160km以上投げる投手はやっぱモンスター級に体大きいのかな?
このような疑問にお答えします。
近年160kmを超えるボールを投げるプロ野球選手がかなり多くなってきましたよね。
そこで筆者にある疑問が…
160km超えの豪速球を投げるには体格の共通点があるはず?
そこでこの記事では160km以上投げる投手の体格を調査し、スピードボールを投げるための秘訣をまとめました。
✔️この記事でわかること
- 160km以上投げる投手の体格
- 球速アップには体格+〇〇
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【プロ野球】160km以上投げる投手の体格を調査《体が大きい=速い?》
160km以上投げる投手の体格
160キロ超えNPB選手一覧
選手名 | 球団 | 球速 | 身長 | 体重 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
チアゴ・ビエイラ | 巨人 | 166km | 193cm | 113kg | ブラジル |
大谷翔平 | 日本ハム | 165km | 193cm | 95kg | 日本 |
ロベルト・コルニエル | 広島 | 165km | 194cm | 101kg | ドミニカ |
佐々木朗希 | ロッテ | 165km | 192cm | 92kg | 日本 |
千賀滉大 | ソフトバンク | 164km | 186cm | 92kg | 日本 |
エドウィン・エスコバー | DeNA | 163km | 188cm | 102kg | ベネズエラ |
ロベルト・スアレス | 阪神 | 163km | 188cm | 95kg | ベネズエラ |
タイロン・ゲレーロ | ロッテ | 163km | 203cm | 102kg | コロンビア |
マーク・クルーン | 巨人 | 162km | 188cm | 86kg | アメリカ |
アルキメデス・カミネロ | 巨人 | 162km | 193cm | 111kg | ドミニカ |
リード・ギャレット | 西武 | 162km | 188cm | 95kg | アメリカ |
藤浪晋太郎 | 阪神 | 162km | 197cm | 98kg | 日本 |
由規 | ヤクルト | 161km | 179cm | 80kg | 日本 |
ラファエル・ドリス | 阪神 | 161km | 193cm | 98kg | ドミニカ |
国吉佑樹 | ロッテ | 161km | 196cm | 106kg | 日本 |
デラロサ | 巨人 | 161km | 183cm | 95kg | ドミニカ |
ライデル・マルティネス | 中日 | 161km | 193cm | 93kg | キューバ |
林昌勇 | ヤクルト | 160km | 182cm | 80kg | 韓国 |
スコット・マシソン | 巨人 | 160km | 191cm | 104kg | カナダ |
平良海馬 | 西武 | 160km | 173cm | 93kg | 日本 |
杉山一樹 | ソフトバンク | 160km | 193cm | 104kg | 日本 |
ドリュー・バーヘイゲン | 日本ハム | 160km | 198cm | 104kg | アメリカ |
アルバート・スアレス | ヤクルト | 160km | 190cm | 106kg | ベネズエラ |
ジャリエル・ロドリゲス | 中日 | 160km | 186cm | 97kg | キューバ |
甲斐野央 | ソフトバンク | 160km | 188cm | 92kg | 日本 |
山崎颯一郎 | オリックス | 160km | 190cm | 92kg | 日本 |
山下舜平大 | オリックス | 160km | 190cm | 98kg | 日本 |
NPBで歴代160km以上を投げたのは、総勢27人。
やはりプロ野球の中でもモンスター級の体格をした投手ばかりになっていますね。
NPB最速記録(166km)を持つチアゴ・ビエイラ投手の体格は、193cm113kgというとんでもないデカい体をしています。
そんな中で、身長の最小は西武の平良投手で173cm、体重の最小は共に元ヤクルトの由規投手と林昌勇投手の80kgという結果でした。
結果をまとめていくと、
身長 | 200cm台 | 190cm台 | 180cm台 | 170cm台 |
人数 | 1人 | 15人 | 9人 | 2人 |
体重 | 100kg台 | 90kg台 | 80kg台 |
人数 | 10人 | 14人 | 3人 |
国籍 | 日本 | アメリカ | カナダ | ドミニカ | コロンビア | ベネズエラ | 韓国 | キューバ | ブラジル |
人数 | 11人 | 3人 | 1人 | 4人 | 1人 | 3人 | 1人 | 2人 | 1人 |
165km以上投げる投手は全員190cm&90kg以上あり、確実に大きな体格が有利に働いている事が見えてきます。
また身長のボリュームゾーンは190cm台、体重は90kg台に集まっているのが、160km以上のスピードボールを投げるために必要な体格であると言えますね。
球速アップには体格+〇〇
ウェイトトレーニング
歴代160km超えのボールを投げるには、大きな体格に加えてウェイトトレーニングは避けては通れない事が見えてきます。
身長と体重さえあれば投げられるものではなく、確実に大きな体を使いこなせるだけの筋力が不可欠になりますね。
今年大ブレイクしているオリックスの山下舜平太投手もまさにウェイトトレーニング後にポテンシャルが爆発した例になります。
山下投手はプロ2年目の故障中にウェイトをしっかりやった事で、体が変わり3年目の今年大ブレイクを果たしたと語っています。
(出典:YouTube)
昔はピッチャーが筋トレするのはタブーとされており、とにかく走り込みが重要視されていました。
ダルビッシュ有投手が走り込み論に一石を投じ、メジャーでウェイトトレーニングを徹底した結果、30代後半から6年契約というMLB史上初の快挙を達成しています。
ボールを投げるための出力は、体格+筋力をミックスした時に爆発します。
スピードボールを投げたい人は、ウェイトトレーニングを取り入れてガンガン鍛えてみてください。
まとめ
NPBでこれほどまでに160km以上投げる投手が出てくるなんて誰が予想していたでしょうか。
大台を突破するにはやはり大きな体格(身長+体重+筋力)が必要だという事がよく分かりました。
将来的にプロ野球やスピードボールを目指す選手は参考にして体づくりに取り組んでみてください。
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今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!