なぜ打てない…
スランプというやつか…
打てない時期には何すればいいの?
このような疑問にお答えします。
打撃は水ものと言われるように、昨日まで調子よく打てていた選手が、急に打てなくなってずるずると不調にハマることってよくありますよね。
この記事では、打てない不調時にこそやっておくべき練習をまとめました。
スランプを脱出した時の景色が変わるはずです。
✔️この記事でわかること
- 打てないスランプはなぜ起こる?
- 打てない時期にこそやるべき3つの練習
- スランプを乗り越えた先の世界
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
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【野球】なぜ打てない…打てない時期にこそやっておくべき3つの練習
打てないスランプはなぜ起こる?
メンタル
メンタルが弱っている、もしくは不安を抱えている状態だとスランプにハマりやすくなります。
メンタルが弱っている状態、例えば、
- 先週打てなかったから今日も無理かも…
- 学校・仕事で嫌な事があって悩んでる…
- 忙しくて練習時間(準備)が足りてない…
- 肩肘や足腰に不安がある…
など心が不安定な状態を作り出す環境が問題な場合がほとんどです。
野球のバッターは3割打てれば好打者です。
しっかり準備して体調も万全でやっと目指せる数字です。
これらの不安要素を抱えて3割打つ難易度はかなり高いのが現実ですよね。
メンタルの不安をできるだけ軽減しないと、ずるずるとスランプを長引かせてしまいます。
体調管理
体調管理は野球のプレーに直結しています。
- 朝起きて体がダルい…
- お腹の調子が悪い…
- コンビニ飯ばかりで栄養が足りてない…
- 忙しくて睡眠時間が短い…
このような状態に当てはまる人は一度生活を少し見直してみるといいかもしれません。
野球ってそもそも健康の上に成り立っているものなので、体調が良くないのにやるべきものではありません。
無理してプレーしても楽しくありませんよね。
体調管理を放置してスランプを技術的な問題だと思い込み、ただガムシャラに練習してもなかなかスランプから抜け出せないでしょう。
蓄積疲労
スランプだと感じている時、私生活でも疲れが溜まっていませんか?
疲労が溜まると当然体は動かなくなります。
回復しないまま打席に立っても、頭でイメージしている動きを体現できなくなります。
ここで怖いのは疲労を本人が自覚していない場合です。
スランプの原因を打撃フォームだったり、練習不足と勘違いしてさらに負荷をかけて練習して疲労がさらに溜まってしまうケースです。
疲労回復が取れないままだとスランプから抜け出すのに余計に時間がかかってしまいます。
打てない時期にこそやるべき3つの練習
基礎・基本の徹底
打てない時期には、あれこれ新しい事をやるのではなく一度基礎・基本に立ち返ってみるのがオススメです。
そのための練習は、
- 打撃フォームのチェック→構え、体重移動、軸回転、ミートポイント
- 試合形式の素振り→回数ではなくコースや高さを意識しセンター返しのイメージ
- トスバッティングや羽根打ち→ミートポイントの確認と徹底
この3つをもう一度初心に戻って丁寧に丁寧に練習してみてください。
必ず活路が見えてきます。
下半身の強化
野球でスランプが短く活躍できる選手はとにかく下半身が強いです。
野球というスポーツでは、投げる打つ走るなど下半身が強ければ強いだけプレーに力強さが増して有利になります。
投球も打撃も下半身のパワーが無いと、いくら技術を磨いても一定のレベルで頭打ちになって伸び悩んでしまいます。
打てない時期は、技術的な部分をテコ入れするんじゃなくてどっしりとした下半身を鍛える時間にすべきかなと。
スクワットや走り込み、ダッシュなど下半身強化の練習を多く取り入れてみてください。
調子がいい時に下半身を鍛えてしまうと、フォームに乱れが出てしまう可能性があるので意識して取り組むタイミングはあえてスランプの時がベストです。
休息と栄養摂取
一旦野球やトレーニングから離れて「休む」事を最優先にしてみるのも大事な練習です。
熱心な人だと毎日欠かさず練習していると思いますが、スランプ時に打てないからとがむしゃらに練習しすぎても逆効果の場合があります。
オーバートレーニング症候群という現象になっていて、スランプにハマってしまっている可能性もあるので、あえて1週間程度全く何もせずゆっくり休息を取る時間を作ってみてください。
スランプの時ほど打てない焦りで練習を頑張ってしまうものですからね。
野球の練習だけでなく普段の生活から疲労感やダルさを感じてしまうような部分が少しでも思い当たるなら、まずは体調管理を意識して取り組んでみましょう。
体調管理って具体的に何をどうすればいいの?
と思う方は、必要な知識を学ぶことが最短のルートです。
書店に行ってたくさんの睡眠本や栄養本を手に取って読んでもいいですが、本を選ぶ作業から読んで理解するまで膨大な時間がかかります。
じっくりと理解しながら進めたい方は、本をたくさん読むのがベストかなと思います。
「そんな時間ないよ…」
っていう方は、スマホで簡単に学べるサービスがあります。
体づくりに特化した栄養学を学ぶ
》アスリート栄養学講座 公式サイト体調管理に必須な睡眠の仕組みを学ぶ
》睡眠アドバイザー講座 公式サイト
どちらもスマホ一つでいつでもどこでも学ぶ事が出来て、睡眠も栄養も必要で重要な部分だけをまとめてくれているので効率もよく有益な情報が学べます。
一度この知識を身につけてしまえば一生使える財産になります。
健康管理の大切さに気づくことで、野球はもちろん私生活も楽に過ごせるようになります。
- 「なんとなくしんどい」
- 「朝起きたらいつもダルい」
- 「最近疲れやすくなった」
などなど全ては食事と睡眠で解決できると分かるはずです。
スランプを乗り越えた先の世界
一段飛ばしのレベルアップ
スランプ時にいかに腐らずに努力を継続できるかで、スランプを抜けた時のレベルアップ率が大きく変わってきます。
その結果スランプすらも利用できた最高の形です。
ここで「どうせ打てないしもういいや」と投げ出してしまう選手はとてももったいないなと。
ずーっとスランプの人はいません。
スランプを乗り越えた先の世界をしっかりと見据えて練習した人だけが、大きな結果を出すことができます。
焦らず頑張りましょう。
スランプは上級者の証に気づく
長年野球をやってきた経験から言うとスランプになる人は一定のレベル以上、上級者がなるものだなと感じます。
まだまだ技術的に未熟な選手はそもそもスランプにすらなりません。
高いレベルでプレーしているからこそ、ほんの少しのキッカケで打てなかったりします。
なので、スランプになるということはそれだけ高いレベルでプレーしているという自信を持ってください。
この記事を読んでる時点で、あなたは間違いなく上級者です。
まとめ
打てない時期は野球をやっていると誰もが通る道です。
そこで慌てずにしっかりと対策を取ることで、スランプの時間を最小限に抑えることができるので、今できることに集中しましょう。
また以下の記事では、打率を上げることに特化した内容をまとめています。ぜひ併せて読んでみてください。
》【打率の上げ方】打率3割以上打つために必要な3つの技術と練習方法
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!