雨でのピッチングって投げにくいし苦手なんだよなぁ…
いつも通り投げるにはどうすればいいの?
このような疑問を解決します。
雨でも事前にしっかりと準備できていれば苦手に感じる必要はありません。
この記事では雨の登板で覚えておくべきマウンドさばきを3つ紹介します。
✔️この記事でわかること
- 雨での登板が苦手に感じてしまう原因
- 覚えておくべき雨のマウンドさばき3選
- 雨の日に役立つアイテム
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
軟式社会人野球ではエースとして全国大会出場経験あり
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【野球・投手】投げにくい雨の登板で覚えておくべきマウンド上の対処法
雨での登板が苦手に感じてしまう原因
ボールがすべる
「ボールがすべる」は雨でのピッチングで最もやっかいと感じる人多いと思います。
ピッチャーの指先の感覚ってめちゃくちゃ繊細で、普段から感覚を研ぎ澄ませて投げているところに雨に濡れてしまうと「指先の感覚」が失われてしまいます。
「あっ、すべるかも!」と思うといつもと違う箇所に力が入ってしまい、肩や肘に変な負荷がかかってしまいます。
それによってバンランスを崩してコントロールが定まらなくなってしまう場合が多いですね。
マウンドの足場が悪い
雨がある程度降ってしまうと、足場がゆるくなって踏み込みが甘くなったり、思い切って踏み出せなくなってしまいます。
さらに軸足(プレート側)も足場が悪くなると、体重移動に必要なタメが作れなくなったりするので球威やキレにも影響が出てしまいます。
足場がユルユルの時ってかなりのストレスを感じますよね〜。
視界が悪い
投球中はキャッチャーのミットを目掛けて投げていると思いますが、雨によって視界が悪くしっかりと目標(ミット)を見て投げにくくなります。
帽子があるとはいえ、帽子のつばからポタポタ落ちてくる水滴も気になるし、風がある日は目に入ってきたりしますからね、、
やはり目標が定まらないとコントロールがバラつく原因になりますから、苦手に感じてしまうのも当然でしょう。
本当に雨はピッチャーにとってやっかいな環境を作ってくれますね。
覚えておくべき雨のマウンドさばき3選
プレートを端から端まで使う
先ほど足場がゆるくなると「踏み出しにくい」という話をしましたが、その対処法としてプレートを端から端まで使って少しでもゆるくない場所を探して投げてみてください。
いきなり慣れ親しんだ場所以外のとこから投げられないよ…
という人は、普段から雨に備えて練習しましょう。
多くのピッチャーはいつもの場所って決まっています。三塁側、真ん中、一塁側なのかは人それぞれありますよね。
雨でいつもの場所がゆるくなりすぎている場合は臨機応変にプレート位置を変えられる技術を普段から練習して身につけておくと雨で足場が悪くなっても慌てず冷静に対処できます。
スパイクの土はこまめに落とす
水を吸った土ってスパイクの歯の間にごびりついて離れなくなりますよね?
重くなるだけならまだしも、スパイク本来の役割でもあるブレーキをかける効果が失われてしまうのが問題です。
スパイク効果が失われると、踏み出した足にブレーキがかからずにすべってしまいます。
一度すべってしまうと恐怖心やケガの原因につながるので、早め早めにスパイクの土をこまめに落とすよう意識しましょう。
ボールは遠慮せず交換する
ボールは遠慮せずどんどん交換してください。
結構審判さんとかに遠慮して自分で拭いてそのまま投げようとする投手が多いように感じますが、濡れた手やユニフォームで拭いても意味がありません。
そのためにちゃんとボールボーイがいますから、登板している時は遠慮せずにピッチングに100%集中して投げる意識を持つことが大切です。
雨の日に役立つアイテム
グローブカバー
雨の日にプレーしてるとグローブが水を吸って重くなってしまいますよね。
グローブが重くなってしまうとピッチングにいい影響はありませんので予防しましょう。
ベンチに戻ってからも濡らさないようにグローブカバーは重宝します。
ベンチ用テント
河川敷などでプレーする場合、ベンチに屋根がなくて困りますよね。
これひとつあれば、チーム全員分の道具くらいは余裕で雨をしのげるのでオススメです(^^)
まとめ
雨の日でのピッチングは、事前に準備できているかで大きく結果が変わってきます。
心の余裕が全く違ってきますからね(^^)
マウンドさばきがピッチャーのレベルを底上げするので、雨に備えて練習を重ねておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!