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    【MLB】対戦相手へ敬意を込めたルールブックにない暗黙の了解11選

    【メジャーリーグ】
    悩んでる人
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    メジャーの「暗黙の了解」ってどんなものがあるの?

    よく報復のデッドボールとか見るけど…

    ベースボール発祥の国、アメリカメジャーリーグ。

    野球の聖地では、ルールブックには載っていない「暗黙の了解」が多数存在している事をご存知でしょうか?

    もちろん日本のプロ野球にもいくつかありますが、調査してみるとメジャーリーグの方がはるかに数が多く、野球の本場ならではの暗黙の了解があったのでまとめました。

    ✔️この記事でわかること

    • 暗黙の了解ってそもそも何?
    • メジャーリーグで守らないと報復の標的!暗黙の了解11選
    • 暗黙の了解を破るとどんな報復を受けるの?

    これを知るとますますメジャーリーグがおもしろくなります(^^)

    ✅この記事を書いてる人

    けんにぃ
    けんにぃ

    ニックネーム:けんにぃ

    野球歴30年の野球特化ブロガー

    「本ページにはプロモーションが含まれています」

    対戦相手への敬意を込めたルールブックにない暗黙の了解11選

    暗黙の了解ってそもそも何?

    野球の不文律(やきゅうのふぶんりつ)では野球における不文律について記す。野球には、公認野球規則(ルールブック)に記されていなくても守らねばならない不文律 (unwritten rules, unwritten codes) が存在するとされている。メジャーリーグベースボール (MLB) や日本プロ野球 (NPB) などプロ野球の試合においては、これを破ると故意死球などの報復を受けることがある。

    不文律が形成されていった理由は、特に勝負に負けたり、あるいは負けつつある相手をさらにおとしめることなく、敬意を表するためである。また、既に勝敗が決している試合で記録が乱造されることを避けるためである。(Wikipediaより引用)

    小難しく書いてありますが、

    けんにぃ
    けんにぃ

    要するに「同じプロの舞台、高いレベルで野球をやっている選手同士、いつでも相手に敬意を持ってプレーしようね」ってことです。

    時にはどちらかのチームの調子が悪く一方的な試合展開になることもありますよね。

    そんな時こそ、相手への敬意をもった姿勢でベースボールしようというルールブックには書いていない暗黙の了解があります。

    次項で詳細を詳しく見ていきます。

    メジャーリーグで守らないと報復の標的!暗黙の了解11選

    攻撃側(7つ)

    • 大差がついた試合で勝っているチームはボールカウント3−0から打ちにいってはならない。
    • 大差がついた試合で勝っているチームは盗塁をしてはならない。
    • ピッチャーの完全試合やノーヒットノーランが継続中にバントヒットを狙ってはならない。
    • 打者がホームランを打った時、塁間をゆっくり走ってはならない。
    • 打者がホームランを打った時、派手なガッツポーズをしてはならない。
    • 連続本塁打の直後の打者は初球を打ってはならない。
    • 打者や走者がアウト後にベンチに戻る際にマウンドを横切ってはならない。
    けんにぃ
    けんにぃ

    どれも相手チームへのリスペクトを持った精神を重視しているものが多い印象ですね!

    特にホームラン後にゆっくり走る行為や、派手なガッツポーズに関しては日本より厳しく見られるようです。

    豪快なホームランや豪速球などスケールの大きさを重視するメジャーリーグにとって、盗塁やバントを駆使してまで勝とうするより「力対力」の純粋な勝負によって決着をつける方法を重視する傾向が強いですね。

    このような暗黙の了解はもちろん野球のルールブックに載っていないものばかりで、100年を超える長いベースボールの歴史の中で作り上げられていったものです。

    守備側(2つ)

    • ピッチャーは死球をぶつけても謝ってはならない。
    • ピッチャーが打者を抑えた時、派手なガッツボーズをしてはならない。

    日本ではピッチャーが死球をぶつけたら帽子を取って謝るのが一般的とされていますが、メジャーで帽子を取って謝ってしまうと【わざとぶつけた】と受け取られるようです。

    どゆこと?

    アメリカでは「自分が苦しくなる死球をわざとピッチャーが投げるはずがない」という考えが最優先にあります。

    だから「わざと当てていないんだから謝る必要がない。」というのがメジャーの考え方です。

    けんにぃ
    けんにぃ

    そう言われてみればそうかもしれません。

    試合展開によっては、死球を出したピッチャーの方が当てられたバッターより何倍もダメージが大きい時だってありますからね。

    また投手が抑えた際の派手なガッツポーズは相手への侮辱行為とみなされます。

    当時ヤンキースに移籍した田中将大投手も、日本では勝負所で抑えてよく吠えていましたが、メジャーへ行く際にガッツポーズをしないように意識してプレーするようになったと言われています。

    乱闘時(2つ)

    • もし乱闘になってしまった際はベンチやブルペンを出て、(制止のためにも)乱闘に参加しなければいけない
    • 乱闘の場合は素手のみ。バットやボール、ヘルメットなど凶器になりえるものは持ってはいけない。

    メジャーでの乱闘の迫力は、日本の比ではありません。

    激しい殴り合いの映像を見たことがある人も多いと思います。

    しかし、選手同士がもみくちゃになって暴れまわっているように見えて、実は色々と決まりごと(暗黙の了解)があって乱闘の中にも紳士の部分を垣間見ることができるという不思議がまた面白いですよね。

    乱闘が起こるということは、それだけ全てをかけて本気でプレーしている現れとも言えます。

    暗黙の了解を破るとどんな報復を受けるの?

    • 相手ベンチから痛烈なヤジが飛んでくる
    • 相手チームからマスコミを通して批判される
    • 試合中にわざと死球を当てられる

    暗黙の了解はメジャーの選手であれば皆んな知っていることなので、破った瞬間ベンチやフィールド上から痛烈なヤジが飛んでくることになるようです。

    並の精神力では通常通りにプレーするのが難しくなりますよ。

    また、選手間同士だけの問題にとどまらず、マスコミを使ってテレビや新聞などでも報道されて相手チームのファンからもヤジられたり批判の的になってしまうことも多いようです。

    アメリカの野球ファンは熱狂的で知られているため、こういった場合の報復もかなりエキサイトに盛り上がってしまうようですね。

    けんにぃ
    けんにぃ

    他にも暗黙の了解を破った選手へ直接の報復はせず、その選手が所属するチームのエースピッチャーや4番打者といった中心選手が狙われることもよくあるようです。

    こういった両軍の裏側や暗黙の了解を知って見るメジャーリーグは、めちゃくちゃおもしろいです。

    まとめ

    ベースボール発祥の国、アメリカならではの暗黙の了解も多く知れば知るほど野球がおもしろいものに感じます。

    プレーしているのは超一流のメジャーリーガーですが、内心は同じ人間です。

    マナー違反や相手への敬意をしっかり守らないと、批判や標的の的になってしまいプレーどころではなくなってしまいます。

    今年のメジャーリーグは暗黙の了解の部分にも注目してみてください(^^)

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

    関連:【2024年】日本人メジャーリーガーは何人?選手と所属チームを解説

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