
クレアチンってどんな効果があるの?野球に役立つの?
このような疑問を解決します。
クレアチンは、主に瞬発力や体にキレを出させる効果があり、野球にとって重要なサプリメントです。
クレアチンを知らないのは、金属バットの存在を知らずに木製バットでホームランを打とうとしているのと同じです。
クレアチンはサプリメントの中でも王道中の王道、その効果やメリットを詳しく解説します。
✔️この記事でわかること
- クレアチンはアミノ酸の一種
- クレアチンが野球で役立つ4つの場面
- オススメのクレアチンと飲むタイミングを解説
- クレアチン摂取時の注意点
✅この記事を書いてる人

ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
【野球】一歩目の瞬発力アップ!体にキレを出すクレアチンの効果を解説
クレアチンはアミノ酸の一種
クレアチンは肉や魚などに含まれるアミノ酸の一種で、タンパク質に含まれています。
スポーツサプリメントの代表格であり、瞬発系の運動パフォーマンスの向上にめちゃくちゃ役立つ最強サプリメントです。
オリンピック選手やプロスポーツの世界でクレアチンを知らない人はいないと言われていますね。
クレアチン無しでは世界と戦えないと言われるほどスポーツ界では超常識のサプリメントになっています。

クレアチンって食事からは摂れないの?
クレアチンは食事からでも摂ることができます。
豚肉や牛肉などの肉類や、ニシンやサケ、アジなどの魚類などに多く含まれています。
一般の人が通常の生活を送るだけなら、普通に食事をしていればクレアチンが不足することはまずありません。
しかし、高負荷のトレーニングや瞬発力が必要な運動で失われる量が増えれば、食事のみで補うのは難しくなります。

野球ってピッチング、バッティング、走塁、守備などあらゆる場面で瞬発力が連続するスポーツなので、体にかかる負荷も多く失われる量も大きいですからね。
また、クレアチンは熱に弱いので、肉や魚に調理で加熱されると失われやすいため、サプリメントでの補給が効率的で最も有効です。
クレアチンが野球で役立つ4つの場面
ピッチャーの回転軸のキレアップ
ボールを離す瞬間(リリース)に体のパワーを全て指先に集中させる必要がありますよね。
そのためには投球フォームをなるべくコンパクトしつつ全身を大きく使って投げる方が、効率的なフォームになるのはイメージできるでしょうか?
要は、腕や肩が外回りせず、軸足を起点に綺麗な円の中で完結するフォームであるほどボールに力を伝えやすくなり、コントロールも安定します。
クレアチンは円の中で体を回転させる際のキレを大幅に高めてくれます。

ここがピッチャーが最も瞬発力を必要とする場面であり、キレがないと体が回ってこず外回りしてしまう原因になります。
スイングのキレアップ
ここで言うスイングのキレとは、スイングスピードではなく、動き出しからバットが出てくるまでの速さとしています。
ピッチャーが投げてくる際に、どのタイミングで始動すればバッターにとって有利になるか分かりますか?

当然ピッチャーが投げてから遅ければ遅いほどバッター有利になります。なぜならボールをギリギリまで見てられるからですよね。
しかしボールをギリギリまで見るということは、バッターにとって一番イヤな差し込まれるリスクを背負うことになります。
そんな時にスイングのキレが抜群だと、始動が遅くギリギリまでボールを引きつけても対応できるようになります。
体のキレが上がりスイングのキレがアップすることで、大きなメリットがあるのがわかると思います。三振する確率が劇的に下がるはず。
盗塁や走塁の一歩目
野球において瞬発力が特に発揮されるのが、ランナーの一歩目ですね。
特に盗塁の場合、スタートの一歩目で成功するかどうかほぼ決まってしまいます。
また、3塁ランナーのゴロゴーでも一歩目の速さでホームインできるかどうかがほぼ決まってしまいますよね。
頭で分かっていても体がついてこなければ意味がありません。
それだけ走塁面では「瞬発力」が重要だと言えます。
守備の一歩目
内外野に共通してくるのが守備の一歩目です。
コースや配球を見ながら打つ前の一歩目を意識していると思いますが、体にキレが増すことでギリギリ取れなかった打球に追いつくことができるようになります。

内野なら球際、外野なら頭を越されるかどうかは守備の見せどころですからね。
どんな打球でも一歩目が違ってくると、守備範囲が格段に広くなるので守備の名手と言われるには瞬発力は必須です。
オススメのクレアチンと飲むタイミングを解説
トレーニング直後
トレーニング終了後は、体が回復を求めているゴールデンタイムと呼ばれる時間になっているので、このタイミングで速やかに糖質を摂取することで、筋肉の分解が抑制されると言われています。
糖質が配合されているプロテインや果汁飲料と一緒に飲むことで、筋肉の分解を防ぎつつ、効率良く瞬発力向上効果を期待できます。
食後すぐ
食事でタンパク質をしっかり摂って、クレアチンと糖質をセットにして摂取すると効果が高いです。
エネルギー源であるブドウ糖などの糖質(白米やうどんなどの炭水化物)を摂取すると、血糖値が上昇します。その際に血糖値を下げる作用のあるインスリンが分泌されます。
インスリンが分泌されることで、筋肉へのクレアチンの吸収率が上がります。
おすすめのクレアチン
マイプロテイン(タブレット)
筆者も愛用しているマイプロテインのクレアチンです。
飲みやすいタブレット型になっているので、いつでも手軽に飲みやすいのがメリットです。

プロテインも飲んでいる方は、プロテインで200mlとか飲んでさらにクレアチンも同じ量を飲むのは結構しんどいかなと。
そういう意味でタブレットはとても飲みやすいです。ややタブレット1錠のサイズは大きいので飲み込みにくいかもですが、その場合は半分に割って飲めば問題ありません。
1日に飲む目安は3錠なので、250錠入りですから約3ヶ月弱持つ計算になります。
プロテインに比べるとコストは安いのも魅力的ですね。
ゴールドジム(パウダー)
水やジュースに混ぜて飲みたい方は、パウダータイプのクレアチンがオススメ。
プロテインを飲む用量と同じで、シェイカーに入れてシャカシャカ振って飲むだけです。
ゴールドジムは、世界中の筋トレーニーに特に愛飲されているブランドなので、効果は間違いありません。
1日の摂取量目安は5g程度なので、300gなので約2ヶ月分になります。
クレアチン摂取時の注意点
水をたくさん飲む
クレアチンを摂取すると、摂取しない場合と比べて筋肉中の水分量が増えます。
水分補給量が足りないと、血液中の水分が不足してしまい、筋肉がつりやすくなる可能性があるので注意が必要です。
血液中の水分を不足させないためにも、たっぷりの水と一緒に摂取しましょう。
まとめ
クレアチンはサプリメントの王者と言っても過言ではありません。
プロテインだけでなく、クレアチンの効果もぜひこの機会に体感してみてください。
驚くほど体にキレが出て、瞬発力が向上します。
また以下の記事では、体が細くて体重が増えない人向けに体格を作る方法をまとめました。
ぜひ併せて読んでみてください。
》【野球】体が細くて体重が増えない…ガッチリした体格を作る3つの方法
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!