ダルビッシュって変化球の球種多いけど何種類あるんだろ?
このような疑問にお答えします。
ダルビッシュ投手はメジャーでも豪速球をガンガン投げ込むイメージがありますが、実は自身も認める変化球投手なんです。
この記事では、自らを変化球投手と呼び、周りからは変化球オタクと称されるダルビッシュ投手の変化球を深掘りします。
七色の変化どころか、何種類あるのかを調査しました。
✔️この記事でわかること
- ダルビッシュ有投手の球種は何種類?
- ダルビッシュ投手が変化球マニアになった理由
それぞれ深掘りしていきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
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自称変化球マニア!ダルビッシュ有投手の球種は全部で何種類あるの?
ダルビッシュ有投手の球種は何種類?
驚愕の12種類
なんとダルビッシュ投手は12種類もの変化球を投げ分ける変化球マスターです。
しかも全てのボールが一級品で、これらを駆使して野茂英雄氏を超えるメジャー日本人最多奪三振記録を作りました。
フォーシーム
最速159kmを誇るフォーシーム。
日本時代には多く見られましたね。
(出典:YouTube)
ツーシーム
ストレートにかなり近い球速でスライダー系とシュート系を微妙に織り交ぜる変化球です。
(出典:YouTube)
スライダー
ダルビッシュ投手の代名詞と言える伝家の宝刀スライダー。
プロ野球ではこのスライダーを武器に無双状態でしたね。
このスライダーが全ての変化球の軸になっている感じです。
(出典:YouTube)
スイーパー(真横に大きく変化)
スライダー系のスイーパーは、真横の変化が非常に大きく横滑りしながら浮き上がるイメージです。
実際には浮きませんが、打者から見るとボールが落ちずに真横にスライドしてくるように見えるボールです。
(出典:YouTube)
カットボール
2シームのスライダー系であるカットボールは、ストレートに近い球速で打者の手元ギリギリで微妙に変化させるボールです。
変化量は少ないですが、ストレートと見分けがつきにくくバットの芯を外してゴロを打たせたい時によく投げられるボールです。
スプリット
フォークボール系の落ちるボールでフォークより握りを浅くして、落ち幅よりスピードを重視したボールになります。
スプリットは田中将大投手の代名詞となっていますが、ダルビッシュ投手も落ちる系はフォークではなくスプリットを投げていますね。
チェンジアップ
打者のタイミングを外す時に使われるチェンジアップ。
ダルビッシュ投手は多投はしないものの、ポイント毎にチェンジアップを配球の中に織り交ぜてきます。
カーブ
カーブは変化球の中でも割と多い方です。
カーブとスローカーブを投げ分け球速差を出し打者を翻弄します。
スローカーブだと100km切るボールもあり、ストレートとの球速差50kmとか普通にありますからね。
とんでもない次元です。
(出典:YouTube)
ナックルカーブ
ナックルカーブもダルビッシュ投手の大きな武器のひとつ。
通常パワーカーブとも呼ばれ、カーブよりスピードが速いです。
握りも人差し指を立ててボールにより強い回転をかけて投げるのが特徴です。
シンカー
高校時代はシンカーを結構投げているイメージが強いですが、肩肘への負担が大きいため、プロ入り後はあまり投げなくなっていたボールです。
しかしメジャーでもたまーに投げているボールがヤバすぎます。
(出典:YouTube)
スプリーム(ツーシームとスプリットの間)
スプリームはダルビッシュ投手が生み出したと本人が語っている変化球。
ツーシームとスプリットの間の変化をするボールで、イメージは高速シュートスプリットって感じです。
スピードも4シームと変わらない球速ながらシュートしながら落ち幅も加えた特に左打者に有効なボールになっています。
ダルビッシュ投手が自主トレ仲間も千賀投手に直接伝授したようで、千賀投手の新魔球としてメジャーでも多投していますね。
(出典:YouTube)
スラーブ(カーブとスライダーの間)
変化量の多い縦変化のカーブと横滑りスライダーの間を取った変化をするスラーブ。
イメージでいくと縦スライダーに近いボールかなと思います。
僕も調べていて変化の違いが絶妙で、ぶっちゃけ見分けがつかないボールでもあります。。
これだけの変化球に加えて最速159kmのストレートですから、やはりダルビッシュ投手は現役最強投手ではないでしょうか。
これだけの変化球があるので、ピッチクロックが導入されて配球にも影響が出てそうですね。
ダルビッシュ投手が変化球マニアになった理由
過去のインタビューで、ダルビッシュ投手が変化球にこだわるようになった理由を以下のように答えています。
「小学6年生の時に(コーチに)『変化球をみんな投げてみろ』って言われて。自分は自信があったんですけど・・・カーブを投げたら言葉は悪いんですけど、“しょんべんカーブ”っていう『キレのないカーブやん』って言われた時に凄くショックだったんですよ。
俺の変化球は全然ダメだっていうのがすごくわかって、そこから(変化球に)執着するようになったんですよね。好きだったのが“好き+執着”になったのでこだわりが強くなったと思います」
この一連の出来事が、メジャーリーグを代表する変化球投手を作り上げる原点になっているんですね。
やっぱりプロで大成する人は、反骨心が普通の人とは比べものにならないレベルで強いんだと分かるエピソードでした。
まとめ
ダルビッシュ投手は高校時代から150km近いストレートがあるにも関わらず変化球を投げまくっていました。
メジャーリーガーになった今も変わらず変化球を常に研究し試行錯誤している姿は真のプロフェッショナルを感じますね。
以下の記事では、ダルビッシュ投手の凄さを色んな角度から深掘りしています。
【MLB】現役最強投手の筆頭!ダルビッシュ有投手の凄さを考察!
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!