横浜DeNAベイスターズジュニアに入るにはどうすれば?
もっと高いレベルで野球がしたい!
2005年からスタートしたNPBジュニアトーナメント。
これによりNPB12球団によるジュニアチームが結成されました。
日本一レベルの高い少年野球チームと言われ、ここでプレーすることがプロ野球選手の登竜門的な位置づけになっています。
2023年大会で2度目の優勝を飾った超ハイレベルな横浜DeNAベイスターズジュニア。
この記事では、倍率の高い横浜DeNAベイスターズジュニアへの入り方についてまとめました。
✔️この記事でわかること
- 横浜DeNAベイスターズジュニアってどんなチーム?
- セレクション内容と合格基準
- ベイスターズジュニアへ入るための合格倍率と必要なスキル
- NPBジュニアチームで野球をするメリットとデメリット
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
友人の子が2022NPBジュニアトーナメントに出場(応援済)
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日本一レベルの高い少年野球!横浜DeNAベイスターズジュニアに入るには?
横浜DeNAベイスターズジュニアってどんなチーム?
監督 | 荒波翔 |
コーチ | 秦裕二、松井飛雄馬 |
選考倍率 | およそ100人中1.6人が合格 |
優勝回数 | 2回(2016年、2023年) |
輩出プロ野球選手 | 松井裕樹(楽天)楠本泰史(DeNA) |
2016年に優勝経験があり、2023年に2度目の優勝を飾った横浜DeNAベイスターズジュニアです。
プロ野球でも大活躍している現メジャーリーグのサンディエゴ・パドレスに所属する松井裕樹投手もベイスターズジュニア出身で有名ですね。
ベイスターズジュニアの応募数は全国トップクラスの多さで、倍率はとても高く非常に狭き門になっています。
逆にここで高いハードルの乗り越えて選ばれたら、選手の自信になるし中学以降の進路にも好影響があることは間違いありません。
これだけでもベイスターズジュニアにチャレンジする価値は十分にあると言えますね。
では選考内容や合格基準はどうなっているのか見ていきましょう。
セレクション内容
デジタルトライアウト(動画審査)
2023年のセレクション内容です。
第1回実技セレクションに向け、動画審査により最大600名程度を選考いたします。
- 選考人数は変更する場合がございます。あらかじめご了承ください
対象者 |
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お申込期間 | 2023年6月8日(木)~6月26日(月)
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選考方法 | インターネット応募による動画審査
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応募条件 | ① 小学6年生(軟式・硬式どちらでも可) ② 所属チーム・団体、保護者の許可を得ており、ジュニアチームの活動に優先的に参加できる選手 ③ 野球ができる健康な身体であること ④ ジュニアチームにふさわしい優れた野球能力を持っている選手 ⑤ 短期間のチーム活動においても自分自身の力量を発揮し、チームに貢献できる選手 ⑥ クリア条件の項目のうち、1つ以上クリアしている |
クリア条件 | ① 50m走7.5秒以下 ② 球速100km/h以上 ③ 遠投60m以上 ④ 特筆すべき技能を持っている
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受験資格 | ①8月頃から開始予定の週末の練習(神奈川県内)・練習試合(神奈川県内および周辺)に参加できる選手(※1) ②12月下旬に行われる本大会に参加できる選手(※2)
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注意事項 | 動画審査で使用できるバットは以下のとおりです ① 木製バット ② 木片の接合バット ③ 竹の接合バット ④ 金属製バット(金属バットはJSBBマークが入った製品に限る) ※コンポジット(カーボン素材を含む)や、バットの表面に柔らかい素材(PU:ポリウレタン)、グラスファイバーを使用しているバットは使用できません ※後付けグリップ等、市販のバットに付け足しや改造が見受けられるバットについては、試合前のバットチェックの際に、使用可・使用不可の判断がくだされる場合があります |
第1回実技セレクション
本セレクションにおいて合格者が数名決定します。
第2回実技セレクションに向け50名程度選考いたします。
- 選考人数は変更する場合がございます。あらかじめご了承ください
対象者 | 第1次デジタルセレクション合格者 |
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実施日 | ① 7月25日(火) ② 7月26日(水) ③ 7月27日(木)
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持ち物 | 所属チームのユニフォーム・帽子着用 グラブ、バット、スパイクなど野球道具一式、飲み物、その他各自で必要なもの (着替えアンダーシャツ等)
① 木製バット |
第2回実技セレクション
横浜DeNAベイスターズジュニアチーム16名を決定いたします。
対象者 | 第1回実技セレクション合格者 |
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実施日 | ① 8月1日(火) ② 8月2日(水) ③ 8月5日(土)
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諸注意事項
- 1つのメールアドレスから複数名の登録はできません。必ず1メールアドレスに1名ずつご登録をお願いいたします
- お申込内容の変更を希望される場合は、応募期間内に再度お申込みください
- 再度お申込みされる場合は、必ず応募フォーム内の備考欄に再度お申込みの旨をご記載ください
- 応募完了後、「digitalchallenge@npb.jp」のアドレスより自動返信メールが届きますので必ずご確認ください
- 自動返信メールが届かない場合は必ずお問合せくだい
- ドメイン指定受信を設定されている場合はメールを受信することができませんので、必ず「@npb.jp」 「@denabaystars.co.jp」のドメインを受信許可にしてください
- 複数回お申込み頂いた場合、最新のお申込内容を受付けいたします
- 募集期間終了後の日程変更はできません
- 雨天による中止が続いた場合、別日程で実施する場合もございます
- 実技セレクションでのマスクの着用/非着用は参加者ご自身のご判断でお願いします。周りの人たちにマスクの着用、非着用を強要することはお控えください
お申込方法
お申込期間
2023年6月8日(木)~6月26日(月)
よくあるご質問
下記「お問合せ先」からご連絡いただく前に、まずは「よくあるご質問」をご確認ください。
お問合せ先
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ベイスターズジュニアへ入るための合格倍率と必要なスキル
合格倍率
例年の応募者は毎年600人ほどになっており合格者の数は16人、合格する確率はわずかに2〜3%程度です。
選手のほとんどが神奈川からの参加が大部分を占めており、レベルの高さは全国トップクラスであることは間違いありません。
しかし基準には野球のスキル+野球に取り組む姿勢も合格するための判断基準になっているようです。
ただ技術的に上手いだけでは合格しないみたいです!
