ピッチング練習したいけど相手がいない…
一人でもピッチング練習する方法ないかな?
ピッチングやキャッチボールって相手がいないとなかなか難しくて、練習したくてもできないってあるあるだと思います。
野球はサッカーやバスケと違って1人でできる練習の範囲が限られていますよね。
平日にも練習してもっと上手くなりたいけど、親御さんもお仕事で忙しかったりしてずっと練習相手になってあげられないのも歯痒いはず。
この記事では一人でもしっかりとピッチング練習できる方法をまとめました。
✔️この記事でわかること
- 一人でできるピッチング練習4選
- ピッチング練習に必要な球数は?
- ピッチング練習で意識するコト
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
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【野球】練習相手がいない…自宅に一人でもできるピッチング練習4選
一人でできるピッチング練習4選
ピッチング練習と言っても、ただボールを投げるだけではありません。
ピッチャーとしての能力を上げるために総合的な練習を紹介します。
シャドウピッチング
タオルなどを使ったシャドウピッチングは、フォームを安定させる狙いと腕を速く振る意識づけにとても大事な練習になります。
特にタオルをどのタイミングで力を入れたり、振り抜いたりすると腕を速く振れるかをつかむにはいい練習になるので、取り入れてみてください。
回数は2〜3イニングを目安にして30回程度で十分です
力を入れるタイミングを意識しましょう。
シャドウピッチングは地味な練習ですが、この練習をやり切るだけで腕の振りや体幹のバランスは間違いなく向上します。
今よりリリースポイントを前にして、キレのあるボールを求める人はフィンガーエースIIがオススメです。
リリースポイントをより前で離すことを目的とした道具で、リリースのタイミングをつかむには最適な練習です。
リリースポイントが前になればなるほど打者にとっては打ちにくいボールになり、下半身主導の投球フォームも同時に身に付くので効果的な練習になります。
(出典:YouTube)
ネット投げ(ストラックアウト)
ネットに向かってボールを投げる王道のピッチング練習です。
ここで意識すべきは、
- しっかり枠の中に投げ切ること
- コントロールを意識しまくる
この2つを大きな目的にして投げてみてください。
全力での力任せの投球はいりません。
8割の力で狙ったところに投げる練習です。
これも2〜3イニングを目安に30球程度でOKです。
上手くいかなくても、投げすぎないように自分で球数を数えてスパッと終わるようにしてください。
コントロールがアップすると、ピッチングがめちゃくちゃ楽しくなります。
キャッチャーが要求するボールが投げられると余裕が生まれ、打者を観察してタイミングを外したり投球術にまで気を使えるようになります。
そこまでいくと、2段階くらいピッチャーとしてレベルアップするので楽しくてやめられなくなります。
ピッチャーやるなら必ずそのレベルを目指しましょう。
プライオボールトレーニング
このトレーニングは大谷翔平投手が、メジャーに行ってからずっとやっていたことで話題になりました。
プライオボールとは、重さの違うボールを投げることによって、野球の投げる動作における筋力アップやストレッチ効果があると言われており、指先の感覚や肩や肘の故障予防にもいいとされています。
肩周りの筋肉に様々な刺激が入るので、ダンベルを使ったような筋トレでは鍛えられない細かいインナーマッスルを鍛えることができるので、ピッチングに必要な筋力が効率的に身につけられます。
(引用元:YouTube)
重さ | 色 |
---|---|
100g | グレー |
150g | 黄色 |
225g | 赤 |
450g | 青 |
1,000g | 緑 |
2,000g | 黒 |
フレーチャ
オリックスバファローズのエースである山本由伸投手が練習に取り入れて話題になったアイテムです。
肩や腕の力をいくら速く振ってもボールは速くならない理論を基に、回転軸や体全体を使って投げるイメージを作る練習に最適です。
山本由伸投手のような力感がないのに、キレのある豪速球を生み出す秘訣が詰まった練習です。
以下のYouTubeチャンネルで使い方を詳しく解説してくれていますので、参考にしてみてください。
ピッチング練習に必要な球数は?
30〜50球(時期による)
上記でも書きましたが、ピッチング練習はあくまで試合を想定する必要があります。
なんとなく力いっぱい速いボールを投げるだけになった30球にあまり意味はありません。
イニング、点差、相手打者の打順、ランナーの有無などシチュエーションをイメージしながら投げましょう!
冬場は、肩関節などの筋肉が硬くなりやすいので、あまり球数は投げないようにしましょう。
プロ野球選手がシーズン前のキャンプが全て沖縄などの暖かい場所で行うのはこの理由です。
時期は関係なく多くて50球までで終わるように組み立ててください。
ピッチング練習で意識するコト
常にシチュエーションをイメージ
先程も触れましたが、一球一球に意味を持って投げなければいけません。
ネット投げなら、
- 外角、内角
- 高め、低め
- 右打者、左打者
- ランナー1塁、ランナー2塁、満塁など
一球ごとに場面をイメージして投げるからこそ、上達します。
ピッチングマシンにだけはなってはいけません。
疲れてきた時こそ下半身
ピッチングに疲れてくると、下半身から崩れてきます。
すると上半身に頼ってしまい(いわゆる手投げ)ボールが高めに浮き、コントロールを失います。
「疲れてきたな」と感じてから、いかに下半身を意識してピッチング出来るかを大事に練習してみてください。
するとまた別の課題が見つかります。
まとめ
ピッチングは1人でも十分練習する事が可能です。
近くにキャッチボールの相手がいなくても諦める必要はありません。
ピッチングといった技術練習も大事ですが、同時に「体づくり」もピッチング能力を上げる上では欠かさず取り組むことが重要です。
体づくりは以下の記事で詳しく解説しています。
》【少年野球】体づくりの食事って何を食べる?体を大きくする栄養素
また以下の記事では、コントロールが安定しない悩みを解決する練習方法をまとめています。
ぜひ併せて読んでみてください。
》【野球】コントロールが悪い投手の原因と制球力を安定させる練習方法
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!