
少年野球から筋トレはした方がいいの?
小学生でも鍛えるべき筋肉はあるの?
結論、ウエイトのような筋力トレーニングは必要なく、野球で使う筋肉を動作の中で鍛えていくのがベストな方法です。
野球を始める年齢で一番多いのが小学生(少年野球)ではないでしょうか。
まだ骨格が出来上がっていない小学生が、マシンを使ったウエイトトレーニングをゴリゴリやるのはオススメできませんし、やる必要はありません。
野球やるからには、必要な筋力を効率的に鍛えてうまくなりましょう。
✔️この記事でわかること
- 少年野球から筋トレは必要?
- 少年野球でやるべき筋トレメニュー
- 筋トレするより体づくりが重要な話
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球でエースとして全国大会出場経験あり
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【上達への道】少年野球で筋トレは必要?やるべきメニュー3選を解説
少年野球から筋トレは必要?

結論から言うとウエイトは必要ありません。
必要ない3つの理由
- 骨格が出来ていない段階での筋トレは、関節の故障(ケガ)に繋がる
- 少年野球時代は骨が一番成長する時期ゆえに骨の成長を止めてしまう
- 選手のピークを小学生で迎えてはいけない
この辺りはよく聞く内容かもしれません。
小学生は筋肉が成長するというよりも、体全体が成長する最も大事な時期です。
10歳前後が一番運動能力が発達する時期と言われていて、この時期に頭でイメージした動きを体で表現出来るかどうかの能力がつきます。
この時期に過度な筋トレ(ウエイト)をしてしまうと、骨や骨格の強度が筋力に追いつかなくなり、ひどい時は骨折などのケガを引き起こしかねません。

筋力を先につけてしまい、一瞬才能が開花したとしてもそこがピークになる可能性が高いです。
なぜなら一時的に筋力が発達して結果が出たとしても、そのせいで骨や骨格への負担が大きく影響し、中学〜高校で体が大きくなるタイミングで成長が止まってしまい、小学生時代がピークだったという状態になりかねません。

じゃあどんなメニューのトレーニングすればいいの?
というところですね。
少年野球でやるべき筋トレメニュー

体幹トレーニング(インナーマッスル)
自分の体重を負荷にしてする体幹トレーニングです。
重要なのは、体の芯(土台)を作ることです。メインは腹筋と背筋です。
ここが固まると、どんな動きにも体がブレずに動ける感覚が身につきます。
バランスの良い体幹があるだけで、投球やスイングが安定します。
どちらも一気にトレーニング出来るのが、【プランクメニュー】です。
下半身が重要と言う声も多いですが、下半身強化は中学〜高校からでも十分です。
ストレッチは毎日できる最高のトレーニング
頭でイメージした動きを体現するには、柔軟性が不可欠です。
柔軟性の重要性はレジェンドイチローが現役時代からずっと発信してくれていますね。
体が硬くていいことは1つもありません。一番のメリットはケガ、故障の予防になります。
中学〜高校でも野球を続けていくつもりなら早くから柔軟の効果を体に覚え込ませることがとても重要です。
技術練習が筋トレ
そもそも小学生の時点で、毎週のように野球の練習をしているだけで、何もしていない子よりはるかに負荷のかかる運動をしています。
大事な事は、技術練習の1つ1つを全力でこなすと言うことです。
バッティングではしっかりフルスイング、ピッチングでは全力投球、守備では全力疾走に全力送球と1つのプレーを全力で行うことが筋トレになっています。
まだ小さな体で思い切り野球をプレーするだけで、小学生には十分すぎる負荷がかかっています。
大人のエゴで過度な筋トレや走り込みなどを詰め込んでも、ケガや故障に繋がるだけです。
また小学生は、体の大きい子もいれば小さい子もいて体格の差が特に出やすい時期です。
周りの大人がしっかり適性を見て、その子に合った練習やメニューを考え指導する必要がありますね。
筋トレするより体づくりが重要な話

小学生の時は体づくりに重点を置くほうが、筋トレするよりはるかに重要です。
人間の体は食事で大部分が作られていますよね。
毎日必ず摂る食事だからこそ正しい栄養と献立を知ることで、ジャンクフードやお菓子ばかり食べている人との差を大きくつけることができます。
バランスの取れた食事は体調を整えるだけでなく、疲労回復や筋力アップ、ケガをしにくい強い身体を作ってくれます。

まずはサプリメントで体が変わるという成功体験を身につける流れが最適かなと。
理由はシンプルで、いきなり食トレは親子共々ハードルが高すぎるから、です。
親は栄養バランスの取れた食事を3食用意し、子供はそれを残さず全て食べられるでしょうか?
一旦飲むだけOKなサプリメントから始めていくとその後の継続率が全く変わってきます。
まとめ

少年野球では無理な筋トレは必要ありません。
一番はとにかく楽しむことです(^^)
大人の都合で厳しい過度なトレーニングを行い、ケガや故障で野球を辞めてしまった人もいます。
正しい知識とトレーニングで、将来ある子供たちをしっかり守ってあげましょう。
また、以下の記事では速いボールを投げたい少年野球選手のために、ピッチャー歴25年の筆者の経験から練習方法をまとめました。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!




