は5.7秒だそうです。速すぎです。
メジャーで500盗塁を記録したレジェンドイチロー氏も一塁到達タイムは3.8秒前後と言われていますので、3.5秒がいかに速いタイムかが分かりますね。
(出典:YouTube)
プロ野球選手でも、速い部類に入るタイムで4秒を切る水準になるので、その0.5秒前後が普通の選手と足でご飯を食べられる超一流選手を分ける大きな差となっています。
プロでは足の速さに加えて、高い走塁技術と状況判断が求められるため、野球をよく知るという事も非常に大事になってきますね。
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まとめ
少年野球を頑張っている子供は、今の自分のタイムがどれくらいか1度測って現在地を確認してみる事をオススメします。
その上で、数字の目標を持たせることで練習の意味をより感じることができると思います。
また以下の記事では、足を速くする方法をまとめました。ぜひ併せて読んでみてください。
【少年野球】足が遅くてヒット何本も損してる…足を速くする3つの方法
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!