ジャイアンツU-15ジュニアユースってなに?
誰でも目指せるのかな?入るにはどうすれば?
このような疑問にお答えします。
2023年の6月6日に発表されたばかりのジャイアンツU-15ジュニアユースチームの設立。
これを受けてまた一つ中学生の目標が新たに加わりました。
そこで今回は、発表されたばかりのジャイアンツU-15ジュニアユースについて分かりやすくまとめました。
✔️この記事でわかること
- ジャイアンツU-15ジュニアユースとは
- 活動内容と活動場所
- 応募対象者
- かかる費用
ひとつずつ解説していきます。
✅この記事を書いてる人
ニックネーム:けんにぃ
野球歴30年の野球特化ブロガー
【野球】中学からプロチーム?ジャイアンツU-15ジュニアユースとは?
ジャイアンツU-15ジュニアユースとは
ジャイアンツU-15ジュニアユースとは、読売巨人軍が来年2024年に球団創設90周年を迎えることに合わせ、90周年記念事業の一つとして、2024年春から活動を開始する中学生硬式野球チームです。
プロ野球球団がついに中学生のチームを運営することになりました!
これは球界初の試みであり、対象者には大きなチャンスになりますね!
ジャイアンツの狙いは以下です。
要するに将来有望な選手をいち早く発掘し、球団として育成に関わることで将来的にジャイアンツの一員として迎えたいという狙いがあるでしょう。
と同時に日本の野球界にとっても、早くからプロ球団の育成下で野球をする環境があると日本の野球界全体のレベル向上にも繋がります。
すでに小学5・6年生を対象としたNPBジュニアトーナメントで、ジャイアンツジュニアチームを運営していますからノウハウは十分でしょうね。
現時点での決定事項は以下の通りです。
活動内容と活動場所
所属リーグ
所属リーグ:公益財団法人 日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)
チーム名:ジャイアンツ U15 ジュニアユース(連盟登録名:多摩川ボーイズ)
チームが所属するのは日本少年野球連盟のボーイズリーグになります。
使用するボールは硬式ボールで、いわゆる中学硬式野球チームですね。
中学の部活動である野球部ではなく、主に週末にチームの練習や試合になるスタイルです。
活動内容
一般的に中学硬式チームは、土日祝のみの活動が多い中ジャイアンツユースは平日も2〜3日活動できるのはスキル上達の意味でも非常に大きいでしょう。
僕の経験上、土日祝しか活動しない硬式チームに所属する選手は、平日は中学の他の部活動(陸上部や水泳部)に所属して、体力アップなどのトレーニングも兼ねてやっている選手が多かったです。
ジャイアンツユースでは、1週間の全てをほぼ野球に費やせる環境が整っているのはいいですね!
活動場所
主な活動拠点は神奈川県川崎市多摩区のジャイアンツ球場(神奈川県川崎市多摩区菅仙谷4-1-1)や周辺グラウンドとなります。
ジャイアンツ球場へは、京王相模原線の京王よみうりランド駅から徒歩15分ほどの場所にあります。
週に4〜5日通える範囲に在住する方でないとなかなか厳しいかもしれません。
またジャイアンツ球場の施設も利用可能な範囲で利用する予定のようで、練習試合や大会参加に伴う遠征や合宿なども積極的に行う予定になっています。
応募対象者
記念すべき一期生は、2024年(令和6年)4月に中学へ入学する新中学1年生のみ(2011年4月2日~2012年4月1日生まれの子)となります。
1学年におよそ15人程度の選考枠を予定しています。選考はセレクションによって合否が決定しますので早いうちからレベルの高い練習を積み上げておく必要がありそうですね。
今現在中1の学生に応募資格はありません。
よって今現在小学生ならチャンスがあるということですね!
また翌年以降も新年度の新中学1年生を対象に募集する予定となっているようです。
選考時期
まだチーム設立が発表されたばかりで、具体的な選考時期については明確ではありません。
9月上旬にスケジュールが発表されて、実際に活動が開始されるのは2024年の2月からの予定になっていますね。
かかる費用
主な費用としては以下の通り予定されています。
- 入団費
- 年会費
- 月会費
これらの費用はどのボーイズリーグでもかかる必要な費用です。
さらに遠征や合宿費、ユニホーム、ヘルメットなどの個人用具などの費用がかかってくるので、お金だけを見れば中学の野球部とは比べ物になりませんね。
入団費や年会費は不明ですが、月会費や道具関係を比較してみます。
ボーイズと軟式野球部の比較 | ボーイズリーグ | 軟式野球部 |
部費(月額)目安 | 20,000円 | 3,000円 |
遠征費(1回) | 2〜30,000円 | 数千円(近隣中学程度) |
グローブ | 3〜50,000円 | 1〜20,000円 |
バット | 30,000円前後 | 15,000円前後 |
練習場所までの送迎 | 車が必要な場合が多い | 毎日の登校と同じ |
ユニフォーム関係はほとんど同じだと思いますが、ジャイアンツのロゴが入ったユニフォームでしょうから、学校で注文する物よりは高いことが予想されますね。
これだけ費用に差があるわけなので、ご家庭によっては構えてしまう場合もあるかもしれません。
まとめ
ジャイアンツの試みは日本の中学野球に大きな変革をもたらすかもしれません。
プロ野球球団に所属する指導者に教えてもらいながら、プロ野球選手を育成するユースチームですからハイレベルであることは間違いありません。
高校へのパイプやその後の進路などメリットもたくさんありそうですね。
気になる方はぜひ応募してみてください。
また以下の記事では、現代野球では欠かせない「体づくり」についてまとめています。
ぜひ併せて読んでみてください。
》【中学野球】身長と体重の平均値は?体づくりで体格を大きくする方法
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!