
メジャーとマイナーの環境ってどれくらい違うの?
年俸は?待遇は?環境は?
このような疑問にお答えします。
この記事ではメジャーリーグとマイナーリーグの色んな違いについて比較しました。
✔️この記事でわかること
- 組織(チーム数)の違い
- 平均年俸の違い
- 野球環境(待遇)の違い
世界最高峰のメジャーリーグがある一方で、そこを目指すマイナーリーグの厳しい現実を解説します。
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【MLB】メジャーとマイナーの待遇、年俸、野球環境の違いを解説
組織(チーム数)
メジャーリーグ
アメリカの29チームとカナダの1チーム、合計30チームで構成される世界最高峰のプロ野球リーグ。別名「Bigリーグ」とも呼ばれ、北米の4大スポーツの一つです。
また、メジャーリーグはナショナルリーグとアメリカンリーグの2リーグ制で構成され、年間162試合を通して両リーグの1位になったチームが戦うワールドシリーズ優勝を目指す。
マイナーリーグ
マイナーリーグは大きく分けて7階層、16リーグ、合計261チームで構成されています。
下から順に、
- ルーキーリーグ
- アドバンスリーグ
- ショートシーズンA
- シングルA
- アドバンスドA(1A)
- ダブルA(2A)
- トリプルA(3A)
となり、選手はこの長い道のりを経てメジャーリーグという大舞台へと向かっていきます。
また、運営方法として一部のチームを除き、独自での経営を取る地域密着型の独立採算性を取っています。
メジャーリーグは大谷翔平やダルビッシュ有が活躍している世界No1のプロ野球リーグです。
マイナーリーグは、日本のようにアマチュア野球・社会野球(ノンプロ)と言われるチームがないので、多くの選手は7階層に分類されているマイナーリーグでプレーをしています。
分かりやすく言えば、メジャーリーグが一軍、マイナーリーグが二軍・三軍にあたります。

メジャーが30チームに対して、マイナーは261チームと約9倍のチーム数です。
マイナーリーグのチーム数がとても多いのがわかりますね。
しかもマイナーリーグは7階層に分かれていて、一番下のルーキーリーグからメジャーまでは長い長い道のりです。
これだけ見ると、日本のプロ野球で活躍して直接メジャーからのオファーを勝ち取る方が近道なのかもしれません。
マイナー選手が、日本のプロ野球で結果を出してメジャーの契約を勝ち取る選手も多数いますね。
平均年俸
メジャーリーグ
約4億7000万円
マイナーリーグ
- ルーキー&ショートシーズンA:192万円
- シングルA(1A):240万円
- ダブルA(2A):288万円
- トリプルA(3A):336万円
差がありすぎますね。。
マイナーリーグの最上位であるトリプルA(3A)でも月収30万にも達しません。
プロは実力の世界と言われていますが、こうして数字で比べると本当に雲泥の差があります。
メジャーの平均年俸を見れば、世界中から最高峰の選手が集まって来るのは当然と言えるでしょう。
野茂英雄、イチロー、ダルビッシュ有、田中将大、大谷翔平など多くの日本人がメジャーで結果を残してきました。
本当に夢のある話ですね。
野球環境(待遇)
メジャーリーグとマイナーリーグでは移動においての格差も雲泥の差です。
メジャーリーグ
基本的な移動は飛行機で、チーム専用のフライト機を持っています。
アメリカは国内でも距離と時差があり、飛行機移動でも年間162試合を戦う選手にとっては非常に過酷なスケジュールとなっています。
なので、快適な飛行機でしっかり体を休めて、かつ短時間で次の球場に向かうことが一般的になっていますね。
飛行機でもめちゃくちゃ過酷な移動を、それ以外の方法なんてあるの?って感じですよね。。。
マイナーリーグの移動方法を見ていきましょう。
マイナーリーグ
マイナーリーグはメジャーとは違い基本的にバス移動が当たり前です。
アメリカの国土は日本の26倍です。バス移動で1000キロとか当たり前の世界です。
1000キロって北海道から東京までバスで移動するくらいです。
それが毎日のように試合が終わってから次の球場まで移動するようなスケジュールです。
これをバスで移動するわけですから、過酷さは日本とは比べものになりませんね。
マイナーリーグからメジャー契約を勝ち取るには、こういった野球のプレー以外にも勝っていかなければいけないんですね。厳しい世界です。。
まとめ
メジャーとマイナーの差がこれだけあるからこそ、目指しがいがあり、世界中の憧れであり続けるのではないでしょうか。
野球人である以上、最終的な目標はやはりメジャーリーグしかありませんよね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!