必要なスキル
NPBジュニアチームに入るには以下の数字をどれか一つでもクリアする必要があります。
球速 | 100km以上 |
50m走 | 7.5秒以下 |
遠投 | 60m以上 |
特筆すべき能力 | 突出した飛距離やミート力、スピードボールなど |
どの能力も平均値を大きく上回る数字ですね。
ちなみに小学6年生の平均値は以下です。
球速 | 90km |
50m走 | 8.79秒 |
遠投 | 50m |
NPBジュニアチームは、1チーム16人という狭き門です。
NPBジュニアトーナメントでは、どのチームも勝つことを目的としており、アカデミーでの野球教室とは別物としての位置づけになっています。
プロ野球選手になる人を見ていると、一芸に長けている事が重要視されていますよね。
例えば、
- 圧倒的なスピードボール
- 圧倒的な飛距離(パワー)
- 圧倒的な守備力
- 圧倒的な走力
など全て70点の選手より、どれか1つでも120点を取れる選手がプロになっているのが分かると思います。
その120点の部分にファンは期待するし、球団は高額の年俸を支払うわけです。
自分の得意を分析して徹底的に武器を伸ばした選手だけが、プロ野球選手になれる世界なんですね。
まずは球速、スイングスピード、打球速度など強みを見つけて数値化し、小学生のトップクラスと比べて現在地を知るところからがスタートかなと思います。
NPBジュニアチームで野球をするメリットとデメリット
メリット
さらなるレベルアップに最高の環境
ジュニアメンバーに選ばれた時点で高いレベルにありますが、同じように高いレベルのチームメイトや相手チームと野球することで視野や世界が広がりさらなるレベルアップにつながります。
実質日本一レベルの高い少年野球なので、上を目指す選手として刺激を受けない訳がありません。
またジュニアトーナメントは神宮球場と横浜スタジアムで行われるため、小学生からプロ野球で使用する球場でプレーするという大きな経験を積むことができます。
元プロ野球選手から直接指導が受けられる
ベイスターズジュニアの監督やコーチは全て元横浜DeNAの選手です。
現役を引退してわずか数年の監督やコーチ陣に直接指導してもらえる経験なんてなかなかできる事ではありません。
しかも勝つ事を目的に集められたメンバーですので、技術的なことはもちろん戦略的な部分や意識的な部分まで細かい指導してもらえます。
プロ野球選手がどのように考えて野球をしているかを小学生で吸収できるのは本当に羨ましいですね!
今後の野球人生において有利になる
小学生からプロ球団に存在を知ってもらえます。これはめちゃくちゃ大きなメリットですよね。
NPBジュニアトーナメントが無かった時代は、全国大会で目立つような活躍をしてもなかなかプロのスカウトの目に入ることすらなかった訳ですから。
そう考えると、直接プロ野球球団に自分の存在を売り込めて合格すれば間違いなくリストに載りますからね。
またNPBジュニアトーナメントはYouTubeだったりスカパーなどの有利チャンネルなどでも中継され、注目度は小学生の大会としては異例の待遇になっています。
倍率の高い選考を突破し、多くの経験を積んだ選手を欲しがるチームはたくさんあります。
もちろん軟式を継続するのか、シニアなどの硬式に行くのかは本人の自由ですが、選択肢が増えることは間違いありません。
その先、高校野球で甲子園を目標にしている選手なら中学の3年間はとても大事ですから、レベルの高い強豪チームでプレーしたいですよね。
デメリット
遠方からの参加だと送迎が大変
ベイスターズジュニアの主な活動場所が神奈川のため、遠方から選抜された選手は通うのがとても大変です。
週末だけとは言え、親御さんにかかる負担もかなり大きいと言えますね。
もちろん我が子の頑張る姿を見られるのは幸せなことですが、一方で体力勝負な側面もあります。
交通費や遠征費などのお金
週末の練習で発生する送迎の交通費は出ません。近場の人はいいですが、遠方から通う人だと交通費もあなどれません。
また本番の大会が行われる神宮球場や横浜スタジアムへの遠征費は、選手は球団が負担してくれますが、応援で付き添いの家族に関しては全て自腹となっています。
関東圏の人は電車で行ける距離なのでそこまで大きな負担はないかもですが、その他の地区から来られる人は、実質的な金銭面での負担増があるのは家庭によっては重荷に感じるかもしれません。
まとめ
NPBジュニアトーナメントが始まったことで、小学生達にひとつ大きな目標が出来た事は間違いありません。
高校生でいう甲子園のような位置づけですね。
高いレベルでプレーしたいなら横浜DeNAベイスターズジュニアのセレクションにチャレンジしてみてください。
また以下の記事では、NPBジュニアトーナメントに出場している選手の身長を調査しました。NPBジュニアを目指すなら体づくりは必須項目です。
ぜひ併せて読んでみてください。
》NPBジュニア選手の平均身長ってどれくらい?身長が伸びずに悩む人必読
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!