雨だと外でバッティングできない…
雨の日にも家でできるバッティング練習ってないの?
雨だとバッティング練習はもちろん、野球の練習ってなかなかできないですよね。
特にバッティングは水ものと言われていて、スイングの感覚が失われると途端に打てなくなったりします。
手の感触やスイングの感覚を失わないよう雨の日でもしっかり練習を重ねる選手が、継続的に結果を残すことができます。
この記事では雨でも家でできる練習方法をまとめました。
雨で周りが休んでいる間にも練習できればライバルに大きく差をつけられるので頑張りましょう。
✔️この記事でわかること
- 家の中でできるバッティング練習5選
- 雨の日にも練習するメリット
- 練習する上での注意点
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
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【少年野球】雨でも練習したい!家の中でできるバッティング練習5選
家の中でできるバッティング練習5選
実践形式の素振り
重要なのは「100スイングする」というのが目的ではなく、試合で打つためのスイングをするということ。3〜4打席で試合を想定して見逃しも含めてスイングしてみてください。
相手投手をライバルチームのエースでもいいですし、プロ野球選手でもいいので具体的にイメージしましょう。
ピッチャーのモーションに合わせてタイミングを計りながら、1球1球コースを設定して、常に試合を想定した素振りを心がけましょう。
何となく振る素振りとは上達度が変わってきますので、ぜひやってみてください!
素振りは極力マスコットバットを使用する事をオススメします。
マスコットバットを使う事でスイングスピードも同時に鍛えることができるので、試合での打球速度が上がります。
それまでギリギリ抜けなかった当たりがヒットになる確率が格段に上がります。
マスコットバットって手首を痛めたりしないの?
このような不安があるかもですが、やみくもに100回素振りする練習ではないので問題ありません。
バッティング用手袋を使えば、手首への負担が緩和されるのでオススメです。
置きティー
ネットと置きティー用のスタンドだけあれば自宅でも十分練習できます。
置きティーのメリットは、止まっているボールを打つので、自分のミートポイントを把握するのに適しています。
コース別に、どのポイントでバットに当てればしっかりミートできるのかを確認しながら調節できるので、なかなかバットの芯にボールが当たらなくて悩んでいる人にはおすすめの練習方です。
バットの芯でボールを捕らえる感覚が身についてくれば、空振りすることが減り、逆にヒットを打てる確率がグッと上がります。
羽根打ち
羽根打ちも、バッティング向上には非常に大事な練習です。
メリットは、羽根は不規則な動きをするのでミートすることが非常に難しく、ギリギリまで引きつけないと打てません。なので下半身の粘りを使う意識が身につき、下半身主導のフォームを体に染み込ませられます。
また羽根は空気抵抗を受けて不規則に動くので点でミートしなければならず、ミート力アップに繋がります。
トスバッティング
自宅でネットとボールを用意すればトスバッティングも可能です。
しかし家の中で軟球を打つのはさすがに危ないので、野球用の穴あきボールを使えば安心してトスバッティングもできます。
家にネットを置く場所がない人も、この穴あきボールを使えばカーテンに向かって打てば問題ありません。
置きティーよりトスバッティングの方がタイミングを取る練習には向いているので、タイミングの取り方を意識的に練習したい人はトスバッティングが有効です。
インサイダーバット
インサイダーバットを使ってインパクトのタイミングをチェックして体に覚え込ませるのも有効な練習です。
対象は小学3年以上からです。
真ん中にある重りの位置を変えることでインパクトの感覚が変わり、力を入れるタイミングを体に覚えさせることができます。
特にバットが外回りしてしまったり、ドアスイング気味の人に向いてる練習方法です。
雨の日にも練習するメリット
周りが休んでいるので差をつけやすい
少年野球で、雨でもしっかり練習している人ってかなり少数派です。
なぜなら雨で試合や練習が中止になったら大半の人は「今日は野球の練習休み」となり、何もしません。
これが仮に年間10日あったとしたら、1日5時間練習したと仮定すると50時間の差になります。
3年間で150時間もの練習時間の差が生まれます。
これだけの時間を野球のために使うか、何もしないかでは差が出て当然ですよね。
バッティングの感覚を失わせずに済む
バッティングは水物とよく言われますが、バッティングほど繊細で感覚が必要な技術はありません。
なので、少しでもバットを振らなくなるとバットを振る感覚が合わなくなり、打てなくなります。
大人の草野球でも学生の頃毎日練習していた感覚のまま、久しぶりに草野球してみたら全く当たらない感覚になってしまいます。
練習が無い日でも、少しでもバットを振るかどうかが継続的に打てるかどうかのポイントになりますね。
自信が持てるようになる
「雨の日も休まず練習したぞ」
「みんなが遊んでいる間もバット振ってきた」
「あれだけ練習してきたから打てる」
このように休まず練習を継続できた先には「自信」という目に見えない大きな武器を手にすることができます。
これは本人の意識もありますが、練習できる環境があるかどうかで大きく変わります。
やる気はあるのに、環境や場所がなければやりたくてもできませんからね。
ここは大人ができる限り整えてあげてみてください。
練習する上での注意点
自分の限界点を把握する
休まず練習を継続することはとても大事で、上手くなる最短距離であることは間違いありません。
イチロー氏も現役時代はオフの期間も一切休まずトレーニングを継続し続けていたのは有名ですよね。
しかし毎日バットが振れなくなるほどの猛練習が必要かというとまた違う話になります。
もうフラフラなのに「後100本」とか「最初に決めたから何がなんでもやるんだ!」という練習は危険です。
自分の限界点を把握せず、上手くなるための練習から練習メニューをこなすための練習になったしまってはいけません。
ヤクルトの村上宗隆選手も「自分のフォームでスイングできなくなったら練習を終了させる」と語っており、自分に最適な練習量を知っておくことも重要です。
休むことも練習の一部だと忘れない
毎日継続しての練習は重要ですが、休むこと(休息)も同じくらい大事なことを忘れてはいけません。
限界を超えてからの無茶な練習は怪我の原因にもなりますし、常に疲労感を感じてしまい疲れやすくなります。
そうなると通常の練習もしっかりとこなせなくなってしまうので悪循環にハマってしまうことになりかねません。
「なんか体が重くてだるいな」「なかなか気持ちが入らないな」
と感じるようなら一旦切り上げてしっかり栄養を摂ってゆっくり寝ましょう。
回復してからまた高い意識で練習した方が結果的に近道ですからね。
まとめ
バッティング練習は繊細な技術なので、毎日バットに触れてスイングする癖をつけておくと打てる確率が格段に高まります。
鈴木誠也選手のようにバットを抱いて寝ることまではしなくて大丈夫です。笑
でもそれだけ野球のことを考え抜いているからこそメジャーリーガーになれるとも言えますよね。
また以下の記事では夜練習するのに暗くてボールが見えない!を解決する方法をまとめました。
ぜひ併せて読んでみてください。
》【野球】暗くてボールが見えない!夜でも練習できる環境の作り方
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!