勝てるピッチャーに共通点はある?
ピッチャーに向いてる性格は?
自分も勝てるピッチャーになりたい!
このような疑問にお答えします。
結論、勝てるピッチャーは心技体が充実していない中で粘れるピッチャーです。
この記事では勝てるピッチャーの性格と共通点をまとめました。
参考にして勝てるピッチャーになってくださいね!
✔️この記事でわかること
- ピッチャー向きの性格
- 勝てるピッチャーの共通点
- 勝てるピッチャーになるための方法
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
【野球上達】勝てるピッチャーの共通点と投手向きの性格を解説
ピッチャー向きの性格
負けず嫌い
やはり負けず嫌いの性格は、ピッチャーをやる上でとても有利に働きます。
ピッチャーの出来でチームの勝敗が左右されるので、「負けても頑張ったからいいや」で済ましてしまうサバサバした性格だと、チームからの信頼も薄くなってしまいます。
「自分が投げるからには絶対に負けない」くらいの気持ちを強く持てる負けず嫌いな性格はめちゃくちゃ重要です。
心配性
意外に思われるかもしれませんが、心配性の性格もピッチャーに向いてると言えます。
なぜなら心配性の人は、常に最悪の状況を考える癖があり、不安だからそれに対し準備する思考回路が確立している場合が多いからです。
【不安を無くすには、徹底的な準備をする】
これは野球だけに限らず全てのことで言えますよね(^^)
オタク気質
野球の事を常に考えて「どうすれば勝てるのか」をオタク的に突き詰めるタイプです。
なんでもそうですが、好きだからこそ熱中出来るし没頭出来ますよね。
ピッチャーは野球のポジションで最も重要かつ一番野球を知っておかなければいけない場所になります。
野球の細かいルールなど、一つの事を深く掘り下げられる性格はとても向いているでしょう。
勝てるピッチャーの共通点
ピッチャーの役割をよく理解している
勝てるピッチャーはみんな自分の役割をよく理解しています。
例えば、
- 自分1人だけでは0点に抑える事は出来ない
- チーム全員でアウトを積み重ねる意識
- ヒットは打たれてもいいけどフォアボールはダメ
- チームの攻撃に繋がるテンポのいいピッチング
- トータルで試合に負けなければいい
- 完璧を求めすぎない
この辺りの意識を強く持っています。
よく「独り相撲」なんて言葉を聞いたりすると思いますが、勝てるピッチャーはチームの協力なくして勝てない事をよく知っています。
その振る舞いはチームメイトに必ず伝わります。
「このピッチャーを勝たせてあげたい!」と仲間から思ってもらえるような姿が必要になります。
感情に左右されない
ピッチャーは常に頭は冷静でなくてはなりません。
勝てるピッチャーはチームメイトのエラーやストライクがなかなか入らないなど、精神的ダメージがあったとしてもイライラしたり投げやりになりません。
むしろピンチを切り抜け逆にチャンスに変えてしまうような投球が出来れば、雰囲気も良くなり試合の流れを引き寄せる確率が高くなります。
勝てるピッチャーは感情のコントロールがとてもうまいですね。
勝負所を見極める力に長けている
【野球には両チームにそれぞれ3回チャンスがある】と言われています。
接戦であればあるほど、一度のチャンスを物にできるかどうかで勝敗が決まってしまいますよね。
勝てるピッチャーはこの勝負所を見極め、今日イチのボールを投げ、ピンチを切り抜ける能力に長けています。
この勝負勘は修羅場を経験すればするほど鍛えられるので、緊迫する場面での登板を積み重ねていきましょう!
調子が悪くても工夫出来る適応力
ピッチャーをやっていると調子のいい日の方が少ないのが現実です。
「じゃあ調子の悪い日は全部打ち込まれて負けてしまうの?」
って感じですが、勝てるピッチャーほど調子の悪い時でも、打者を抑える引き出しをたくさん持っています。
例えば、
- 球種が多くその日使えるボールを投げながら選ぶ
- プレートさばきなど打者との駆け引きでタイミングをズラす
- 球威が出ない日はコントロール重視で打たせて取れる
などなど様々な方法があります。
いつもの調子が出なくても、最小失点で抑える事が出来ると格段に勝てる確率は上がります。
これを試合の中で工夫しながら適応出来るピッチャーが勝てるんです。
勝てるピッチャーになるための方法
自信が持てるまで技術練習する
やはり勝てるピッチャーは、自分のピッチングや技術に自信を持っています。
- キレのあるストレート
- キレキレのスライダー
- 空振りの取れるフォーク
- 的を絞らせないチェンジアップ
- 内野ゴロを打たせるカットボール
- 打者の狙い球を読む洞察力
などなど、打者を抑え込むための技術(強み)が必ずあります。
全てが揃わなくても、これだけは絶対に負けないという物を1つ磨きましょう。
そこで、考えるピッチング練習が重要です。
ピッチング練習でとりあえず投げる50球にあまり意味はありません。
常に試合を想定して、カウントも付けて相手打者をイメージして投げます。
すると自然に配球の事も考えるようになってくるので一石二鳥です(^^)
準備に最大限の時間をかける
試合日が決まったら逆算して、試合までに最大限の準備をしましょう。
試合に調子のピークを持っていくためにはどうすればいいか?
- 最低でも2週間から実践する項目です。
- 夜ふかし厳禁⇨睡眠を最優先
- 栄養バランスの整った食事
- 試合当日の朝は消化がいい炭水化物
- 前日に試合のイメージトレーニングを具体的に
- 負荷のかかるハードトレーニングは3日前まで
試合当日だけ頑張っても、なかなか思うような結果は得られない場合がほとんどです。
草野球など普段の生活が忙しくなかなか野球の準備に時間をかけられない人も多いと思いますが、ここをサボっていては試合で高いパフォーマンスは発揮できません。
それだけ野球は難しいし、相手のレベルが上がるほど準備をしていないと簡単に負けてしまうでしょう。
野球の技術練習以外の日常生活にも目を向けてみてください(^^)
完璧主義を捨てる
完璧主義は間違いなくピッチャーを苦しめます。
ピッチングに完璧を求めるのはあまりにハードルが高く、挫折してしまう典型的な失敗例になります。
ピッチャーの役目は0点に抑えることであって、フォアボールも出すしヒットも打たれていいんです。それが普通で当たり前です。
- 「フォアボール出してしまった…」
- 「打たれてしまった…もうダメだ…」
試合中にこんな事ばかり考えても何もいいことがないのは明らかです。
フォアボールやヒットを打たれる前提で、次どうするか?どうやって0点に抑えるかをすぐに考える癖をつけておきましょう。
それだけで勝てるピッチャーにグンと近づきます!
まとめ
勝てるピッチャーに向いている性格は確かにあります。
しかし向いてないなと感じても練習を積み重ねて圧倒的な技術を身に付ければ、どんなピッチャーでも勝てるようになります。
正しい努力は絶対に裏切りません。
勝てるピッチャー目指して頑張りましょう(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!